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公開番号
2025026767
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-25
出願番号
2023131697
出願日
2023-08-11
発明の名称
異常音判定プログラム、異常音判定装置、異常音判定システムおよび異常音判定方法
出願人
ダイハツ工業株式会社
,
リオン株式会社
,
キャテック株式会社
代理人
個人
主分類
G01H
3/00 20060101AFI20250217BHJP(測定;試験)
要約
【課題】本発明の目的は、異常音の発生に関する判定を行う異常音判定プログラム、異常音判定装置、異常音判定システムおよび異常音判定方法を提供することである。
【解決手段】異常音判定プログラムは、内燃機関が連続的に発生する音に対応する特定ラウドネスを算出することにより得られる特定ラウドネス信号を時間により微分して、特定ラウドネス微分値を生成する生成ステップと、特定ラウドネス微分値に基づいて、内燃機関で起こる異常音の発生に関する判定を行う判定ステップと、を制御装置に実行させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関が連続的に発生する音に対応する特定ラウドネスを算出することにより得られる特定ラウドネス信号を時間により微分して、特定ラウドネス微分値を生成する生成ステップと、
前記特定ラウドネス微分値に基づいて、前記内燃機関で起こる異常音の発生に関する判定を行う判定ステップと、
を制御装置に実行させる、
異常音判定プログラム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記判定ステップでは、前記ラウドネス微分値が第1閾値より大きくなったことにより前記特定ラウドネス信号が第2閾値より大きくなった場合に、異常音が発生したと判定する、
請求項1に記載の異常音判定プログラム。
【請求項3】
前記判定ステップは、
単位時間あたりに発生した前記異常音の回数を示す異常音頻度を算出する頻度算出ステップと、
前記異常音頻度と前記異常音が発生した時の前記特定ラウドネス信号とに基づいて、前記異常音の程度を示す異常音レベルを判定するレベル判定ステップと、
を含んでいる、
請求項2に記載の異常音判定プログラム。
【請求項4】
前記判定ステップは、測定期間において繰り返される第1ゼロクロス検出ステップ、第2ゼロクロス検出ステップおよび判定値算出ステップを含んでおり、
前記第1ゼロクロス検出ステップでは、前記特定ラウドネス微分値が負から正に変化する第1ゼロクロス点を検出し、
前記第2ゼロクロス検出ステップでは、前記第1ゼロクロス点の後に前記特定ラウドネス微分値が正から負に初めて変化する第2ゼロクロス点を検出し、
前記判定値算出ステップでは、前記第1ゼロクロス点と前記第2ゼロクロス点との間における前記特定ラウドネス微分値の最大値と、前記第1ゼロクロス点と前記第2ゼロクロス点との間における前記特定ラウドネス信号の最大値とを用いて、判定値を算出する、
請求項1に記載の異常音判定プログラム。
【請求項5】
前記判定ステップは、判定値算出ステップと、時間率レベル算出ステップと、閾値算出ステップと、をさらに含んでおり、
前記判定値算出ステップでは、前記特定ラウドネス微分値に基づいて複数の判定値を算出し、
前記時間率レベル算出ステップでは、前記判定値算出ステップにおいて得た複数の判定値に基づいて所定%時間率レベルを算出し、
前記閾値算出ステップでは、前記所定%時間率レベルと所定係数とを用いて、第3閾値を算出し、
前記判定ステップでは、前記複数の判定値の内の前記第3閾値より大きい判定値に対して、異常音が発生したと判定する、
請求項1に記載の異常音判定プログラム。
【請求項6】
異常音判定装置であって、
内燃機関が連続的に発生する音に対応する特定ラウドネスを算出することにより得られる特定ラウドネス信号を時間により微分して、特定ラウドネス微分値を生成する生成ステップと、
前記特定ラウドネス微分値に基づいて、前記内燃機関で起こる異常音の発生に関する判定を行う判定ステップと、
を実行する、
異常音判定装置。
【請求項7】
請求項6に記載の異常音判定装置と、
複数のマイクロホンと、
を備えており、
前記複数のマイクロホンのそれぞれは、空間的に異なる位置に配置され、前記内燃機関が連続的に発生する音を取得する、
異常音判定システム。
【請求項8】
前記複数のマイクロホンは、前記内燃機関の異なる部位が連続的に発生する音を取得する、
請求項7に記載の異常音判定システム。
【請求項9】
内燃機関が連続的に発生する音に対応する特定ラウドネスを算出することにより得られる特定ラウドネス信号を時間により微分して、特定ラウドネス微分値を生成する生成ステップと、
前記特定ラウドネス微分値に基づいて、前記内燃機関で起こる異常音の発生に関する判定を行う判定ステップと、
を制御装置に実行させる、
異常音判定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、異常音判定プログラム、異常音判定装置、異常音判定システムおよび異常音判定方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の異常音判定プログラムに関する発明としては、例えば、特許文献1に記載の異音解析装置が知られている。この異音解析装置では、プロセッサが、周期的に発生する異音を特定する処理と、特定した異音のデータを除去する処理と、処理した後のデータに基づいて異音のデータを算出する処理とを行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-27324号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上のように、異常音の発生を判定したいという要望がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、異常音の発生に関する判定を行う異常音判定プログラム、異常音判定装置、異常音判定システムおよび異常音判定方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1側面は、
内燃機関が連続的に発生する音に対応する特定ラウドネスを算出することにより得られる特定ラウドネス信号を時間により微分して、特定ラウドネス微分値を生成する生成ステップと、
前記特定ラウドネス微分値に基づいて、前記内燃機関で起こる異常音の発生に関する判定を行う判定ステップと、
を制御装置に実行させる、
異常音判定プログラムである。
【0007】
第2側面は、
前記判定ステップでは、前記ラウドネス微分値が第1閾値より大きくなったことにより前記特定ラウドネス信号が第2閾値より大きくなった場合に、異常音が発生したと判定する、
第1側面に記載の異常音判定プログラムである。
【0008】
第3側面は、
前記判定ステップは、
単位時間あたりに発生した前記異常音の回数を示す異常音頻度を算出する頻度算出ステップと、
前記異常音頻度と前記異常音が発生した時の前記特定ラウドネス信号とに基づいて、前記異常音の程度を示す異常音レベルを判定するレベル判定ステップと、
を含んでいる、
第2側面に記載の異常音判定プログラムである。
【0009】
第4側面は、
前記判定ステップは、測定期間において繰り返される第1ゼロクロス検出ステップ、第2ゼロクロス検出ステップおよび判定値算出ステップを含んでおり、
前記第1ゼロクロス検出ステップでは、前記特定ラウドネス微分値が負から正に変化する第1ゼロクロス点を検出し、
前記第2ゼロクロス検出ステップでは、前記第1ゼロクロス点の後に前記特定ラウドネス微分値が正から負に初めて変化する第2ゼロクロス点を検出し、
前記判定値算出ステップでは、前記第1ゼロクロス点と前記第2ゼロクロス点との間における前記特定ラウドネス微分値の最大値と、前記第1ゼロクロス点と前記第2ゼロクロス点との間における前記特定ラウドネス信号の最大値とを用いて、判定値を算出する、
第1側面に記載の異常音判定プログラムである。
【0010】
第5側面は、
前記判定ステップは、判定値算出ステップと、時間率レベル算出ステップと、閾値算出ステップと、をさらに含んでおり、
前記判定値算出ステップでは、前記特定ラウドネス微分値に基づいて複数の判定値を算出し、
前記時間率レベル算出ステップでは、前記判定値算出ステップにおいて得た複数の判定値に基づいて所定%時間率レベルを算出し、
前記閾値算出ステップでは、前記所定%時間率レベルと所定係数とを用いて、第3閾値を算出し、
前記判定ステップでは、前記複数の判定値の内の前記第3閾値より大きい判定値に対して、異常音が発生したと判定する、
第1側面に記載の異常音判定プログラムである。
(【0011】以降は省略されています)
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