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公開番号
2025023804
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-17
出願番号
2024078630
出願日
2024-05-14
発明の名称
駆動信号供給装置及びその駆動信号キャリブレーション方法
出願人
三星電子株式会社
,
Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人
弁理士法人共生国際特許事務所
主分類
H10D
89/00 20250101AFI20250207BHJP()
要約
【課題】ハードウェア仕様に従った性能条件を満たす駆動信号を供給する駆動信号供給装置及びその駆動信号キャリブレーション方法を提供する。
【解決手段】本発明の駆動信号供給装置は、発振回路、駆動信号生成回路、及び制御回路を備え、発振回路は複数の発振信号を出力し、発振回路は複数の発振器を含み、複数の発振器の各々はインバータを含み、複数の発振器のうちの1つに含まれるインバータのそれぞれのスイッチング特性は複数の発振器のうちの他の1つに含まれるインバータのそれぞれのスイッチング特性とは異なり、制御回路は複数の発振信号に基づいて半導体装置のプロセスコーナーを検出し、駆動信号生成回路は制御信号に基づいて半導体装置の1つ以上の駆動信号を生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の発振信号を出力し、各々がインバータを設ける複数の発振器を含む発振回路と、
前記複数の発振信号に基づいて半導体装置のプロセスコーナーを検出して制御信号を生成する制御回路と、
前記制御信号に基づいて前記半導体装置の1つ以上の駆動信号を生成する駆動信号生成回路と、を備え、
前記複数の発振器のうちの1つに含まれるインバータのそれぞれのスイッチング特性は、他の1つに含まれるインバータのそれぞれのスイッチング特性とは異なることを特徴とする駆動信号供給装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記制御回路は、
前記複数の発振信号をカウントして複数のカウント値を生成するカウンタと、
前記複数のカウント値に基づいて前記プロセスコーナーを決定するプロセスコーナー決定器と、
前記プロセスコーナーに基づいて前記制御信号を生成する制御信号生成器と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の駆動信号供給装置。
【請求項3】
前記半導体装置の1つ以上の駆動信号は、前記半導体装置に提供される内部電圧を含み、
前記プロセスコーナー決定器は、前記プロセスコーナーのタイプを区分するための2つ以上の基準値及び前記複数のカウント値に基づいて前記プロセスコーナーを決定することを特徴とする請求項2に記載の駆動信号供給装置。
【請求項4】
前記プロセスコーナー決定器は、
前記複数のカウント値を平均して平均カウント値を計算し、
前記平均カウント値と前記2つ以上の基準値とを比較して前記プロセスコーナーを決定することを特徴とする請求項3に記載の駆動信号供給装置。
【請求項5】
前記2つ以上の基準値は、第1基準値及び第2基準値を含み、
前記プロセスコーナー決定器は、前記平均カウント値が前記第1基準値よりも小さい場合、前記プロセスコーナーを第1タイプとして決定し、
前記制御信号生成器は、前記プロセスコーナーが前記第1タイプとして決定されたことに基づいて前記内部電圧の電圧レベルを増加させることを特徴とする請求項4に記載の駆動信号供給装置。
【請求項6】
前記制御信号生成器は、前記内部電圧の電圧レベルを増加させた後、前記増加させた内部電圧を前記発振回路に供給し、
前記発振回路は、前記複数の発振信号を再出力し、
前記制御回路は、前記再出力された前記複数の発振信号に基づいて前記半導体装置の前記プロセスコーナーを再決定して前記制御信号を生成することを特徴とする請求項5に記載の駆動信号供給装置。
【請求項7】
前記プロセスコーナー決定器は、前記平均カウント値が前記第1基準値以上であり、且つ前記第2基準値よりも小さい場合、前記プロセスコーナーを第2タイプとして決定し、
前記制御信号生成器は、前記プロセスコーナーが前記第2タイプとして決定されたことに基づいて前記内部電圧の電圧レベルを維持させることを特徴とする請求項5に記載の駆動信号供給装置。
【請求項8】
前記半導体装置の1つ以上の駆動信号は、前記半導体装置に提供される内部クロックを含み、
前記プロセスコーナー決定器は、前記複数のカウント値を互いに比較して前記プロセスコーナーを決定することを特徴とする請求項2に記載の駆動信号供給装置。
【請求項9】
前記複数の発振器は、
第1発振信号を出力する第1発振器と、
第2発振信号を出力する第2発振器と、
第3発振信号を出力する第3発振器と、を含み、
前記第1発振器に含まれるインバータのそれぞれは、チャネル幅の第1比を有し、
前記第2発振器に含まれるインバータのそれぞれは、チャネル幅の第2比を有し、
前記第3発振器に含まれるインバータのそれぞれは、チャネル幅の第3比を有し、
前記チャネル幅の第2比は、前記チャネル幅の第1比よりも大きく、
前記チャネル幅の第3比は、前記チャネル幅の第1比よりも大きく、
前記プロセスコーナー決定器は、前記第1発振信号の周波数、前記第2発振信号の周波数、及び前記第3発振信号の周波数を比較して前記プロセスコーナーを決定することを特徴とする請求項8に記載の駆動信号供給装置。
【請求項10】
前記カウンタは、前記第1発振信号をカウントして第1カウント値を生成し、前記第2発振信号をカウントして第2カウント値を生成し、前記第3発振信号をカウントして第3カウント値を生成し、
前記プロセスコーナー決定器は、前記第1カウント値と前記第2カウント値とを比較して、前記第1発振信号の周波数と前記第2発振信号の周波数とを比較することを特徴とする請求項9に記載の駆動信号供給装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関し、より詳しくは、駆動信号供給装置及び駆動信号供給装置の駆動信号キャリブレーション方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体装置は、駆動信号供給装置を含み、駆動信号供給装置によって生成される駆動信号に基づいて動作する。駆動信号は内部電圧又は内部クロックを含み、内部電圧又は内部クロックは半導体装置に含まれる各構成要素に供給される。
【0003】
半導体装置は、決められたハードウェア仕様に従って製造される。しかし、半導体装置の製造プロセス、又は半導体装置が実際に動作する動作プロセスでは、PVT(process, voltage and temperature)などの変化により、ハードウェア仕様に応じた期待通りに製造又は動作せずに、半導体装置の性能の劣化が発生することがある。例えば、内部電圧の電圧レベルがハードウェア仕様による電圧レベルに満たないか又はそれを超えることがあり、内部クロックのデューティ比50%を維持できないことがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-115750号公報
特開平11-163691号公報
米国特許第10,972,080号明細書
米国特許第10,659,014号明細書
米国特許第10,943,053号明細書
米国特許第10,361,692号明細書
米国特許第8,008,967号明細書
米国特許第7,463,096号明細書
米国特許第7,859,421号明細書
韓国登録特許第10-1477052号公報
韓国登録特許第10-2376653号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、ハードウェア仕様に従った性能条件を満たす駆動信号を供給する駆動信号供給装置を提供することにある。
【0006】
また、本発明の目的は、上記駆動信号供給装置の駆動信号キャリブレーション方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様による駆動信号供給装置は、発振回路、駆動信号生成回路、及び制御回路を備え、前記発振回路は複数の発振信号を出力し、前記発振回路は複数の発振器を含み、前記複数の発振器の各々はインバータを含み、前記複数の発振器のうちの1つに含まれるインバータのそれぞれのスイッチング特性は前記複数の発振器のうちの他の1つに含まれるインバータのそれぞれのスイッチング特性とは異なり、前記駆動信号生成回路は制御信号に基づいて半導体装置の1つ以上の駆動信号を生成し、前記制御回路は前記複数の発振信号に基づいて前記半導体装置のプロセスコーナーを検出する。
【0008】
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様による駆動信号キャリブレーション方法は、発振回路によって複数の発振信号が出力され、前記発振回路は複数の発振器を含み、前記複数の発振器の各々はインバータを含み、前記複数の発振器のうちの1つに含まれるインバータのそれぞれのスイッチング特性は前記複数の発振器のうちの他の1つに含まれるインバータのそれぞれのスイッチング特性とは異なり、前記複数の発振信号に基づいて半導体装置のプロセスコーナーが検出され、前記プロセスコーナーに基づいて前記半導体装置の1つ以上の駆動信号がキャリブレーションされる。
【0009】
上記目的を達成するためになされた本発明の他の態様による駆動信号供給装置は、発振回路、駆動信号生成回路、及び制御回路を備え、前記発振回路は複数の発振信号を出力し、前記発振回路は複数の発振器を含み、前記複数の発振器の各々はインバータを含み、前記複数の発振器のうちの1つに含まれるインバータのそれぞれのスイッチング特性は前記複数の発振器のうちの他の1つに含まれるインバータのそれぞれのスイッチング特性とは異なり、前記駆動信号生成回路は制御信号に基づいて半導体装置の1つ以上の駆動信号を生成し、前記制御回路は前記複数の発振信号に基づいて比較演算を含む1つ以上の演算を遂行して制御信号を生成する。
【発明の効果】
【0010】
本発明の駆動信号供給装置によれば、異なる発振周期又は異なる発振周波数を有する複数の発振信号を出力する複数の発振器を用いて、半導体装置のプロセス特性としてプロセスコーナーを検出することができ、プロセスコーナーに基づいて半導体装置に含まれる各構成要素に供給される1つ以上の駆動信号を生成及びキャリブレーションすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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