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公開番号
2025022387
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023126904
出願日
2023-08-03
発明の名称
バブル水生成装置およびバブル水生成方法
出願人
ヤマト科学株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B01F
23/23 20220101AFI20250206BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】ウルトラファインバブルを含有したUFB含有水の生成能力を簡単に向上でき、多量のUFB含有水を生成できるようにする。
【解決手段】液体41を貯留するUFB貯蔵槽200と、UFB貯蔵槽200の外部に設けられ、UFB貯蔵槽200内の液体41中に溶存する気体を気泡化するための、シリンジ102とプランジャ103とを有する注射器型の減圧加圧室100と、減圧加圧室100のプランジャ103を連続往復動作させる駆動部110と、UFB貯蔵槽200の内部に設けられ、減圧加圧室100に連動して圧力状態が切り替えられることにより、UFB貯蔵槽200内の液体41中に溶存する気体を気泡化する流路切替ジョイント部203と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を貯留する水槽と、
前記水槽の外部に設けられ、前記水槽内の前記液体中に溶存する気体を気泡化するための、外筒と押し子とを有する注射器型の第1圧力差発生部と、
前記第1圧力差発生部の前記押し子を連続往復動作させる駆動部と、
前記第1圧力差発生部に接続され、当該第1圧力差発生部に対して出し入れされる前記液体に、前記水槽内の気体を混合させる気液混合部と、
前記気液混合部を介して、前記第1圧力差発生部と接続されるとともに、前記第1圧力差発生部に連動して圧力状態が切り替えられることにより、前記水槽との間での前記液体の出し入れに伴って、前記水槽内の前記液体中に溶存する気体を気泡化する第2圧力差発生部と、
を備えることを特徴とするバブル水生成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1圧力差発生部では常圧状態から減圧状態への移行時の圧力差に応じて、前記第2圧力差発生部では加圧状態から常圧状態への移行時の圧力差に応じて、それぞれウルトラファインバブルを含有するバブル水を生成することを特徴とする請求項1に記載のバブル水生成装置。
【請求項3】
前記第2圧力差発生部は、
底部に設けられ、前記水槽内の前記液体を取り込むための開口部と、
内部の圧力変化に伴って浮き沈みすることにより、前記開口部を開閉する全閉型の球体と、
側部に設けられ、前記水槽内に前記液体を排出するための排水取込口と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のバブル水生成装置。
【請求項4】
前記第2圧力差発生部は、
底部に設けられ、前記水槽内の前記液体を取り込むための開口部と、
内部の圧力変化に伴って浮き沈みすることにより、前記開口部の開閉を制御する非全閉型の球体と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のバブル水生成装置。
【請求項5】
前記第2圧力差発生部は、
底部に設けられ、前記水槽内の前記液体を取り込むための開口部と、
内部の圧力変化に伴って、前記開口部を開閉する全閉型の弁と、
側部に設けられ、前記水槽内に前記液体を排出するための排水取込口と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のバブル水生成装置。
【請求項6】
前記第2圧力差発生部は、
底部に設けられ、前記水槽内の前記液体を取り込むための開口部と、
内部の圧力変化に伴って、前記開口部の開閉を制御する非全閉型の弁と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のバブル水生成装置。
【請求項7】
前記第2圧力差発生部は、
底部に設けられ、前記水槽内の前記液体を取り込むための開口部と、
内部の圧力変化に伴って浮き沈みすることにより、前記開口部を開閉する全閉型の球体と、
側部に設けられ、前記水槽内に前記液体を排出するための口径可変式の排水取込口と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のバブル水生成装置。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1項に記載のバブル水生成装置を用いてウルトラファインバブルを含有するバブル水を生成する方法であって、
液体を貯留する水槽の外部に設けられ、駆動部によって、外筒と押し子とを有する注射器型の第1圧力差発生部の、前記押し子を連続往復動作させることにより、常圧状態から減圧状態への移行時の圧力差に応じて、前記水槽内の前記液体中に溶存する気体を気泡化させるとともに、
気液混合部を介して、前記水槽の内部に設けられ、前記第1圧力差発生部に連動して圧力状態が切り替えられる第2圧力差発生部により、加圧状態から常圧状態への移行時の圧力差に応じて、前記水槽内の前記液体中に溶存する気体を気泡化させる、
ことを特徴とするバブル水生成方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウルトラファインバブル(UFB)などの微細気泡を含有するバブル水を生成するバブル水生成装置およびバブル水生成方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、気泡の粒径が極めて小さな微細気泡を含有するバブル水を生成する装置として、例えば、輸液パックを用いた微細気泡発生方法および微細気泡発生方法を行うための微細気泡発生装置が提案されている(下記特許文献1参照)。
【0003】
この提案は、輸液パックの使用段階において、施術者が注射器を用いて容易に輸液中に微細気泡を発生させることができるようにしたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-130516号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来は、注射器を用いて容易に微細気泡を発生させることができるものの、輸液パックの使用時に輸液中に微細気泡を発生させるものであったため、その用途が非常に限定的であり、多量のバブル水の製造には適していないものであった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ウルトラファインバブルを含有したバブル水(UFB含有水)の生成能力を簡単に向上でき、多量のUFB含有水を生成することが可能なバブル水生成装置およびバブル水生成方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を達成するため、本発明の一態様は、液体を貯留する水槽と、前記水槽の外部に設けられ、前記水槽内の前記液体中に溶存する気体を気泡化するための、外筒と押し子とを有する注射器型の第1圧力差発生部と、前記第1圧力差発生部の前記押し子を連続往復動作させる駆動部と、前記第1圧力差発生部に接続され、当該第1圧力差発生部に対して出し入れされる前記液体に、前記水槽内の気体を混合させる気液混合部と、前記気液混合部を介して、前記第1圧力差発生部と接続されるとともに、前記第1圧力差発生部に連動して圧力状態が切り替えられることにより、前記水槽との間での前記液体の出し入れに伴って、前記水槽内の前記液体中に溶存する気体を気泡化する第2圧力差発生部と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の他の態様は、バブル水生成装置を用いてウルトラファインバブルを含有するバブル水を生成する方法であって、液体を貯留する水槽の外部に設けられ、駆動部によって、外筒と押し子とを有する注射器型の第1圧力差発生部の、前記押し子を連続往復動作させることにより、常圧状態から減圧状態への移行時の圧力差に応じて、前記水槽内の前記液体中に溶存する気体を気泡化させるとともに、気液混合部を介して、前記水槽の内部に設けられ、前記第1圧力差発生部に連動して圧力状態が切り替えられる第2圧力差発生部により、加圧状態から常圧状態への移行時の圧力差に応じて、前記水槽内の前記液体中に溶存する気体を気泡化させる、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ウルトラファインバブルを含有したUFB含有水の生成能力を簡単に向上でき、多量のUFB含有水を生成することが可能なバブル水生成装置およびバブル水生成方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るUFB水生成装置の構成例を示す概略図であって、図(a)は、側断面図であり、図(b)は、平面(上面)図である。
UFB水生成装置の動作(バブル水生成方法)を説明するために示すもので、図(a)は、微減圧⇒減圧時であり、図(b)は、加圧⇒常圧時である。
UFB水生成装置の水圧自動切替ジョイント部(流路切替ジョイント部)の構成例(第1例)を示すもので、図(a)は、微減圧⇒減圧時であり、図(b)は、加圧⇒常圧時である。
UFB水生成装置によるバブル水生成実験の結果を、従来と対比して示すグラフである。
水圧自動切替ジョイント部の構成例(第2例)を示すもので、図(a)は、微減圧⇒減圧時であり、図(b)は、加圧⇒常圧時である。
水圧自動切替ジョイント部の構成例(第3例)を示すもので、図(a)は、微減圧⇒減圧時であり、図(b)は、加圧⇒常圧時である。
水圧自動切替ジョイント部の構成例(第4例)を示すもので、図(a)は、微減圧⇒減圧時であり、図(b)は、加圧⇒常圧時である。
水圧自動切替ジョイント部の構成例(第5例)を示すもので、図(a)は、微減圧⇒減圧時であり、図(b)は、加圧⇒常圧時である。
水圧自動切替ジョイント部の構成例(第6例)を示すもので、図(a)は、微減圧⇒減圧時であり、図(b)は、加圧⇒常圧時である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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