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公開番号
2025025922
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023131176
出願日
2023-08-10
発明の名称
測定装置の製造方法
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
弁理士法人アルファ国際特許事務所
主分類
G01S
7/497 20060101AFI20250214BHJP(測定;試験)
要約
【課題】投光タイミングのバラツキや受光素子からの受光信号の出力タイミングのバラツキ等に起因して測定対象までの距離の測定精度が低下する。
【解決手段】測定装置の製造方法は、平坦面を有するサンプル測定対象を準備する準備工程と、投光器からサンプル測定対象の平坦面に向けて光を出射させ、平坦面で反射して戻ってくる反射光を受光器の受光面で受光させて、複数の受光素子のそれぞれから出力される複数のサンプル受光信号に基づき、平坦面までの画素ごとの距離の測定結果を取得する取得工程と、画素ごとの距離の測定結果が均一に近づくように、発光素子の発光タイミングと受光素子からの受光信号の出力タイミングとの少なくとも一方を補正する補正工程と、を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
1または複数の発光素子を有する投光器と、前記投光器が出射した光が測定対象に反射して戻ってくる反射光を受光する複数の受光素子がアレイ状に配置された受光面を有する受光器と、前記投光器と前記受光器とを制御するコントローラと、を備える測定装置の製造方法であって、
平坦面を有するサンプル測定対象を準備する準備工程と、
前記投光器から前記サンプル測定対象の前記平坦面に向けて光を出射させ、前記平坦面で反射して戻ってくる反射光を前記受光器の前記受光面で受光させて、前記複数の受光素子のそれぞれから出力される複数のサンプル受光信号に基づき、前記平坦面までの画素ごとの距離の測定結果を取得する取得工程と、
前記画素ごとの距離の測定結果が均一に近づくように、前記発光素子の発光タイミングと前記受光素子からの受光信号の出力タイミングとの少なくとも一方を補正する補正工程と、を含む、測定装置の製造方法。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の測定装置の製造方法であって、
前記補正工程では、前記発光素子に繋がる配線長さと、前記受光素子に繋がる配線長さとの少なくとも一方を変更する、測定装置の製造方法。
【請求項3】
請求項1に記載の測定装置の製造方法であって、
前記補正工程では、前記コントローラが前記発光素子に与えるトリガー信号の出力タイミングを変更する、測定装置の製造方法。
【請求項4】
請求項1に記載の測定装置の製造方法であって、
前記補正工程では、前記画素ごとの距離の測定結果に基づき、前記測定結果が均一に近づくように、前記コントローラが前記受光素子からの受光信号に基づき求める測定結果を補正するための補正情報を生成する、測定装置の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、測定装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
AD(Autonomous Driving:自動運転)やADAS(Advanced Driver-Assistance Systems:先進運転支援システム)の進展に伴い、車両の走行時における周囲環境の把握や自己位置推定に用いる測定装置の一つとして、LiDAR(Light Detection And Ranging)の開発研究が進められている。LiDARは、測定対象にレーザ光を投光(照射)する投光器と、レーザ光が測定対象に反射して戻ってくる反射光を受光する受光器とを備える。LiDARは、投光器がレーザ光を出射した投光タイミングと受光器が反射光を受光した受光タイミングとの時間差に基づき測定対象までの距離を測定することにより測定対象に関する情報を出力する。投光器は1または複数の発光素子を有し、受光器は複数の受光素子がアレイ状に配置された受光面を有する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-91760号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の測定装置では、例えば投光器からの投光タイミングのバラツキや、受光器での受光素子からの受光信号の出力タイミングのバラツキに起因して測定対象までの距離を精度良く測定できないことがある。なお、投光タイミングのバラツキの要因は、複数の投光素子に繋がる配線長さのバラツキや、投光器に与えるトリガー信号の出力タイミングのバラツキなどが挙げられる。受光信号の出力タイミングのバラツキの要因は、複数の受光素子に繋がる配線長さや応答特性のバラツキなどが挙げられる。
【0005】
本明細書では、上述した課題の少なくとも1つを解決することが可能な技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書に開示される技術は、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
【0007】
(1)本明細書に開示される測定装置の製造方法は、1または複数の発光素子を有する投光器と、前記投光器が出射した光が測定対象に反射して戻ってくる反射光を受光する複数の受光素子がアレイ状に配置された受光面を有する受光器と、前記投光器と前記受光器とを制御するコントローラと、を備える測定装置の製造方法である。平坦面を有するサンプル測定対象を準備する準備工程と、前記投光器から前記サンプル測定対象の前記平坦面に向けて光を出射させ、前記平坦面で反射して戻ってくる反射光を前記受光器の前記受光面で受光させて、前記複数の受光素子のそれぞれから出力される複数のサンプル受光信号に基づき、前記平坦面までの画素ごとの距離の測定結果を取得する取得工程と、前記画素ごとの距離の測定結果が均一に近づくように、前記発光素子の発光タイミングと前記受光素子からの受光信号の出力タイミングとの少なくとも一方を補正する補正工程と、を含む。
【0008】
本測定装置の製造方法によれば、例えば投光器からの投光タイミングのバラツキや、受光器での受光素子からの受光信号の出力タイミングのバラツキ等に起因して測定対象までの距離の測定精度が低下することを抑制することができる。
【0009】
(2)上記測定装置の製造方法において、前記補正工程では、前記発光素子に繋がる配線長さと、前記受光素子に繋がる配線長さとの少なくとも一方を変更してもよい。本測定装置の製造方法によれば、ハード構成を調整することにより、測定対象までの距離の測定精度が低下することを抑制することができる。
【0010】
(3)上記測定装置の製造方法において、前記補正工程では、前記コントローラが前記発光素子に与えるトリガー信号の出力タイミングを変更してもよい。本測定装置の製造方法によれば、投光器側の構成を調整することにより、測定対象までの距離の測定精度が低下することを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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