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公開番号2025013163
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024072306
出願日2024-04-26
発明の名称半導体パッケージ及びその製造方法
出願人三星電子株式会社,Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人弁理士法人共生国際特許事務所
主分類H01L 23/12 20060101AFI20250117BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】3.5Dパッケージ技術の問題点を解決できる新しい半導体パッケージ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明による半導体パッケージは、再配線構造体と、再配線構造体の上部面上の第1半導体積層構造体と、ここで、第1半導体積層構造体は、第1チップレット及び第1チップレット上に配置される第2チップレットを含み、再配線構造体の上部面上に、第1半導体積層構造体と並んで配置される第2半導体積層構造体と、第1半導体積層構造体上及び第2半導体積層構造体上に配置され、第1半導体積層構造体と第2半導体積層構造体との間を電気的に接続するブリッジダイと、第1半導体積層構造体及び第2半導体積層構造体の内の少なくとも一つの上部面上の表面実装デバイス(SMD)と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
再配線構造体と、
前記再配線構造体の上部面上の第1半導体積層構造体と、
ここで、前記第1半導体積層構造体は、第1チップレット及び前記第1チップレット上に配置される第2チップレットを含み、
前記再配線構造体の上部面上に、前記第1半導体積層構造体と並んで(side by side)配置される第2半導体積層構造体と、
前記第1半導体積層構造体上及び前記第2半導体積層構造体上に配置され、前記第1半導体積層構造体と前記第2半導体積層構造体との間を電気的に接続するブリッジダイと、
前記第1半導体積層構造体及び前記第2半導体積層構造体の内の少なくとも一つの上部面上の表面実装デバイス(SMD)と、を有することを特徴とする半導体パッケージ。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第1半導体積層構造体及び前記第2半導体積層構造体は、前記ブリッジダイを通して信号を交換することを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
【請求項3】
前記第1チップレットは、前記第2チップレットに面する面に位置する第1活性領域を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
【請求項4】
前記第1チップレットは、前記第1活性領域から前記第1チップレットの後面まで下方に延長される複数の第1貫通シリコンビアを含むことを特徴とする請求項3に記載の半導体パッケージ。
【請求項5】
前記第2チップレットは、前記第1チップレットに面する面に位置する第2活性領域を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
【請求項6】
前記第2チップレットは、前記第2活性領域から前記第2チップレットの後面まで上方向に延長される複数の第2貫通シリコンビアを含むことを特徴とする請求項5に記載の半導体パッケージ。
【請求項7】
前記複数の第2貫通シリコンビアのそれぞれは、前記ブリッジダイ又は前記表面実装デバイスに電気的に接続されることを特徴とする請求項6に記載の半導体パッケージ。
【請求項8】
前記第1チップレットは、第1フットプリントを有し、
前記第2チップレットは、第2フットプリントを有し、
前記第1フットプリントは、前記第2フットプリント内にあることを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
【請求項9】
再配線構造体と、
前記再配線構造体上の第1半導体積層構造体と、
ここで、前記第1半導体積層構造体は、
第1チップレットと、
前記第1チップレットの側面をモールディングする第1モールディング材と、
前記第1チップレット上及び前記第1モールディング材上の第2チップレットと、
ここで、前記第1チップレットは、前記再配線構造体と前記第2チップレットとの間に配置され、
前記第1チップレットと前記第2チップレットとの間の第1相互接続構造体と、を含み、
前記再配線構造体上に、前記第1半導体積層構造体と並んで(side by side)配置される第2半導体積層構造体と、
前記第1半導体積層構造体上及び前記第2半導体積層構造体上に配置され、前記第1半導体積層構造体と前記第2半導体積層構造体を電気的に接続するブリッジダイと、
前記第1半導体積層構造体及び前記第2半導体積層構造体の内の少なくとも一つの上に配置される表面実装デバイス(SMD)と、
前記再配線構造体上に、前記第1半導体積層構造体、前記第2半導体積層構造体、前記ブリッジダイ、及び前記表面実装デバイスをカバーする第2モールディング材と、を有することを特徴とする半導体パッケージ。
【請求項10】
前記第1チップレットは、中央処理ユニット(Central Processing Unitnit:CPU)又はグラフィック処理ユニット(Graphic Processing Unit:GPU)を含むことを特徴とする請求項9に記載の半導体パッケージ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体パッケージ及びその製造方法に関し、特に、3.5Dパッケージ技術の問題点を解決できる新しい半導体パッケージ及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
半導体産業分野は、より多くの受動又は能動デバイスが与えられた領域内に集積できるように集積密度の向上を追求している。
半導体前工程(Front End Process)の回路線幅を微細化するための技術開発が徐々に限界に直面するようになり、これに伴い、半導体産業分野は、高い集積密度を有することができる半導体パッケージ技術を開発し、半導体前工程の限界を補完している。
【0003】
このような流れに沿って、高帯域幅メモリ(High Bandwidth Memory:HBM)の下部面とチップレット(Chiplet)積層構造体の下部面をブリッジダイで連結し、ブリッジダイの下に基板を配置し、基板の下部面に表面実装デバイス(Surface Mount Device:SMD)を配置した3.5Dパッケージ技術が開発された。
【0004】
3.5Dパッケージ技術では、上部の高帯域幅メモリ(HBM)とチップレット積層構造体、及び下部の表面実装デバイス(SMD)の間にブリッジダイと基板が配置される。
したがって、3.5Dパッケージ技術は、上部の高帯域幅メモリ(HBM)とチップレット積層構造体、及び下部の表面実装デバイス(SMD)間の長い電気的経路を有し、このような長い電気的経路は、高性能の半導体パッケージの実現を難しくし、3.5Dパッケージの垂直方向の厚さを厚くする。
また、基板下に表面実装デバイス(SMD)を配置することにより、基板下に配置される接続部材の数が少なくなり、これにより、3.5Dパッケージの水平サイズが大きくなる。
【0005】
したがって、このような従来の半導体パッケージ技術の問題点を解決できる新しい半導体パッケージ技術の開発が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上記従来の半導体パッケージ技術における課題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、3.5Dパッケージにおいて、高帯域幅メモリ(HBM)の上部面とチップレット積層構造体の上部面をブリッジダイで連結し、高帯域幅メモリ(HBM)の上部面及びチップレット積層構造体の上部面の内の少なくとも一つの上に表面実装デバイス(SMD)を配置し、高帯域幅メモリ(HBM)の下部面とチップレット積層構造体の下部面に再配線構造体を配置する、半導体パッケージ及び半導体パッケージ製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するためになされた本発明による半導体パッケージは、再配線構造体と、前記再配線構造体の上部面上の第1半導体積層構造体と、ここで、前記第1半導体積層構造体は、第1チップレット及び前記第1チップレット上に配置される第2チップレットを含み、前記再配線構造体の上部面上に、前記第1半導体積層構造体と並んで(side by side)配置される第2半導体積層構造体と、前記第1半導体積層構造体上及び前記第2半導体積層構造体上に配置され、前記第1半導体積層構造体と前記第2半導体積層構造体との間を電気的に接続するブリッジダイと、前記第1半導体積層構造体及び前記第2半導体積層構造体の内の少なくとも一つの上部面上の表面実装デバイス(SMD)と、を有することを特徴とする。
【0008】
また、上記目的を達成するためになされた本発明による半導体パッケージは、再配線構造体と、前記再配線構造体上の第1半導体積層構造体と、ここで、前記第1半導体積層構造体は、第1チップレットと、前記第1チップレットの側面をモールディングする第1モールディング材と、前記第1チップレット上及び前記第1モールディング材上の第2チップレットと、ここで、前記第1チップレットは、前記再配線構造体と前記第2チップレットとの間に配置され、前記第1チップレットと前記第2チップレットとの間の第1相互接続構造体を含み、前記再配線構造体上に、前記第1半導体積層構造体と並んで(side by side)配置される第2半導体積層構造体と、前記第1半導体積層構造体上及び前記第2半導体積層構造体上に配置され、前記第1半導体積層構造体と前記第2半導体積層構造体を電気的に接続するブリッジダイと、前記第1半導体積層構造体及び前記第2半導体積層構造体の内の少なくとも一つの上に配置される表面実装デバイス(SMD)と、前記再配線構造体上に、前記第1半導体積層構造体、前記第2半導体積層構造体、前記ブリッジダイ、及び前記表面実装デバイスをカバーする第2モールディング材と、を有することを特徴とする。
【0009】
上記目的を達成するためになされた本発明による半導体パッケージ製造方法は、再配線構造体上に第1半導体積層構造体を実装するステップと、ここで、前記第1半導体積層構造体は、第1チップレット及び第1チップレット上の第2チップレットを含み、前記再配線構造体上に、前記第1半導体積層構造体と並んで(side by side)第2半導体積層構造体を実装するステップと、前記第1半導体積層構造体上及び前記第2半導体積層構造体上にブリッジダイを実装するステップと、ここで、前記ブリッジダイは、前記第1半導体積層構造体と前記第2半導体積層構造体上に位置し、前記ブリッジダイは、前記第1半導体積層構造体と前記第2半導体積層構造体を電気的に接続し、前記第1半導体積層構造体及び前記第2半導体積層構造体の内の少なくとも一つの上に表面実装デバイス(SMD)を実装するステップと、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る半導体パッケージ及びその製造方法によれば、従来、基板下に配置された表面実装デバイス(SMD)を高帯域幅メモリ(HBM)の上部面とチップレット積層構造体の上部面に配置することができる。
従って、高帯域幅メモリ(HBM)とチップレット積層構造体、及び表面実装デバイス(SMD)間の電気的経路の長さを減らすことができる。
また、従来、基板の上部面、及びチップレット積層構造体と高帯域幅メモリ(HBM)の下部面との間に配置され、シリコンインタポ-ザに埋め込まれていたブリッジダイを高帯域幅メモリ(HBM)の上部面、そしてチップレット積層構造体の上部面に配置することができる。
従って、シリコンインタポ-ザを使用せず、半導体パッケージの外部接続部材と高帯域幅メモリ(HBM)との間、そして半導体パッケージの外部接続部材とチップレット積層構造体との間の電気的経路の長さを減らすことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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