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公開番号2025019811
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023123639
出願日2023-07-28
発明の名称バーンイン装置
出願人株式会社アドバンテスト
代理人弁理士法人とこしえ特許事務所
主分類G01R 31/26 20200101AFI20250131BHJP(測定;試験)
要約【課題】装置の占有面積当たりのDUTの測定個数の増加および信号の伝送ロスの抑制を図ることができるバーンイン装置を提供する。
【解決手段】バーンイン装置1は、バーンインボード20と、バーンインチャンバ11と、壁115aによってバーンインチャンバ11と仕切られ、壁60によって外気と仕切られた断熱室30と、ファンクションボード50と、を備え、壁115aは、トップボード40を含み、コネクタ23とコネクタ42が嵌合することで、バーンインボード20とトップボード40とが電気的に接続されており、ファンクションボード50は、壁60に形成された開口61を介して断熱室30の内部に進入し、コネクタ52とコネクタ43とが嵌合することで、ファンクションボード50とトップボード40とが電気的に接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
DUTが装着されるソケットと、前記ソケットが実装された第1の基板と、前記第1の基板に実装された第1のコネクタと、を備えたバーンインボードと、
前記バーンインボードを収容するチャンバと、
第1の壁によって前記チャンバと仕切られ、第2の壁によって外気と仕切られた断熱室と、
第2の基板と、前記第2の基板に実装された第2のコネクタと、を備えたファンクションボードと、を備え、
前記第1の壁は、第3の基板と、前記第3の基板の一方の主面に実装された第3のコネクタと、前記第3の基板の他方の主面に実装された第4のコネクタと、を備えたトップボードを含み、
前記第1のコネクタと前記第3のコネクタが嵌合することで、前記バーンインボードと前記トップボードとが電気的に接続されており、
前記ファンクションボードは、前記第2の壁に形成された開口を介して前記断熱室の内部に進入し、
前記第2のコネクタと前記第4のコネクタとが嵌合することで、前記ファンクションボードと前記トップボードとが電気的に接続されているバーンイン装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
請求項1に記載のバーンイン装置であって、
前記バーンイン装置は、前記断熱室にドライエアを供給するドライエア供給装置を備えたバーンイン装置。
【請求項3】
請求項2に記載のバーンイン装置であって、
前記バーンイン装置は、前記ドライエアを加熱する加熱装置を備えたバーンイン装置。
【請求項4】
請求項3に記載のバーンイン装置であって、
前記バーンイン装置は、
前記チャンバ内の温度を測定する温度センサと、
前記温度センサの測定結果に基づいて、前記加熱装置を制御する制御装置と、を備えたバーンイン装置。
【請求項5】
請求項4に記載のバーンイン装置であって、
前記制御装置は、前記チャンバ内の温度が所定温度未満である場合に前記ドライエアを加熱し、前記チャンバ内の温度が前記所定温度以上である場合に前記ドライエアを加熱しないように、前記加熱装置を制御するバーンイン装置。
【請求項6】
請求項4又は5に記載のバーンイン装置であって、
前記所定温度は、0℃以下の温度値であるバーンイン装置。
【請求項7】
請求項1または2に記載のバーンイン装置であって、
前記バーンイン装置は、前記第2の壁の前記開口と前記ファンクションボードとの間を封止する封止部材を備えたバーンイン装置。
【請求項8】
請求項1または2に記載のバーンイン装置であって、
前記ファンクションボードは、
前記開口を介して前記断熱室の内部に進入している第1の部分と、
前記断熱室の外部に位置している第2の部分と、を含むバーンイン装置。
【請求項9】
請求項8に記載のバーンイン装置であって、
前記バーンイン装置は、前記第2の部分に送風して、前記ファンクションボードを冷却するファンを備えたバーンイン装置。
【請求項10】
請求項1または2に記載のバーンイン装置であって、
前記ファンクションボードは、前記第2の基板に実装され、前記DUTに信号を入出力する制御回路を備えたバーンイン装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バーンイン装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
初期不良のある電子部品を除去することを目的として、高温または低温環境下でDUT(Device Under Test)の試験を行うバーンイン装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-138609号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のバーンイン装置では、バーンインボードを収容し当該バーンインボードに装着されたDUTを加熱する加熱層の断熱を図るために、バーンインボードとドライバーボードを中継ボードで接続している。このようなバーンイン装置では、中継ボードがあることで装置サイズが大きくなり、装置の占有面積当たりのDUTの測定個数に制限があるという問題がある。また、信号が中継ボードを経由するために、バーンインボードとドライバーボードとの間で信号の伝送ロスが生じるという問題がある。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、装置の占有面積当たりのDUTの測定個数の増加および信号の伝送ロスの抑制を図ることができるバーンイン装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]本発明の態様1は、DUTが装着されるソケットと、前記ソケットが実装された第1の基板と、前記第1の基板に実装された第1のコネクタと、を備えたバーンインボードと、前記バーンインボードを収容するチャンバと、第1の壁によって前記チャンバと仕切られ、第2の壁によって外気と仕切られた断熱室と、第2の基板と、前記第2の基板に実装された第2のコネクタと、を備えたファンクションボードと、を備え、前記第1の壁は、第3の基板と、前記第3の基板の一方の主面に実装された第3のコネクタと、前記第3の基板の他方の主面に実装された第4のコネクタと、を備えたトップボードを含み、前記第1のコネクタと前記第3のコネクタが嵌合することで、前記バーンインボードと前記トップボードとが電気的に接続されており、前記ファンクションボードは、前記第2の壁に形成された開口を介して前記断熱室の内部に進入し、前記第2のコネクタと前記第4のコネクタとが嵌合することで、前記ファンクションボードと前記トップボードとが電気的に接続されているバーンイン装置である。
【0007】
[2]本発明の態様2は、態様1のバーンイン装置において、前記バーンイン装置は、前記断熱室にドライエアを供給するドライエア供給装置を備えたバーンイン装置であってもよい。
【0008】
[3]本発明の態様3は、態様2のバーンイン装置において、前記バーンイン装置は、前記ドライエアを加熱する加熱装置を備えたバーンイン装置であってもよい。
【0009】
[4]本発明の態様4は、態様3のバーンイン装置において、前記バーンイン装置は、前記チャンバ内の温度を測定する温度センサと、前記温度センサの測定結果に基づいて、前記加熱装置を制御する制御装置と、を備えたバーンイン装置であってもよい。
【0010】
[5]本発明の態様5は、態様4のバーンイン装置において、前記制御装置は、前記チャンバ内の温度が所定温度未満である場合に前記ドライエアを加熱し、前記チャンバ内の温度が前記所定温度以上である場合に前記ドライエアを加熱しないように、前記加熱装置を制御するバーンイン装置であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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