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公開番号
2025033922
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139964
出願日
2023-08-30
発明の名称
ロボット制御システム、ロボットコントローラ、及びロボット制御方法
出願人
株式会社安川電機
代理人
弁理士法人はるか国際特許事務所
主分類
B25J
13/00 20060101AFI20250306BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】ロボット及びカッターの少なくとも一方に対する内容物の付着を抑制する。
【解決手段】ロボット制御システム(1)の1以上のロボット(20A,20B)は、内容物を含む資材(M)に対して作業を行う。切れ目制御部(101)は、カッター(40)で資材(M)に切れ目を入れるように、ロボット(20A,20B)に、カッター(40)及び資材(M)の少なくとも一方を移動させる。回転制御部(103)は、切れ目が下を向くように、ロボット(20A,20B)に資材(M)を回転させる。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物を含む資材に対して作業を行う1以上のロボットと、
カッターで前記資材に切れ目を入れるように、前記ロボットに、前記カッター及び前記資材の少なくとも一方を移動させる切れ目制御部と、
前記切れ目が下を向くように、前記ロボットに前記資材を回転させる回転制御部と、
を有するロボット制御システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
第1ロボットと、
第2ロボットと、
前記切れ目が下を向くように、前記第1ロボットに前記資材を回転させる第1回転制御部と、
前記第1ロボットと協働して前記切れ目が下を向くように、前記第2ロボットに前記資材を回転させる第2回転制御部と、
を有する請求項1に記載のロボット制御システム。
【請求項3】
前記カッターで前記資材に複数の前記切れ目を入れるように、前記ロボットに、前記カッター及び前記資材の少なくとも一方を移動させる複数切れ目制御部を有する、
請求項1又は2に記載のロボット制御システム。
【請求項4】
前記カッターで前記資材に面状の開口部を形成可能な前記切れ目を入れるように、前記ロボットに、前記カッター及び前記資材の少なくとも一方を移動させる開口部切れ目制御部を有する、
請求項1又は2に記載のロボット制御システム。
【請求項5】
前記資材に入れる前記切れ目によって描かれる図形が開いた図形となるように、前記ロボットに、前記カッター及び前記資材の少なくとも一方を移動させる図形切れ目制御部を有する、
請求項4に記載のロボット制御システム。
【請求項6】
前記資材が回転する場合に、又は、前記資材が回転した後に、前記資材が変形するように、前記資材を支持する前記ロボットを制御する変形制御部を有する、
請求項1又は2に記載のロボット制御システム。
【請求項7】
前記資材が回転する場合に、又は、前記資材が回転した後に、前記資材が折り曲がるように、前記資材を支持する前記ロボットを制御する折り曲げ制御部を有する、
請求項6に記載のロボット制御システム。
【請求項8】
前記回転制御部による回転の方向とは異なる他の方向に前記資材が傾くように、前記資材を支持する前記ロボットを制御する傾き制御部を有する、
請求項1又は2に記載のロボット制御システム。
【請求項9】
前記開口部の形成によって生成されたフラップが上方向にめくれるように、前記ロボットに前記資材を回転させる方向回転制御部を有する、
請求項5に記載のロボット制御システム。
【請求項10】
前記資材の重量に関する重量情報を取得する重量情報取得部と、
前記重量情報に基づいて、前記ロボットに前記資材を回転させる重量回転制御部と、
を有する請求項1又は2に記載のロボット制御システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ロボット制御システム、ロボットコントローラ、及びロボット制御方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、ロボットアームとの結合部を有する開袋ハンド本体と、本体の中央部に保持されている上下動可能な吸着部と、2つの保持部を含む保持部と、当該2つの保持部を駆動させる保持部駆動部と、を含むロボット用開袋ハンドが記載されている。特許文献1のロボット用開袋ハンドは、カッターにより袋の下面の中央部を切開し、保持部を回転させることによって、内容物を排出させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-081870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的の1つは、例えば、ロボット及びカッターの少なくとも一方に対する内容物の付着を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一側面に係るロボット制御システムは、内容物を含む資材に対して作業を行う1以上のロボットと、カッターで前記資材に切れ目を入れるように、前記ロボットに、前記カッター及び前記資材の少なくとも一方を移動させる切れ目制御部と、前記切れ目が下を向くように、前記ロボットに前記資材を回転させる回転制御部と、を有する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、例えば、ロボット及びカッターの少なくとも一方に対する内容物の付着を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
ロボット制御システムのハードウェア構成の一例を示す図である。
ロボットコントローラ、第1ロボット、及び第2ロボットが配置された空間の一例を示す図である。
作業台、第1支持部、第2支持部、及び資材の各々の位置関係の一例を示す図である。
カメラの撮影位置及び撮影方向の一例を示す図である。
資材に切れ目が入れられる様子の一例を示す図である。
第1ロボットの連結部材と、第1支持部の連結部材と、が連結し、かつ、第2ロボットの連結部材と、第2支持部の連結部材と、が連結した様子の一例を示す図である。
容器の上方に資材が移動した様子の一例を示す図である。
資材の内容物が容器に落ちる様子の一例を示す図である。
ロボット制御システムで実現される機能の一例を示す図である。
第1ロボットがカッターを移動させる移動経路の一例を示す図である。
第1ロボット及び第2ロボットが資材を支持するための移動経路の一例を示す図である。
ロボット制御システムで実行される処理の一例を示す図である。
S2~S4の処理の詳細の一例を示す図である。
変形例のロボット制御システムで実現される機能の一例を示す図である。
変形例1で資材が変形する様子の一例を示す図である。
変形例2で資材が傾く様子の一例を示す図である。
変形例5で資材が移動する様子の一例を示す図である。
変形例6で資材が移動する様子の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[1.ロボット制御システムのハードウェア構成]
本開示に係るロボット制御システム、ロボットコントローラ、及びロボット制御方法の実施形態の一例を説明する。図1は、ロボット制御システムのハードウェア構成の一例を示す図である。例えば、ロボット制御システム1は、ロボットコントローラ10、第1ロボット20A、及び第2ロボット20Bを含む。以降、第1ロボット20A及び第2ロボット20Bを区別しない時は、単にロボット20という。
【0009】
ロボットコントローラ10は、1以上のロボット20を制御する装置である。ロボットコントローラ10は、電力線、信号線、又は通信線等のケーブルによって、1以上のロボット20と接続される。本実施形態では、ロボットコントローラ10は、第1ロボット20A及び第2ロボット20Bを制御する。ロボットコントローラ10は、任意の台数のロボット20を制御可能である。ロボットコントローラ10は、1台のロボット20だけを制御してもよいし、3台以上のロボット20を制御してもよい。
【0010】
例えば、ロボットコントローラ10は、CPU11、記憶部12、及び通信部13を含む。CPU11は、1以上のプロセッサを含む。記憶部12は、揮発性メモリと、不揮発性メモリと、の少なくとも一方を含む。通信部13は、有線通信用の通信インタフェースと、無線通信用の通信インタフェースと、の少なくとも一方を含む。ロボットコントローラ10は、ロボット20に含まれる1以上のモータに電力を供給するための電力供給部等の他のハードウェアも含む。
(【0011】以降は省略されています)
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