TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025015961
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023118907
出願日
2023-07-21
発明の名称
制御装置、電力制御装置、操作装置およびコンピュータプログラム
出願人
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02J
3/00 20060101AFI20250124BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】車載蓄電池の充放電スケジュールを生成するためのユーザ操作を軽減できる制御装置、電力制御装置、操作装置およびコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】制御装置は、蓄電池を搭載した車両の利用に関する車両利用スケジュールを入力する入力部と、入力された車両利用スケジュールを用いて、蓄電池の充放電スケジュールを生成する生成部と、外的要因の変化により得られる電力に関する翌日の利益が所定のしきい値より大きいか否かを判定する判定部と、判定部により、利益がしきい値より大きいと判定されたことを受けて、車両利用スケジュールの設定を要求する通知を出力する通知部とを含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
蓄電池を搭載した車両の利用に関する車両利用スケジュールを入力する入力部と、
入力された前記車両利用スケジュールを用いて、前記蓄電池の充放電スケジュールを生成する生成部と、
外的要因の変化により得られる電力に関する翌日の利益が所定のしきい値より大きいか否かを判定する判定部と、
前記判定部により、前記利益が前記しきい値より大きいと判定されたことを受けて、前記車両利用スケジュールの設定を要求する通知を出力する通知部とを含む、制御装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記充放電スケジュールに基づいて、前記蓄電池の充放電を制御する制御部をさらに含む、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
翌日の天気情報を取得する取得部と、
前記天気情報に基づいて太陽光発電装置による翌日の発電量を算出し、算出された前記発電量に基づいて、電気料金の削減効果を前記利益として算出する算出部とをさらに含み、
前記生成部は、翌日における前記太陽光発電装置の発電量および前記車両利用スケジュールに基づいて、前記蓄電池の充放電スケジュールを生成する、請求項1または請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記天気情報は、日射量および気温の予報情報を含む、請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
翌日の商用電力系統における電力需給バランスの予測情報を取得する取得部と、
前記予測情報に基づいて、前記電力需給バランスの調整に協力するために前記蓄電池を放電させることにより得られる協力報酬を前記利益として算出する算出部とをさらに含み、
前記生成部は、前記協力報酬を得るための放電量および前記車両利用スケジュールに基づいて、前記蓄電池の充放電スケジュールを生成する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
翌日の天気に関する予測情報および翌日の商用電力系統における電力需給バランスに関する予測情報を取得する取得部と、
前記天気に関する予測情報に基づいて太陽光発電装置による翌日の発電量を算出し、算出された前記発電量に基づいて、電気料金の削減効果を算出する第1算出部と、
前記電力需給バランスに関する予測情報に基づいて、前記電力需給バランスの調整に協力するために前記蓄電池を放電させることにより得られる協力報酬を算出する第2算出部とをさらに含み、
前記判定部は、前記削減効果および前記協力報酬の和が所定のしきい値より大きいか否かを判定する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
前記車両利用スケジュールは、前記車両を定期的に利用する定期的行動パターンと前記車両を非定期的に利用する非定期的行動パターンとを含み、
前記生成部は、
前記翌日における前記定期的行動パターンが実行されるまでに前記蓄電池が充電されて、前記定期的行動パターンを実行するために必要な第1の充電量が前記蓄電池に確保され、かつ、
前日における商用電力の時間帯別電力料金単価が安価な時間帯に前記商用電力により前記蓄電池が充電されて、前記非定期的行動パターンを実行するために必要な第2の充電量が前記蓄電池に確保されるように、前記充放電スケジュールを生成する、請求項1または請求項2に記載の制御装置。
【請求項8】
前記第1の充電量および前記第2の充電量を算出する充電量算出部と、
翌日の天気情報を取得する取得部とをさらに含み、
前記天気情報は、日射量および気温の予報情報を含み、
前記充電量算出部は、
前記車両の電費と、前記車両利用スケジュールに含まれる前記定期的行動パターンにより特定される前記車両の走行距離とから、前記第1の充電量を算出し、
前記電費と、前記車両利用スケジュールに含まれる前記非定期的行動パターンにより特定される前記車両の走行距離とから、前記第2の充電量を算出し、
前記電費は、前記取得部により取得された前記気温の予報情報に基づいて決定される、請求項7に記載の制御装置。
【請求項9】
前記判定部による判定結果が否であったこと、または、前記入力部が前記設定を取得しなかったことを受けて、前記生成部は、前記充放電スケジュールの生成に、既定の車両利用スケジュールを用いる、請求項1または請求項2に記載の制御装置。
【請求項10】
前記蓄電池と前記蓄電池を充放電させるための充電装置との接続、および、前記太陽光発電装置の発電量を監視する監視部をさらに含み、
前記生成部は、前記監視部による監視結果に基づいて、前記充放電スケジュールを変更する、請求項3に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置、電力制御装置、操作装置およびコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
電気自動車に搭載される車載蓄電池により家庭内の電気機器への給電を行う電力変換システムは、V2H(Vehicle to Home)として知られている。V2Hと太陽光発電システムとを含むシステムも知られている。こうしたシステムにおいては、車載蓄電池から家庭への給電によって車載蓄電池の電池容量が低下すると、車両を目的地まで走行させることができなくなるという不都合がある。また、車載蓄電池が満充電または満充電に近い状態にあれば、太陽光発電の余剰電力を車載蓄電池に貯めることができなくなる。
【0003】
こうした不都合を解消可能な技術が下記特許文献1に開示されている。具体的には、特許文献1には、太陽光発電および割安な深夜電気料金単価を考慮した様々な電気自動車の充電モードを用意し、ユーザは時間帯ごとに様々なモードを組合せて、電気自動車の充放電設定を行うことが開示されている。特許文献1によれば、時間帯ごとにユーザが望む充電モードを設定できるので、車載畜電池の電池容量が不足して目的地まで移動できなかったり、車載蓄電池が満充電の状態であり太陽光発電の余剰電力により充電できなかったりすることを防止できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2015/159369号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された技術においては、ユーザが毎日、翌日の予定を考慮して、細かい時間帯ごとの設定を行わなければならない。そのため、ユーザにとって煩雑である問題がある。
【0006】
したがって、本開示は、車載蓄電池の充放電スケジュールを生成するためのユーザ操作を軽減できる制御装置、電力制御装置、操作装置およびコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のある局面に係る制御装置は、蓄電池を搭載した車両の利用に関する車両利用スケジュールを入力する入力部と、入力された車両利用スケジュールを用いて、蓄電池の充放電スケジュールを生成する生成部と、外的要因の変化により得られる電力に関する翌日の利益が所定のしきい値より大きいか否かを判定する判定部と、判定部により、利益がしきい値より大きいと判定されたことを受けて、車両利用スケジュールの設定を要求する通知を出力する通知部とを含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、車載蓄電池の充放電スケジュールを生成するためのユーザ操作を軽減できる制御装置、電力制御装置、操作装置およびコンピュータプログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の第1実施形態に係る電力制御システムの構成を示すブロック図である。
図2は、図1に示したコントローラの構成を示すブロック図である。
図3は、図1に示した本体装置の構成を示すブロック図である。
図4は、充放電スケジュールの生成に関する電力制御装置の機能構成を示すブロック図である。
図5は、電力制御装置の制御回路の動作を示すフローチャートである。
図6は、車両利用スケジュールの設定を要求する画面を示す図である。
図7は、車両利用スケジュールを選択するための画面を示す図である。
図8は、行動パターンの登録画面を示す図である。
図9は、行動パターンの登録画面への入力例を示す図である。
図10は、車両利用スケジュールの登録画面を示す図である。
図11は、車載蓄電池の充電量の構成を示す図である。
図12は、第1変形例に係る電力制御装置の機能構成を示すブロック図である。
図13は、第2変形例に係るコントローラの機能構成を示すブロック図である。
図14は、本開示の第2実施形態に係るシステムの構成を示すブロック図である。
図15は、図14に示したサーバの構成を示すブロック図である。
図16は、充放電スケジュールの生成に関するサーバの機能構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
本開示の実施形態の内容を列記して説明する。以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組合せてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
静電モータ
18日前
株式会社ExH
接触ユニット
22日前
株式会社東光高岳
開閉装置
11日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
18日前
竹内工業株式会社
配線ダクト
12日前
トヨタ自動車株式会社
積層コア
18日前
株式会社豊田自動織機
回転電機のロータ
18日前
住友ベークライト株式会社
ロータ
5日前
富士電機株式会社
電源装置
5日前
日産自動車株式会社
ロータ
12日前
日産自動車株式会社
ロータ
18日前
株式会社高砂製作所
力率改善回路
22日前
住友電装株式会社
電気接続箱
22日前
スワン電器株式会社
電源装置
5日前
アズビル株式会社
配線確認システム
18日前
株式会社ダイヘン
電力システム
22日前
富士電機株式会社
電力変換装置
5日前
東洋電装株式会社
駆動制御装置
5日前
株式会社ダイヘン
電圧調整装置
5日前
本田技研工業株式会社
回転電機
22日前
株式会社豊田自動織機
回転電機
22日前
株式会社アイシン
巻線界磁型回転電機
5日前
富士電機株式会社
電力変換装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
18日前
株式会社ダイヘン
電力システム
22日前
個人
電力管理装置及び電力管理システム
19日前
株式会社デンソー
駆動回路
22日前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
18日前
株式会社日立製作所
回転電機
6日前
株式会社デンソートリム
モータ制御装置
6日前
株式会社ミツバ
電動モータ
12日前
株式会社日立製作所
回転電機
18日前
トヨタ自動車株式会社
モータ装置の製造方法
18日前
株式会社日立製作所
電力変換装置
18日前
株式会社マキタ
電動作業機
18日前
株式会社浅羽製作所
管路内ケーブル剥離工具
12日前
続きを見る
他の特許を見る