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公開番号2025027533
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023132331
出願日2023-08-15
発明の名称アンテナ装置及び車両
出願人株式会社ヨコオ,トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類H01Q 3/01 20060101AFI20250220BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】アンテナ装置の低仰角の利得を向上させる。
【解決手段】底面から立ち上がる壁が形成された凹部内にその一部が配置されるアンテナ装置であって、所定の周波数帯に対応するアンテナを備え、前記アンテナは、前記底面との成す角度が鈍角となる方向に傾斜している前記壁の上端から離れた位置に配置される、アンテナ装置である。
【選択図】図4A
特許請求の範囲【請求項1】
底面から立ち上がる壁が形成された凹部内にその一部が配置されるアンテナ装置であって、
所定の周波数帯に対応するアンテナを備え、
前記アンテナは、前記底面との成す角度が鈍角となる方向に傾斜している前記壁の上端から離れた位置に配置される、
アンテナ装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記アンテナが配置される前記壁の上端から離れた位置は、前記底面である、
請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項3】
前記アンテナは、前記壁の上端からの位置が前記壁の下端からの位置より離れた位置に配置される、
請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項4】
前記アンテナは、複数の前記壁により囲繞される位置に配置される、
請求項1~3のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
【請求項5】
前記アンテナは、上面視における前記壁の上端の形状が略四辺形状であり、前記略四辺形状における四辺の少なくとも一部から前記底面に向かって傾斜している壁により囲繞される位置に配置される、
請求項4に記載のアンテナ装置。
【請求項6】
前記四辺は、少なくとも対向する2辺を有し、
前記アンテナは、前記対向する2辺のうち一方の辺より他方の辺に近い側に位置する、
請求項5に記載のアンテナ装置。
【請求項7】
前記底面と、前記対向する2辺の各々から前記底面に向かって傾斜する壁との成す各々の角度は、異なる角度である、
請求項6に記載のアンテナ装置。
【請求項8】
底面から立ち上がる壁が形成された凹部内にその一部が配置されるアンテナ装置であって、
所定の周波数帯に対応するアンテナを有し、
前記アンテナは、上面視において円形状である前記凹部の壁からの距離が前記所定の周波数帯の4分の1波長の奇数倍となる位置に配置される、
アンテナ装置。
【請求項9】
底面と、前記底面から立ち上がるように形成された壁とを有し、前記底面に所定の周波数帯に対応するアンテナを配置可能とする凹部を備える車両であって、
前記壁は、前記底面との成す角度が鈍角となる方向に傾斜している、
車両。
【請求項10】
底面と、前記底面から立ち上がるように形成された壁とを有し、上面視において円形状である凹部を備える車両であって、
前記凹部は、所定の周波数帯に対応するアンテナを前記壁からの距離が前記所定の周波数帯の4分の1波長の奇数倍となる位置に配置可能とする、
車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナ装置及び車両に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両に搭載される様々なアンテナ装置が開発されている。例えば特許文献1に記載されているアンテナ装置は、車両のルーフの車室内側に形成された凹部の内部に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第7847744号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば特許文献1に記載されているように、アンテナ装置が車両のルーフの車室内側に形成された凹部の内部に配置される場合、凹部の内壁による電波の反射、遮断等の影響によってアンテナ装置の低仰角の利得が比較的低くなることがある。
【0005】
本発明の目的の一例は、アンテナ装置の低仰角の利得を向上させることにある。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、底面から立ち上がる壁が形成された凹部内にその一部が配置されるアンテナ装置であって、所定の周波数帯に対応するアンテナを備え、前記アンテナは、前記底面との成す角度が鈍角となる方向に傾斜している前記壁の上端から離れた位置に配置される、アンテナ装置である。
【0007】
本発明の一態様は、底面から立ち上がる壁が形成された凹部内にその一部が配置されるアンテナ装置であって、所定の周波数帯に対応するアンテナを有し、前記アンテナは、上面視において円形状である前記凹部の壁からの距離が前記所定の周波数帯の4分の1波長の奇数倍となる位置に配置される、アンテナ装置である。
【0008】
本発明の一態様は、底面と、前記底面から立ち上がるように形成された壁を有し、前記底面に所定の周波数帯に対応するアンテナを配置する凹部を備える車両であって、前記壁は、前記底面との成す角度が鈍角となる方向に傾斜している、車両である。
【0009】
本発明の一態様は、底面と、前記底面から立ち上がるように形成された壁を有し、上面視において円形状である凹部を備える車両であって、前記凹部は、所定の周波数帯に対応するアンテナを前記壁からの距離が前記所定の周波数帯の4分の1波長の奇数倍となる位置に配置可能とする、車両である。
【0010】
本発明の上記態様によれば、アンテナ装置の低仰角の利得を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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