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公開番号2025013642
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024196591,2018168345
出願日2024-11-11,2018-09-07
発明の名称ガスバリア性積層体、包装材料用積層体および包装材料
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類B32B 27/32 20060101AFI20250117BHJP(積層体)
要約【課題】包装材料用積層体を構成する中間層として使用することができ、高い酸素バリア性および水蒸気バリア性を有するガスバリア性積層体の提供。
【解決手段】本発明のガスバリア性積層体は、ガスバリア性樹脂層と、ポリオレフィン樹脂層とを備え、ガスバリア性樹脂層およびポリオレフィン樹脂層が共押延伸樹脂フィルムであることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ガスバリア性樹脂層と、ポリオレフィン樹脂層とを備え、
ガスバリア性樹脂層およびポリオレフィン樹脂層が共押延伸樹脂フィルムであることを特徴とする、ガスバリア性積層体。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記ガスバリア性樹脂層と、前記ポリオレフィン樹脂層との間に、接着性樹脂層を備える、請求項1に記載のガスバリア性積層体。
【請求項3】
前記ガスバリア性樹脂層の厚みが、前記ポリオレフィン樹脂層の厚みよりも小さい、請求項1または2に記載のガスバリア性積層体。
【請求項4】
基材と、請求項1~3のいずれか一項に記載のガスバリア性積層体と、ヒートシール層とを備え、
前記基材が、ポリオレフィンにより構成される延伸樹脂フィルムであり、
前記ヒートシール層がポリオレフィンにより構成され、
前記基材を構成するポリオレフィンと、前記ガスバリア性積層体のポリオレフィン樹脂層を構成するポリオレフィンと、前記ヒートシール層を構成するポリオレフィンとが同一のポリオレフィンであることを特徴とする、包装材料用積層体。
【請求項5】
前記基材と、前記ガスバリア性積層体との間、および前記ガスバリア性積層体と、前記ヒートシール層との間の少なくとも一方に、蒸着膜を備える、請求項4に記載の包装材料用積層体。
【請求項6】
前記基材と、前記蒸着膜との間、および前記ガスバリア性積層体と、前記蒸着膜との間に、接着層を備える、請求項5に記載の包装材料用積層体。
【請求項7】
前記蒸着膜が、アルミニウム蒸着膜であり、
前記接着層が、ポリエステルポリオールとイソシアネート化合物とリン酸変性化合物とを含む樹脂組成物の硬化物を含む、請求項6に記載の包装材料用積層体。
【請求項8】
前記包装材料用積層体全体における前記ポリオレフィンの含有量が、80質量%以上である、請求項4~7のいずれか一項に記載の包装材料用積層体。
【請求項9】
請求項4~8のいずれか一項に記載の包装材料用積層体から構成されることを特徴とする、包装材料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスバリア性積層体、該ガスバリア性積層体を備える包装材料用積層体および該包装材料用積層体から構成される包装材料に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、包装材料の構成材料として、樹脂材料からなる樹脂フィルムが使用され、複数の樹脂フィルムから構成される包装材料用積層体が広く使用されている。包装材料には、充填される内容物に応じ様々な機能が求められる。例えば、内容物の経時的な劣化を防止するため、酸素バリア性および水蒸気バリア性などのガスバリア性が要求される。
【0003】
例えば、ガスバリア性を改善した包装材料用積層体として、ポリエステルフィルムなどの基材と、ヒートシール層との間に、ポリアミドなどから構成されるガスバリア層を中間層として設けることが行われている。
しかしながら、包装材料用積層体には、さらなるガスバリア性の改善が求められていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、包装材料用積層体を構成する中間層として使用することができ、高い酸素バリア性および水蒸気バリア性を有するガスバリア性積層体を提供することである。
【0005】
また、本発明の解決しようとする課題は、該ガスバリア性積層体を備え、酸素バリア性及び水蒸気バリア性が顕著に改善された包装材料用積層体を提供することである。
【0006】
さらに、本発明の解決しようとする課題は、該包装材料用積層体から構成される包装材料を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のガスバリア性積層体は、ガスバリア性樹脂層と、ポリオレフィン樹脂層とを備え、ガスバリア性樹脂層およびポリオレフィン樹脂層が共押延伸樹脂フィルムであることを特徴とする。
【0008】
本発明の一実施形態においては、ガスバリア性積層体は、ガスバリア性樹脂層と、ポリオレフィン樹脂層との間に、接着性樹脂層を備える。
【0009】
本発明の一実施形態においては、ガスバリア性樹脂層の厚みは、ポリオレフィン樹脂層の厚みよりも小さい。
【0010】
本発明の包装材料用積層体は、基材と、上記ガスバリア性積層体と、ヒートシール層とを備え、
基材が、ポリオレフィンにより構成される延伸樹脂フィルムであり、
ヒートシール層がポリオレフィンにより構成され、
基材を構成するポリオレフィンと、ガスバリア性積層体のポリオレフィン樹脂層を構成するポリオレフィンと、ヒートシール層を構成するポリオレフィンとが同一のポリオレフィンであることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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