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公開番号
2025015283
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118602
出願日
2023-07-20
発明の名称
モータ、送風機及び移動体
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
弁理士法人北斗特許事務所
主分類
H02K
5/167 20060101AFI20250123BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】さらなる静音化が実現されるモータ、送風機及び移動体を提供する。
【解決手段】モータは、軸方向A1においてメタル軸受35の先端面とロータの対向面43との間に配置されたワッシャ組立体45を備える。ロータの対向面43は、凹部44を有する。メタル軸受35の先端面は、ワッシャ組立体45に対して軸方向A1に対向する凸部縁部462を有する凸部46と、凸部46よりも外周側でかつ凸部縁部462よりワッシャ組立体45から軸方向A1に離れた位置にある縁部47と、を有する。凹部44の外周縁432の直径をD1とし、ワッシャ組立体45の外周縁の直径をD2とし、凸部縁部462の直径をd1とし、縁部47の直径をd2とすると、D2>d2>D1>d1が成立する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
軸心を回転中心とし、前記軸心が延伸する軸心方向に延びる回転軸と、
前記回転軸を回転自在に支持するとともに、前記軸心方向の先端に位置する先端面を含む軸受と、
前記回転軸に固定され、前記軸心方向において前記軸受の前記先端面に対向する対向面と、を有するロータと、
前記ロータと対向して位置するステータと、
前記軸心方向において前記軸受の前記先端面と前記ロータの前記対向面との間に配置された緩衝部材と、を備え、
前記ロータの前記対向面は、凹部を有し、
前記軸受の前記先端面は、
前記軸心方向において前記緩衝部材に対向する凸部と、
前記凸部よりも外周側でかつ前記軸心方向において前記凸部の先端より前記緩衝部材から離れた位置にある環状接触部と、を有し、
前記凹部の外周縁の直径をD1とし、前記緩衝部材の外周縁の直径をD2とし、前記凸部の外周縁の直径をd1とし、前記環状接触部の直径をd2とすると、
前記軸心を含む平面に沿った少なくとも一断面に対応する箇所において、D2>d2>D1>d1が成立する、
モータ。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記軸心方向において、前記凹部の深さをH1とし、前記凸部の高さをh1とすると、h1>H1が成立する、
請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記軸心方向において、前記凹部の深さをH1とし、前記凸部の高さをh1とすると、h1=H1が成立する、
請求項1に記載のモータ。
【請求項4】
前記軸心方向からの平面視において、前記凹部の前記外周縁と、前記緩衝部材の前記外周縁と、前記凸部の前記外周縁と、及び前記環状接触部とは円形であり、
D2>d2>D1>d1は全周にわたって成立する、
請求項1から3のいずれか一項に記載のモータ。
【請求項5】
前記緩衝部材は、
円環状部材で構成される、
請求項1から3のいずれか一項に記載のモータ。
【請求項6】
請求項1から3のいずれか一項に記載のモータと、
前記モータによって駆動される遠心ファンと、を備える、
送風機。
【請求項7】
請求項6に記載の送風機と、
前記送風機により冷却される冷却対象物と、
前記送風機及び前記冷却対象物が搭載された移動体本体と、を備える、
移動体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般にモータ、送風機及び移動体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のモータは、シャフト(回転軸)と、シャフトを回転自在に支承するメタル軸受(軸受)と、シャフトの軸方向に沿ってシャフトに取り付けられるロータフレームを含むロータと、ロータの外周面に対して空隙を介して対向して配置されるステータと、を備える。
【0003】
従来、例えば、ロータの磁気的中心とステータの磁気的中心とをシャフトの軸心方向に対して所定の距離を空けるようにロータ及びステータを配置し、軸方向におけるロータとステータとの磁気的中心位置を一致させようとする力を利用することで、ロータを支持する技術が知られている。一方、例えば悪路走行時にモータに強い衝撃が加わると、ロータが跳ね上がってメタル軸受等に衝突し、それによって衝突音が生じるという課題があった。
【0004】
そこで、上記課題を解決するために、特許文献1に記載のモータは、メタル軸受とロータフレームとの間に配置されるワッシャを更に備える。これにより、モータに強い衝撃が加わった場合にワッシャがたわむことで上記の衝突音を低減でき、その結果、静音モータを実現できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2012/157159号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1に記載のモータにおいても、例えば大きな衝撃に対しては衝突音を十分に低減できないことがある。したがって、モータのさらなる静音化が求められている。
【0007】
本開示は上記の点に鑑みてなされた発明であり、本開示の目的は、さらなる静音化が実現されるモータ、送風機及び移動体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係るモータは、回転軸と、軸受と、ロータと、ステータと、緩衝部材とを備える。前記回転軸は、軸心を回転中心とし、前記軸心が延伸する軸心方向に延びる。前記軸受は、前記回転軸を回転自在に支持する。また、前記軸受は、前記軸心方向の先端に位置する先端面を含む。前記ロータは、前記回転軸に固定され、前記軸心方向において前記軸受の前記先端面に対向する対向面を有する。前記ステータは、前記ロータと対向して位置する。前記緩衝部材は、前記軸心方向において前記軸受の前記先端面と前記ロータの前記対向面との間に配置される。前記ロータの前記対向面は、凹部を有する。前記軸受の前記先端面は、前記軸心方向において前記緩衝部材に対向する凸部と、前記凸部よりも外周側でかつ前記軸心方向において前記凸部の先端より前記緩衝部材から離れた位置にある環状接触部とを有する。前記凹部の外周縁の直径をD1とし、前記緩衝部材の外周縁の直径をD2とし、前記凸部の外周縁の直径をd1とし、前記環状接触部の直径をd2とすると、前記軸心を含む平面に沿った少なくとも一断面に対応する箇所において、D2>d2>D1>d1が成立する。
【0009】
本開示の一態様に係る送風機は、前記モータと、前記モータによって駆動される遠心ファンと、を備える。
【0010】
本開示の一態様に係る移動体は、前記送風機と、前記送風機により冷却される冷却対象物と、前記送風機及び前記冷却対象物が搭載された移動体本体と、を備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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