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公開番号2025028930
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-05
出願番号2024203831,2023121737
出願日2024-11-22,2019-04-25
発明の名称ユーザ装置、基地局および通信システム
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04W 64/00 20090101AFI20250226BHJP(電気通信技術)
要約【課題】端末位置の算出が可能なユーザ装置を得ること。
【解決手段】ユーザ装置である端末装置20は、ポジショニング参照信号(PRS)に関する上位レイヤパラメータを受信する通信部と、上位レイヤパラメータに基づいて受信したポジショニング参照信号によって測位を行う制御部と、を備え、上位レイヤパラメータは、複数のリソースパラメータを有するリソースセットパラメータを含む階層化された情報である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ポジショニング参照信号に関する上位レイヤパラメータを受信する通信部と、
前記上位レイヤパラメータに基づいて受信した前記ポジショニング参照信号によって測位を行う制御部と、
を備え、
前記上位レイヤパラメータは、複数のリソースパラメータを有するリソースセットパラメータを含む階層化された情報である
ユーザ装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
隣り合う直交周波数分割多重シンボルにおいて、2リソースエレメント以上離れて前記ポジショニング参照信号が配置される
請求項1に記載のユーザ装置。
【請求項3】
時間領域においてnシンボル離れたときに周波数領域においてnリソースエレメント離れるように前記ポジショニング参照信号が配置される
請求項1に記載のユーザ装置。
【請求項4】
前記通信部は、前記ポジショニング参照信号の密度に関する情報を含む前記上位レイヤパラメータを受信する
請求項1に記載のユーザ装置。
【請求項5】
前記ポジショニング参照信号はアクティブ帯域幅部分に配置され、
前記制御部は、メジャメントギャップにおいて前記ポジショニング参照信号のメジャメントを実行する
請求項1に記載のユーザ装置。
【請求項6】
前記通信部は、共通のサイクリックプレフィックス長及び共通のサブキャリア間隔を用いて複数の送受信点から送信された前記ポジショニング参照信号を受信する
請求項1に記載のユーザ装置。
【請求項7】
前記通信部は、下りリンク用に設定されたシンボルのみを用いて送信された前記ポジショニング参照信号を受信する
請求項1に記載のユーザ装置。
【請求項8】
前記上位レイヤパラメータにおいて、前記リソースセットパラメータ単位でミューティングが設定される
請求項1に記載のユーザ装置。
【請求項9】
ユーザ装置における測位に用いられるポジショニング参照信号に関する上位レイヤパラメータを構成する制御部と、
前記上位レイヤパラメータを前記ユーザ装置に送信する通信部と、を備え、
前記上位レイヤパラメータは、複数のリソースパラメータを有するリソースセットパラメータを含む階層化された情報である
基地局。
【請求項10】
ユーザ装置と基地局とを備える通信システムであって、
前記基地局は、ポジショニング参照信号に関する上位レイヤパラメータを前記ユーザ装置に送信し、
前記ユーザ装置は、前記上位レイヤパラメータに基づいて受信した前記ポジショニング参照信号によって測位を行い、
前記上位レイヤパラメータは、複数のリソースパラメータを有するリソースセットパラメータを含む階層化された情報である
通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置の位置を求める基地局、端末装置、測位方法、および無線通信システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
無線通信システムでは、送信装置からの送信信号が建物などに反射して起こるマルチパスフェージングおよび受信装置が移動することで起こるドップラ変動によって、伝送路の周波数選択性および時間変動が発生する。マルチパスフェージングが発生するマルチパス環境において、受信装置が受信する信号は、送信装置から直接届くシンボルと、建物などで反射して遅れて届くシンボルとが干渉した信号となる。
【0003】
周波数選択性のある伝送路でより良い受信特性を得るため、無線通信システムでは、MC(Multiple Carrier)ブロック伝送方式である直交周波数分割多重(以下、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)とする)伝送方式を用いる場合がある。3GPP(Third Generation Partnership Project)においては、下りリンクにおいてOFDM、上りリンクにおいてOFDMとDFT-s-OFDM(Discrete Fourier Transform-Spread-OFDM)とが通信に用いられる。
【0004】
3GPPのRelease.15において第5世代移動通信システム向けにNR(New Radio)が検討され規格化された(非特許文献1-3参照)。NRでは、多素子アンテナを用い、ユーザに向けてビームフォーミングを行うことで通信容量を増やすことが目的とされている。
【0005】
なお、LTE(Long Term Evolution)において、測位向けに物理レイヤおよび上位レイヤの技術が規格化されている。例えば、Cell_ID(IDentification)、ECID(Enhanced Cell ID)、OTDOA(Observed Time Difference Of Arrival)方式、およびUTDOA(Uplink Time Difference Of Arrival)方式が規格にて想定されている。非特許文献4は、複数の基地局のそれぞれから端末装置に向けてPRS(Positioning Reference Signal)が送信され、端末装置は、PRSの受信時間の差を求めて位置推定を行うOTDOA方式を用いた測位方法を開示する。
【0006】
また、ECID方式においては上りリンクおよび下りリンクの送信から受信までに必要な時間および到来角度の推定を行い、端末装置の位置を把握する。下りリンクにおいてはCRS(Cell Reference Signal)が用いられ、上りリンクにおいてはSRS(Sounding Reference Signal)が用いられる。また、OTDOA方式の測位で用いられるPRSを送信する送信装置を備える基地局は、LTEのみで用いられるCRS(Cell-specific Reference Signal)を避けるようにPRSを時間領域上および周波数領域上に配置する。CRSとは、LTEにて定義される下りリンクの受信品質の測定などに用いられるセル固有の参照信号である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
3GPP,“Physical layer procedures for data (Release 15)”, TS 38.214, v 15.2.0, 2018/6.
3GPP,“Physical channels and modulation (Release 15)”, TS 38.211, v 15.2.0, 2018/6.
3GPP,“Physical layer procedures for control (Release 15)”, TS 38.213, v 15.2.0, 2018/6.
S. Fischer, “Observed Time Difference Of Arrival (OTDOA) positioning in 3GPP LTE”, Qualcomm White Paper
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、LTEで用いられるCell_ID、ECID、OTDOA方式、およびUTDOA方式は、LTEを前提としているため、そのままでは、幅広い周波数帯に適用される第5世代移動通信システムをはじめとした、LTE以外のシステムで用いることができない場合がある。このため、LTE以外のシステムであっても、端末位置の算出が可能であることが望まれる。
【0009】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、端末位置の算出が可能なユーザ装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるユーザ装置は、ポジショニング参照信号に関する上位レイヤパラメータを受信する通信部と、上位レイヤパラメータに基づいて受信したポジショニング参照信号によって測位を行う制御部と、を備え、上位レイヤパラメータは、複数のリソースパラメータを有するリソースセットパラメータを含む階層化された情報である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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