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公開番号2025016871
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-05
出願番号2023119637
出願日2023-07-24
発明の名称圧縮機、冷凍機および方法
出願人日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社
代理人弁理士法人MIP
主分類F04C 29/02 20060101AFI20250129BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】 製造のコストを軽減した圧縮機、冷凍機および方法を提供すること。
【解決手段】 摺動部分に潤滑油を供給する給油機構を有する圧縮機であって、給油機構は、給油部材とハウジング部材とが嵌合して構成され、給油部材が25GPa以下のヤング率を有する材料で構成される。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
摺動部分に潤滑油を供給する給油機構を有する圧縮機であって、
前記給油機構は、給油部材とハウジング部材とが嵌合して構成され、
前記給油部材が25GPa以下のヤング率を有する材料で構成される、
圧縮機。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記給油部材が樹脂である、
請求項1に記載の圧縮機。
【請求項3】
前記給油部材と前記ハウジング部材とが、スナップフィット構造によって嵌合する、
請求項2に記載の圧縮機。
【請求項4】
前記給油部材のキャップ部分にツメが配置され、
前記ツメによって前記給油部材が前記ハウジング部材に係止される、
請求項3に記載の圧縮機。
【請求項5】
前記ツメを複数備え、
各ツメが略等間隔で配置される、
請求項4に記載の圧縮機。
【請求項6】
前記給油機構は、Oリングをさらに含んで構成される、
請求項1に記載の圧縮機。
【請求項7】
前記給油機構は、前記給油機構のキャップ部分の長さ方向に対して、パイプ部分が斜めに配置される、
請求項1に記載の圧縮機。
【請求項8】
請求項1~6のいずれか1項に記載の圧縮機を備える冷凍機。
【請求項9】
給油部材とハウジング部材とを含む給油機構を有する圧縮機を製造する方法であって、
25GPa以下のヤング率を有する材料で構成される前記給油部材と、前記ハウジング部材とを焼き嵌めによって嵌合する工程を含む、
方法。
【請求項10】
給油部材とハウジング部材とを含む給油機構を有する圧縮機を製造する方法であって、
25GPa以下のヤング率を有する材料で構成される前記給油部材と、前記ハウジング部材とを冷やし嵌めによって嵌合する工程を含む、
方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、製造が容易な圧縮機、冷凍機および方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの小売店において、要冷蔵または要冷凍の商品を陳列するための冷凍機が広く使われている。
【0003】
このような冷凍機は、陳列スペースを確保する観点から小型であることが好ましいことから、サイズを小さくするために横型のスクロール圧縮機が用いられることが多い。
【0004】
スクロール圧縮機では、スクロール部分の摺動動作を安定させるため、内部で潤滑油を循環させている。ここで、潤滑油は、圧縮機の密閉容器内に貯留され、スクロール部品の駆動に伴って生じる負圧によって吸い上げられて、スクロール部品に供給される。
【0005】
ところで、圧縮機の潤滑油を吸い上げるパイプに接続されるキャップは、一般に金属部材で製造され、軸受の端部の内周面に嵌め合い構造で嵌合されている。例えば、特開2013-87694号公報(特許文献1)には、副軸受の反電動機部側端部は嵌めあい構造となっており、袋状のカバーが内周面に嵌合している構造が開示されている。特許文献1によれば、カバーと副軸受と回転軸部とで密閉空間が形成され、これによって潤滑油を供給することができる。
【0006】
しかしながら、特許文献1をはじめとする従来技術では、キャップおよびパイプを金属部材とするため、溶接作業を行わなければならず、製造に要するコストが大きい。また、密閉空間を形成するために、キャップと副軸受の端部との間にガスケットなどのシーリング部材を潰しながら溶接して固定するという複雑な工程を行う必要があり、コストや手間を増大させる要因となっていた。
【0007】
そのため、冷凍機などに用いられる圧縮機において、給油機構の製造に要するコストなどを低減するためのさらなる技術が求められていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2013-87694号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上記従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、製造のコストを軽減した圧縮機、冷凍機および方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
すなわち、本発明によれば、
摺動部分に潤滑油を供給する給油機構を有する圧縮機であって、
前記給油機構は、給油部材とハウジング部材とが嵌合して構成され、
前記給油部材が25GPa以下のヤング率を有する材料で構成される、
圧縮機が提供される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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