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公開番号
2025017526
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120608
出願日
2023-07-25
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G06T
19/00 20110101AFI20250130BHJP(計算;計数)
要約
【課題】伝送データ量の更なる効率的な削減を可能にする情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置の適用例である伝送データ生成部104は、データの伝送に利用可能な伝送帯域の情報と、三次元空間における被写体の三次元モデルと、三次元空間における被写体と仮想視点との少なくともいずれかの移動情報とを取得する。そして、伝送帯域の情報と移動情報とに基づいて、伝送データ生成方法を決定し、その決定した伝送データ生成方法に基づいて、三次元モデルの伝送データもしくは三次元モデルに基づく二次元画像の伝送データを生成する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
データの伝送に利用可能な伝送帯域の情報を取得する帯域情報取得手段と、
三次元空間における被写体の三次元モデルを取得するモデル取得手段と、
前記三次元空間における前記被写体と仮想視点との少なくともいずれかの移動情報を取得する移動情報取得手段と、
前記伝送帯域の情報と前記移動情報とに基づいて、伝送データ生成方法を決定する決定手段と、
前記伝送データ生成方法に基づいて、前記三次元モデルの伝送データもしくは前記三次元モデルから生成した二次元画像の伝送データを生成するデータ生成手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記伝送データ生成方法には、それぞれデータ量が異なる伝送データを生成する複数の伝送データ生成方法が含まれ、
前記決定手段は、前記伝送帯域の情報と前記移動情報とに基づいて、前記複数の伝送データ生成方法のなかから、いずれかの伝送データ生成方法を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記複数の伝送データ生成方法には、デフォルトの第1の伝送データ生成方法と、前記第1の伝送データ生成方法よりもデータ量を削減した伝送データを生成する第2の伝送データ生成方法とが含まれ、
前記決定手段は、前記伝送帯域の情報と前記第1の伝送データ生成方法で生成されるデータ量とに基づいて、前記第2の伝送データ生成方法に決定するか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第2の伝送データ生成方法には、時間方向解像度を削減した伝送データを生成する第3の伝送データ生成方法と、空間方向解像度を削減した伝送データを生成する第4の伝送データ生成方法と、が含まれ、
前記第2の伝送データ生成方法に決定すると判定した場合、前記決定手段は、前記伝送帯域の情報と前記移動情報とに基づいて、第3の伝送データ生成方法と前記第4の伝送データ生成方法のいずれかに決定することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記移動情報取得手段は、前記被写体と前記仮想視点のいずれかの前記移動情報として移動速度を取得し、
前記決定手段は、前記移動速度が所定のしきい値以上である場合、前記第4の伝送データ生成方法に決定することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記移動情報取得手段は、前記被写体と前記仮想視点のいずれかの前記移動情報として移動速度を取得し、
前記決定手段は、前記移動速度が所定のしきい値未満である場合、前記第3の伝送データ生成方法に決定することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記移動情報取得手段は、前記被写体および前記仮想視点の移動情報として、前記被写体の移動情報と前記仮想視点の移動情報とを取得し、
前記決定手段は、前記仮想視点の移動速度が所定のしきい値以上である場合、前記第4の伝送データ生成方法に決定することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記移動情報取得手段は、前記被写体および前記仮想視点の移動情報として、前記被写体の移動情報と前記仮想視点の移動情報とを取得し、
前記決定手段は、前記仮想視点の移動速度が所定のしきい値未満であり、前記被写体の移動速度が所定のしきい値以上である場合、前記第4の伝送データ生成方法に決定することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記移動情報取得手段は、前記被写体および前記仮想視点の移動情報として、前記被写体の移動情報と前記仮想視点の移動情報とを取得し、
前記決定手段は、前記仮想視点の移動速度が所定のしきい値未満であり、かつ前記被写体の移動速度が所定のしきい値未満である場合、前記第3の伝送データ生成方法に決定することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記移動情報取得手段は、前記被写体および前記仮想視点の移動情報として、前記被写体と前記仮想視点との間の相対的な移動速度を取得し、
前記決定手段は、前記相対的な移動速度が所定のしきい値以上である場合には前記第4の伝送データ生成方法に決定することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、伝送データを生成する情報処理技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の異なる撮像装置(以下、カメラとする)によって多視点で撮像された被写体画像から三次元モデルを生成し、この三次元モデルを用いて仮想視点から見える画像(以下、仮想視点画像とする)を生成する技術が知られている。この仮想視点画像をユーザが観るためのシステム形態の一例として、サーバが三次元モデルあるいは仮想視点画像などの伝送データを生成し、その伝送データを、ユーザ端末に送るような形態がある。しかしながら、このシステム形態では、伝送データのデータ量が伝送帯域内に収まらずに、結果として意図しない画像の欠損等が生じてしまうことがある。
【0003】
これに対し、特許文献1には、仮想視点画像を再生するための三次元モデルデータのデータ量を、効率的に削減可能とする技術が開示されている。特許文献1の技術では、被写体ごとにデータ量が異なる複数の階層のモデルデータを生成し、コンテンツの属性と要求される階層とを対応付ける属性データに基づいて被写体ごとに決定した階層のモデルデータによって伝送データが構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-54488号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述した特許文献1の技術によれば、伝送帯域に収まるように伝送データのデータ量を削減可能であるが、伝送データのデータ量をさらに効率的に削減可能とする技術が望まれる。
【0006】
そこで本発明は、伝送データのデータ量をさらに効率的に削減可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の情報処理装置は、データの伝送に利用可能な伝送帯域の情報を取得する帯域情報取得手段と、三次元空間における被写体の三次元モデルを取得するモデル取得手段と、前記三次元空間における前記被写体と仮想視点との少なくともいずれかの移動情報を取得する移動情報取得手段と、前記伝送帯域の情報と前記移動情報とに基づいて、伝送データ生成方法を決定する決定手段と、前記伝送データ生成方法に基づいて、前記三次元モデルの伝送データもしくは前記三次元モデルから生成した二次元画像の伝送データを生成するデータ生成手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、伝送データのデータ量をさらに効率的に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態のシステム全体の構成例を示す図である。
実施形態のシステムにおけるユースケースの説明図である。
第1の実施形態に係る伝送データ生成部の機能構成例を示す図である。
伝送データ生成部のハードウェア構成例を示す図である。
第1の実施形態に係る伝送データ生成処理のフローチャートである。
第1の実施形態の伝送データ削減方法決定処理のフローチャートである。
第1の実施形態における時間方向解像度の削減方法の説明図である。
第1の実施形態における空間方向解像度の削減方法の説明図である。
第1の実施形態のデータ量削減方法決定時の具体例を示す図である。
第2の実施形態の伝送データ生成部の機能構成を示す図である。
第2の実施形態に係る伝送データ生成処理のフローチャートである。
第2の実施形態の伝送データ削減方法決定処理のフローチャートである。
第2の実施形態のデータ量削減方法決定時の具体例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。実施形態の構成は、本発明が適用される装置の仕様や各種条件(使用条件、使用環境等)によって適宜修正又は変更され得る。また、以降の各実施形態において、同一もしくは同様の構成や処理工程には同じ参照符号を付与して重複した説明は省略する。なお、同一もしくは同様の構成に対して付与する参照符号において、番号の後ろに付与したアルファベットのみが異なる場合、同一機能を持つ構成の別インスタンスを示すものとする。例えば後述する図1のカメラ102Aとカメラ102Bとは、同一の機能を持つ別インスタンスを示している。なお、同一の機能を持つとは、少なくとも特定の機能(カメラの場合は撮像機能など)を有することを指すものであり、例えばカメラ102Aとカメラ102Bが有する機能および性能の一部が異なっていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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