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公開番号
2025032464
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023137736
出願日
2023-08-28
発明の名称
エネルギーマネージメントシステム
出願人
株式会社フィールドロジック
代理人
個人
主分類
H02J
3/32 20060101AFI20250305BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】蓄電池の充放電の制御を容易に行うようにするためのエネルギーマネージメントシステムを提供する。
【解決手段】構内システムにおける消費電力を検出する検出手段と、消費電力の履歴を記憶しておく記憶手段と、検出手段によって検出された消費電力が第1の値を超えた場合に、蓄電システムに対して、放電を行うように指令する放電指令信号送出手段と、検出手段によって検出された消費電力が第2の値を下回った場合に、蓄電システムに対して、充電を行うように指令する充電指令信号送出手段とを備え、蓄電システムの充電及び/又は放電を制御するためのエネルギーマネージメントシステムであって、第1及び第2の値を設定するときに、第1及び第2の値に対応する放電ライン及び充電ラインを表示すると共に、記憶手段に記憶されている消費電力又は消費電力量の履歴を表示し、表示されている放電ライン及び充電ラインをユーザに決定させる。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
負荷及び蓄電システムを少なくとも有する構内システムにおける消費電力又は所定期間の消費電力量を検出する検出手段と、前記消費電力又は前記消費電力量の履歴を記憶しておく記憶手段とを備え、前記蓄電システムの充電及び/又は放電を制御するためのエネルギーマネージメントシステムであって、
前記検出手段によって検出された前記消費電力又は前記消費電力量が第1の値を超えた場合に、前記蓄電システムに対して、放電を行うように指令する放電指令信号送出手段と、前記検出手段によって検出された前記消費電力又は前記消費電力量が第2の値を下回った場合に、前記蓄電システムに対して、充電を行うように指令する充電指令信号送出手段との内、少なくともいずれか一方の手段をさらに備え、
前記第1及び/又は前記第2の値を設定するときに、前記第1及び/又は前記第2の値に対応する放電ライン及び/又は充電ラインを表示すると共に、前記記憶手段に記憶されている前記消費電力又は前記消費電力量の履歴を表示し、
表示されている前記放電ライン及び/又は前記充電ラインをユーザに決定させることで前記第1及び/又は前記第2の値を決定し、
決定した前記第1及び/又は前記第2の値に基づいて、前記放電指令信号送出手段及び/又は前記充電指令信号送出手段による前記蓄電システムの充電及び/又は放電の制御を開始することを特徴とする、エネルギーマネージメントシステム。
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【請求項2】
前記ユーザが入力した前記放電ライン及び/又は前記充電ラインを用いた場合の前記蓄電システムの充電残量の変化又は変化の傾向を描写する充電残量描写手段を備えることを特徴とする、請求項1に記載のエネルギーマネージメントシステム。
【請求項3】
前記ユーザが入力した前記放電ライン及び/又は前記充電ラインを用いた場合の受電電力又は受電電力量の変化又は変化の傾向を描写する受電描写手段を備えることを特徴とする、請求項1に記載のエネルギーマネージメントシステム。
【請求項4】
前記ユーザが入力した前記放電ライン及び/又は前記充電ラインを用いた場合の消費電力又は消費電力量の変化又は変化の傾向を描写する消費描写手段を備えることを特徴とする、請求項1に記載のエネルギーマネージメントシステム。
【請求項5】
前記ユーザが入力した前記放電ライン及び/又は充電ラインを用いると、前記消費電力又は消費電力量が前記第1の値を超えると判断される場合、前記放電ラインを上げさせるように前記ユーザに指示する表示を行うことを特徴とする、請求項4に記載のエネルギーマネージメントシステム。
【請求項6】
前記ユーザが入力した前記放電ライン及び/又は充電ラインを用いると、前記消費電力又は消費電力量が前記第1の値を超えると判断される場合、前記充電ラインを上げさせるように前記ユーザに指示する表示を行うことを特徴とする、請求項4に記載のエネルギーマネージメントシステム。
【請求項7】
前記ユーザが入力した前記放電ライン及び/又は充電ラインを用いると、前記充電残量が所定の下限値に達すると判断される場合、前記放電ラインを上げさせるように前記ユーザに指示する表示を行うことを特徴とする、請求項2に記載のエネルギーマネージメントシステム。
【請求項8】
前記ユーザが入力した前記放電ライン及び/又は充電ラインを用いると、前記充電残量が所定の下限値に達すると判断される場合、前記充電ラインを上げさせるように前記ユーザに指示する表示を行うことを特徴とする、請求項2に記載のエネルギーマネージメントシステム。
【請求項9】
前記ユーザが入力した前記放電ライン及び/又は充電ラインを用いると、前記充電残量が所定の値以上になると判断される場合、前記放電ラインを下げさせるように前記ユーザに指示する表示を行うことを特徴とする、請求項2に記載のエネルギーマネージメントシステム。
【請求項10】
前記ユーザが入力した前記放電ライン及び/又は充電ラインを用いると、前記充電残量が所定の値以上になると判断される場合、前記充電ラインを下げさせるように前記ユーザに指示する表示を行うことを特徴とする、請求項2に記載のエネルギーマネージメントシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電池に放電及び充電の指令を与えるためのエネルギーマネージメントシステムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
年々、電力消費が増え続けているところに加えて、エネルギー資源価格が高騰の一途を辿っている。そのため、各電力受給者においては、電力料金コストが、大きな負担となっている。
【0003】
ここで、デマンド料金制を採用している場合の電気料金の計算方法について説明する。
電力受給者の設備に、最大需要電力計(デマンド計)が設置される。デマンド計は、所定の期間(たとえば、30分間)の消費電力(kW)を計測し、所定の期間の平均使用電力(kW)を算出する。一般に、デマンド値と言った場合、瞬時電力値(kW)のことをいうが、電気料金の計算においては、デマンド値と言った場合、所定の期間の平均使用電力(kW)のことをいう場合があるので、本明細書では、両者を区別して表現する。
【0004】
すなわち、本明細書では、両者を区別するために、デマンド値(kW)と言った場合は、瞬時電力値(kW)を意味し、所定期間デマンド値(kW)と言った場合は、所定の期間の平均使用電力(kW)を意味して、用語を使い分けることとする。
【0005】
デマンド計は、計量期間(たとえば、1ヶ月間)の中での最大の所定期間デマンド値(kW)を記憶する。本明細書では、この計量期間内での最大の所定期間デマンド値(kW)を、最大デマンド値(kW)ということにする。
【0006】
デマンド料金制を採用している場合、電力受給者の電気料金は、基本料金と従量料金との和によって計算される。
【0007】
基本料金は、たとえば、過去12ヶ月の毎月の最大デマンド値の中で、最も大きい最大デマンド値に基づいて計算される。したがって、過去12ヶ月の中で、一度でも最大デマンド値が大きくなってしまうと、その最大デマンド値に基づいて、基本料金が適用されてしまう。この最も大きい最大デマンド値を、本明細書では、契約デマンド値(kW)ということにする。
【0008】
なお、本明細書においては、デマンド値(kW)、所定期間デマンド値(kW)、最大デマンド値(kW)、及び契約デマンド値(kW)を総称して「デマンド」と表現し、デマンド値(kW)、所定期間デマンド値(kW)、最大デマンド値(kW)、及び契約デマンド値(kW)が小さい場合を総称して「デマンドが小さい」と表現し、デマンド値(kW)、所定期間デマンド値(kW)、最大デマンド値(kW)、及び契約デマンド値(kW)を下げることを総称して「デマンドを下げる」などと表現することがある。
【0009】
もちろん、電気料金の計算方法は、電力提供者によって区々であるが、デマンド料金制を採用している場合には、最大デマンド値の中で最も大きい最大デマンド値(=契約デマンド値)を決めている。ほとんどの場合、電力提供者は、契約デマンド値が大きければ大きいほど、基本料金ないしは従量料金を高くしている。
【0010】
したがって、契約デマンド値が低くなるようにすれば、電気料金を下げることができる。契約デマンド値を低くするためには、毎月の最大デマンド値を低くする必要があり、毎月の最大デマンド値を低くするためには、所定期間デマンド値やデマンド値を低くする必要がある。
(【0011】以降は省略されています)
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