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公開番号2025015101
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118250
出願日2023-07-20
発明の名称摩擦試験装置及び摩擦試験方法
出願人TOYO TIRE株式会社
代理人弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類G01N 19/02 20060101AFI20250123BHJP(測定;試験)
要約【課題】路面部材の温度のバラツキを抑制可能な摩擦試験装置及び摩擦試験方法を提供する。
【解決手段】摩擦試験装置は、試験用ゴム体と接触する試験路面を有する路面部材と、液体を前記路面部材に接触させる液体接触手段と、前記路面部材と接触する前記液体の温度を調節可能な液温調節手段と、を備える。摩擦試験方法は、液体を試験路面を有する路面部材に接触させる液体接触工程と、前記液体の温度を調節する液温調節工程と、試験用ゴム体を前記試験路面に対して相対移動させて前記試験用ゴム体の摩擦係数を計測する計測工程と、を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
試験用ゴム体と接触する試験路面を有する路面部材と、
液体を前記路面部材に接触させる液体接触手段と、
前記路面部材と接触する前記液体の温度を調節可能な液温調節手段と、を備える、摩擦試験装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記液体接触手段は、前記液体を貯留する液体槽を備え、
前記路面部材は、前記液体槽に収容されている、請求項1に記載の摩擦試験装置。
【請求項3】
前記液体槽は、断熱層を備える、請求項2に記載の摩擦試験装置。
【請求項4】
前記液体接触手段は、前記試験路面上に前記液体の膜を形成可能に構成されている、請求項1に記載の摩擦試験装置。
【請求項5】
前記試験路面は、長手方向を有する形状に形成され、
前記液体接触手段は、前記試験路面の短手方向両端に位置する前記路面部材の各側面と前記液体とを接触させる、請求項1~4の何れか1項に記載の摩擦試験装置。
【請求項6】
液体を試験路面を有する路面部材に接触させる液体接触工程と、
前記液体の温度を調節する液温調節工程と、
試験用ゴム体を前記試験路面に対して相対移動させて前記試験用ゴム体の摩擦試験を行うする摩擦試験工程と、を含む、摩擦試験方法。
【請求項7】
前記液体接触工程は、前記液体を貯留した液体槽の中で行われる、請求項6に記載の摩擦試験方法。
【請求項8】
前記液体槽は、断熱層を備える、請求項7に記載の摩擦試験方法。
【請求項9】
前記液体接触工程では、前記試験路面上に前記液体の膜を形成する、請求項6に記載の摩擦試験方法。
【請求項10】
前記液体接触工程では、長手方向を有する形状に形成された前記試験路面の短手方向両端に位置する前記路面部材の各側面と前記液体とを接触させる、請求項6~9の何れか1項に記載の摩擦試験方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、摩擦試験装置及び摩擦試験方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ゴム製品の摩擦試験装置として、ゴム製品又はそれと同じゴムで作製された試験用ゴム片を試験用路面部材に押し当てて摩擦性能を評価する摩擦試験装置が用いられている。ゴム製品の摩擦性能は、ゴム製品と接触する路面の温度によって変化するので、路面部材の温度調節が必要になる。
【0003】
特許文献1には、路面部材にヒータを埋設して、路面部材の温度を調節する摩擦試験装置が開示されている。当該摩擦試験装置のように、路面部材にヒータを埋設すると路面部材の破損リスクがある。ヒータを路面部材に埋設せず路面部材の底面に設置しても、路面部材に熱が伝わりにくく、路面部材の温度にバラツキが生じる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-233797公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の目的は、路面部材の温度のバラツキを抑制可能な摩擦試験装置及び摩擦試験方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の摩擦試験装置は、試験用ゴム体と接触する試験路面を有する路面部材と、液体を前記路面部材に接触させる液体接触手段と、前記路面部材と接触する前記液体の温度を調節可能な液温調節手段と、を備える。
【0007】
本開示の摩擦試験方法は、液体を試験路面を有する路面部材に接触させる液体接触工程と、前記液体の温度を調節する液温調節工程と、試験用ゴム体を前記試験路面に対して相対移動させて前記試験用ゴム体の摩擦係数を計測する計測工程と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
摩擦試験装置の一例を概略的に示す図
路面部材、液体接触手段及び液温調節手段を示す平面図
図2のIII-III線断面図
試験用ゴム体の移動経路を説明する図
好ましい形状を有する試験用ゴム体の三面図
試験用ゴム体の前方側エッジの側面の例を示す図
【0009】
<摩擦試験装置>
まずは、摩擦試験装置100の一例について、図1~図6を参照しながら説明する。なお、各図において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。図1は、摩擦試験装置100の一例を概略的に示す図である。
【0010】
図1に示すように、摩擦試験装置100は、路面と接触するゴム製品の摩擦性能評価に用いることができる。ゴム製品は、例えば、タイヤや靴底などである。タイヤは、空気入りタイヤであってもよく、非空気圧タイヤであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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