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公開番号
2025008258
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023110258
出願日
2023-07-04
発明の名称
画像形成装置および画像形成システム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20250109BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】従来よりもトナー画像の濃度ムラを低減する。
【解決手段】画像形成装置は、感光体と、感光体の表面を帯電させる帯電手段と、感光体の表面を露光する露光手段と、静電潜像をトナーにより現像してトナー画像を形成する現像手段と、トナー画像をシートに転写する転写手段を有する。画像形成装置は、感光体の表面のN個の露光領域のそれぞれについて累積画像形成量を記憶し、N個の露光領域のそれぞれについて累積画像形成量に基づき露光条件を決定し、N個の露光領域を露光する。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
回転駆動される感光体と、
前記感光体の表面を帯電させる帯電手段と、
前記感光体の表面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
前記静電潜像をトナーにより現像してトナー画像を形成する現像手段と、
前記トナー画像をシートに転写する転写手段と、
前記感光体の表面におけるN個の露光領域のそれぞれについて累積画像形成量を記憶する記憶手段と、
前記N個の露光領域のそれぞれについて前記累積画像形成量に基づき露光条件を決定する決定手段と、
前記露光条件にしたがって前記N個の露光領域のそれぞれを露光するよう前記露光手段を制御する制御手段と、
を有する画像形成装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記決定手段は、前記累積画像形成量が多いほど露光量が多くなるように前記N個の露光領域のそれぞれの前記露光条件を決定する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記N個の露光領域は、前記感光体の回転軸に対して平行な第一方向に沿って並んでいる、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記N個の露光領域は、前記感光体の回転軸に対して平行な第一方向と直交する第二方向に沿って並んでいる、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記N個の露光領域は、前記感光体の表面においてマトリクス状に並んでいる、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記画像形成装置が設置されている環境の環境条件を検知する検知手段をさらに有し、
前記決定手段は、前記累積画像形成量と、前記検知手段により検知された前記環境条件とに基づき、前記N個の露光領域のそれぞれについて前記露光条件を決定する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
それぞれ異なる複数の環境条件に対して一対一で関連付けられた複数の補正式を格納した格納手段をさらに有し、
前記決定手段は、前記複数の補正式のうちで前記検知手段により検知された前記環境条件に対応する補正式を選択し、前記選択された前記補正式を用いて、前記N個の露光領域のそれぞれの前記露光条件を決定する、請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記環境条件は、温度と湿度とのうち少なくとも一方を含む、請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記決定手段は、前記N個の露光領域のそれぞれについて前記累積画像形成量に第一補正係数を乗算して積を求め、当該積に対して第二補正係数を加算して前記露光条件における露光量を決定する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記第一補正係数と前記第二補正係数とは前記トナーの種類に応じて決定される、請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成装置および画像形成システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置は、感光体ドラムを一様に帯電させ、感光体ドラムを露光して静電潜像を形成し、静電潜像にトナーを作用させることでトナー画像を形成する。感光体ドラムの芯金の上に設けられた感光層は、トナー画像を形成するたびに徐々に薄くなって行く。その結果、トナー画像の濃度が徐々に低下してしまう。特許文献1によれば、画像形成装置に供給されるシートの枚数に応じて感光層の膜厚を求め、膜厚に応じて露光条件を変更することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-120245号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術によれば、画像を印刷されるシートの枚数に応じて感光体の表面のどの位置においても感光層の膜厚が均一に薄くなることが想定されている。しかし、感光層の膜厚の減少量は、形成される画像の種類に依存する。そのため、感光体の表面全体では感光層の膜厚にムラが生じる。たとえば、感光体の主走査方向(感光体の回転軸に対して平行な方向)における特定の位置に、複数のシート間を接着するための接着用トナー画像が頻繁に形成されることがある。この場合、主走査方向における特定の位置の感光層の膜厚が、他の位置の膜厚よりも薄くなってしまう。そこで、本発明は、従来よりもトナー画像の濃度ムラを低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、たとえば、
回転駆動される感光体と、
前記感光体の表面を帯電させる帯電手段と、
前記感光体の表面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
前記静電潜像をトナーにより現像してトナー画像を形成する現像手段と、
前記トナー画像をシートに転写する転写手段と、
前記感光体の表面におけるN個の露光領域のそれぞれについて累積画像形成量を記憶する記憶手段と、
前記N個の露光領域のそれぞれについて前記累積画像形成量に基づき露光条件を決定する決定手段と、
前記露光条件にしたがって前記N個の露光領域のそれぞれを露光するよう前記露光手段を制御する制御手段と、
を有する画像形成装置を提供する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、従来よりもトナー画像の濃度ムラが低減される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像形成システムを説明する図
画像を説明する図
熱圧着ユニットを説明する図
プロセスカートリッジを説明する図
感光層を説明する図
表面電位を説明する図
VD変動量に対する露光量を示すグラフと通紙枚数に対する膜厚減少量を示すグラフ
テスト画像を説明する図
露光領域に割り当てられるメモリアドレスを説明する図
累積画素数に対する膜厚減少量と露光量を示すグラフ
実験結果を説明する表
テスト画像を説明する図
CPUの機能を説明する図
累積画素数のカウント方法を示すフローチャート
露光条件の決定方法を示すフローチャート
テスト画像を説明する図
感光体ドラムの回転周期とテスト画像との関係を説明する図
露光条件の決定方法を示すフローチャート
累積画素数にタイする膜厚減少量と露光量とを示すグラフ
露光条件の決定方法を示すフローチャート
画像処理条件の決定方法を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0009】
<実施例1>
(1)画像形成システム
図1が示すように、画像形成システム1は、画像形成装置100と後処理装置130を有している。後処理装置130は画像形成装置100に接続されるシート処理装置である。画像形成装置100は、記録材であるシートSに画像を形成する。中間搬送ユニット120は、画像が形成されたシートSを後処理装置130へ搬送する。後処理装置130は、必要に応じてシートSに後処理を施して出力する。
【0010】
画像形成装置100は、シートカセット8、画像形成部10、定着器6、およびこれらを収容する筐体19を備えている。画像形成部10は、シートカセット8から給送されるシートSにトナー画像を形成する。定着器6はシートSにトナー画像を定着させる定着処理を実行する。
(【0011】以降は省略されています)
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