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公開番号
2025028370
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2024226242,2020213669
出願日
2024-12-23,2020-12-23
発明の名称
オゾン含有窒素ガスおよびオゾン含有窒素ガスの製造方法
出願人
エア・ウォーター・メカトロニクス株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
C01B
13/11 20060101AFI20250220BHJP(無機化学)
要約
【課題】不活性ガスを添加することなしに十分なオゾンを含み、酸素含有量が少ないオゾン含有窒素ガスを得ること。
【解決手段】5体積%以下の酸素ガスと、窒素ガスと、0.1ppm以上のオゾンガスとを含む、オゾン含有窒素ガスが提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
0体積%超え5体積%以下の酸素ガスと、窒素ガスと、0.1ppm以上500ppm以下のオゾンガスとを含む、オゾン含有窒素ガス。
続きを表示(約 70 文字)
【請求項2】
前記オゾン含有窒素ガス中の窒素酸化物の濃度は、0.04ppm以下である、請求項1に記載のオゾン含有窒素ガス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、オゾン含有窒素ガスおよびオゾン含有窒素ガスの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
オゾン(O
3
)は、強い酸化力を有し、対象物の脱色、消臭、酸化処理等に好適に用いられている。また、オゾンは、食品衛生法により食品添加物及び殺菌消毒剤としての使用が認められており、食品の安全な殺菌方法として従来から広く用いられている。
【0003】
たとえば、特開2000-106856号公報(特許文献1)および特開2000-93078号公報(特許文献2)は、食品にオゾンと窒素、炭酸ガス等の不活性ガスとを含む混合ガスを接触させて、食品を殺菌する方法を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-106856号公報
特開2000-93078号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1および特許文献2においては、発生するオゾンの原料は酸素または空気である。酸素を原料にして得られるオゾンの量は、原料酸素の量に対して6~7体積%程度のため、発生したオゾンには高濃度の酸素が混入している。酸素は食品の酸化を促進するため、外部から窒素、炭酸ガス等の不活性ガスを供給することで酸素を希釈して食品の酸化を抑制する必要があった。
【0006】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであり、不活性ガスを添加することなしに十分なオゾンを含み、酸素含有量が少ないオゾン含有窒素ガスを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係るオゾン含有窒素ガスは、5体積%以下の酸素ガスと、窒素ガスと、0.1ppm以上のオゾンガスとを含む。
【0008】
また、本開示に係るオゾン含有窒素ガスの製造方法は、5体積%以下の酸素ガスと、窒素ガスとを含む原料ガス中に、0.1ppm以上のオゾンガスを発生させる工程を含む。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、不活性ガスを添加することなしに十分なオゾンを含み、酸素含有量が少ないオゾン含有窒素ガスを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、オゾン含有窒素ガスを製造するための装置構成の一例を示す概略図である。
図2は、原料ガス中の酸素ガス濃度とオゾン含有窒素ガス中のオゾンガス濃度との関係を示すグラフである。
図3は、原料ガス中の酸素ガス濃度とオゾン含有窒素ガス中のオゾンガス濃度との関係を示すグラフである。
図4は、原料ガスの圧力とオゾン含有窒素ガス中のオゾンガス濃度との関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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