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公開番号2025065397
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2025019453,2023022193
出願日2025-02-07,2019-02-07
発明の名称アンテナ装置
出願人株式会社ヨコオ
代理人個人
主分類H01Q 13/08 20060101AFI20250410BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 放射素子の中心から見て低仰角の方向の利得を向上させることができるパッチアンテナを構成・具備するアンテナ装置の技術を提供すること。
【解決手段】 パッチアンテナ(20)は、板状の放射素子(31)と、放射素子(31)の板面に垂直な方向から放射素子(31)を見た平面視において、放射素子(31)を挟んだ両側に放射素子(31)から間隔をあけた位置に設けられた一対の無給電素子(40-1,40-2)とを備える。また、一対の無給電素子(40-1,40-2)は、当該平面視において、各々の長手方向が放射素子(31)の中心と給電点とを結ぶ線分の方向に沿った方向であり、且つ、当該一対の無給電素子(40-1,40-2)で当該線分を挟む位置に設けると好適である。
【選択図】 図2

特許請求の範囲【請求項1】
面状の放射素子と、
前記放射素子の面に垂直な方向から前記放射素子を見た平面視において、前記放射素子から間隔をあけた位置に設けられた無給電素子と、
を備え、
前記無給電素子は、前記放射素子と同一面上に設けられた、
アンテナ装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記無給電素子は、前記平面視において、長手方向が前記放射素子の中心と給電点とを結ぶ線分の方向に沿った方向に設けられた、
請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項3】
前記無給電素子は、前記放射素子を挟んだ両側に一対設けられている、
請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
【請求項4】
前記一対の無給電素子は、第1の無給電素子と、長手方向の長さが前記第1の無給電素子よりも長い第2の無給電素子とを有する、
請求項3に記載のアンテナ装置。
【請求項5】
前記無給電素子から間隔をあけた位置に設けられた地板を備える、
請求項1~4の何れか一項に記載のアンテナ装置。
【請求項6】
前記放射素子と前記無給電素子の少なくとも一方と対向する位置に設けられた地板を備える、
請求項1~4の何れか一項に記載のアンテナ装置。
【請求項7】
面状の地板を備え、
前記放射素子の前記地板側の面を含む無限の平面、前記地板の前記放射素子側の面を含む無限の平面とは、交差しない、
請求項1~4の何れか一項に記載のアンテナ装置。
【請求項8】
地板を備え、
前記放射素子と前記地板との間の誘電率と、前記無給電素子と前記地板との間の誘電率とは異なる、
請求項1~4の何れか一項に記載のアンテナ装置。
【請求項9】
地板を備え、
前記平面視において、前記地板と、前記放射素子の少なくとも一部と前記無給電素子の少なくとも一部との少なくとも一方と、が重なっている、
請求項1~4の何れか一項に記載のアンテナ装置。
【請求項10】
前記無給電素子は、前記平面視において、前記放射素子の重心から離れた位置に設けられる、
請求項1~9の何れか一項に記載のアンテナ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナ装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
四角形や円形の小面積の放射素子を有する平面アンテナとしてパッチアンテナが知られている。パッチアンテナの用途は広く、特許文献1には、衛星波の円偏波信号と地上波の直線偏波信号とを受信可能で、しかも配設した高さを低く抑えることができるパッチアンテナが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-347838号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のパッチアンテナは、板状の放射素子と平行に板状の地板を配置した構成が一般的であり、放射素子の板面に対する法線方向(放射素子の中心から見た仰角90度方向)の指向性が強い。そのため、放射素子の中心から見て高仰角の方向の利得は比較的高いが、低仰角の方向では利得が低くなる場合があった。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、放射素子の中心から見て低仰角の方向の利得を向上させることができるパッチアンテナを構成・具備するアンテナ装置の技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様は、板状の放射素子と、前記放射素子の板面に垂直な方向から前記放射素子を見た平面視において、前記放射素子から間隔をあけた位置に設けられた無給電素子と、を備えたパッチアンテナである。
【0007】
第1の態様によれば、放射素子の板面に垂直な方向から放射素子を見た平面視において、放射素子から間隔をあけて無給電素子が設けられる。この無給電素子によって電波の放射特性を変化させることができるため、放射素子の中心から見て低仰角の方向の利得を向上させ得る技術が実現可能となる。
【0008】
本発明の第2の態様は、前記無給電素子は、前記平面視において、長手方向が前記放射素子の中心と給電点とを結ぶ線分の方向に沿った方向に設けられた、第1の態様に係るパッチアンテナである。
【0009】
また、本発明の第3の態様は、前記無給電素子は、長手方向の長さが、前記平面視における前記放射素子の最大長さの0.52倍以上である、第1又は第2の態様に係るパッチアンテナである。
【0010】
また、本発明の第4の態様は、前記無給電素子は、長手方向の長さが、前記平面視における前記放射素子の最大長さの0.89倍以下である、第1~第3の何れかの態様に係るパッチアンテナである。
(【0011】以降は省略されています)

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