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公開番号
2025005154
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023105209
出願日
2023-06-27
発明の名称
電動作業機械のベースフレームおよび電動作業機械
出願人
株式会社小松製作所
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
E02F
9/08 20060101AFI20250108BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】大容量のバッテリの設置に適した、電動作業機械のベースフレームを提供する。
【解決手段】電動作業機械のベースフレームは、上面と下面とを有するベースプレートと、作業機を支持する第1および第2のビームとを備える。第1のビームと第2のビームとは、上面側で第1の方向に延び、かつ、第1の方向と下面から上面への向きとに垂直な第2の方向において互いに離間した状態で対向している。上面は、上方にバッテリが設置され、かつ、第1および第2の方向に広がる第1の領域を有する。ベースフレームは、上面側において第1の領域の上方または下面側において第1の領域の下方に設置され、かつ、ベースフレームの上面視において第2の方向に交差する方向に延びた第3のビームをさらに備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
作業機とバッテリとを有する電動作業機械のベースフレームであって、
上面と下面とを有するベースプレートと、
各々が前記作業機を支持する第1および第2のビームとを備え、
前記第1のビームと前記第2のビームとは、前記上面側で第1の方向に延び、かつ、前記第1の方向と前記下面から前記上面への向きとに垂直な第2の方向において互いに離間した状態で対向しており、
前記上面は、上方にバッテリが設置され、かつ、前記第1および第2の方向に広がる第1の領域を有し、
前記上面側において前記第1の領域の上方または前記下面側において前記第1の領域の下方に設置され、かつ、前記ベースフレームの上面視において前記第2の方向に交差する方向に延びた第3のビームをさらに備える、電動作業機械のベースフレーム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1および第2のビームの各々は、前記第1の方向に沿って、前記作業機を支持する第1の端部と、前記第1の端部とは反対側の第2の端部とを有し、
前記第1の領域は、前記第1の端部よりも前記第2の端部側に位置する、請求項1に記載の電動作業機械のベースフレーム。
【請求項3】
前記第3のビームは、前記第1の領域の上方において前記第1の方向に延びている、請求項2に記載の電動作業機械のベースフレーム。
【請求項4】
前記第1および第2のビームの各々は、互いに対向する第1の側面と、前記第1の側面とは反対側の第2の側面とを有し、
前記第3のビームは、前記第1および第2のビームの一方の前記第1の側面または前記第2の側面に当接した状態で設置されている、請求項3に記載の電動作業機械のベースフレーム。
【請求項5】
前記第1のビームは、前記第2の方向において、前記第2のビームよりも前記ベースプレートの中央側に設置されており、
前記第3のビームは、前記第1のビームの前記第2の側面に当接した状態で設置されている、請求項4に記載の電動作業機械のベースフレーム。
【請求項6】
前記上面は、前記第1の領域よりも前記第1の端部側に、前記第1および第2の方向に広がった第2の領域をさらに有し、
前記第1、第2、および第3のビームは、前記第1および第2の領域の上方に設置されている、請求項4に記載の電動作業機械のベースフレーム。
【請求項7】
前記第1のビームは、前記第2の方向において、前記第2のビームと前記第3のビームとの間に配置されており、
前記第1のビームと前記第3のビームとは、前記第2の方向において離間している、請求項3に記載の電動作業機械のベースフレーム。
【請求項8】
前記第3のビームは、前記第2の方向において、前記第1のビームと前記第2のビームとの間に配置されており、かつ、前記第2の方向において前記第1および第2のビームの各々と離間している、請求項3に記載の電動作業機械のベースフレーム。
【請求項9】
前記第1の領域の上方に設置され、かつ、前記第1の方向に延びた第4のビームをさらに備え、
前記第4のビームは、前記第1のビームに対して前記第3のビームとは反対側に設置されている、請求項8に記載の電動作業機械のベースフレーム。
【請求項10】
各々が前記第1の領域の上方に設置され、かつ、各々が前記第1の方向に延びた第4および第5のビームをさらに備え、
前記第4のビームは、前記第2の方向において、前記第1のビームと前記第2のビームとの間に配置されており、かつ、前記第2の方向において前記第1および第2のビームの各々と離間しており、
前記第5のビームは、前記第1および第3のビームに対して前記第4のビームとは反対側に設置されている、請求項5に記載の電動作業機械のベースフレーム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電動作業機械のベースフレームおよび電動作業機械に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ショベル等の作業機械においては、環境問題等に配慮して電動式作業機械が提案されている。たとえば特開2012-202067号公報(特許文献1)に示された電動式ショベルでは、従来の油圧ショベルにおけるエンジンに代えて、バッテリにより駆動される電動モータが用いられる。特許文献1の電動式油圧ショベルでは、旋回フレームの後端部にバッテリが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-202067号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電動作業機械の連続稼働時間を長くするためには、大容量のバッテリを電動作業機械のベースフレームに設置する必要がある。大容量のバッテリは重量物のため、ベースフレームには大きな荷重が加わり、ベースフレームが撓む。それゆえ、ベースフレームの強度を高めることが求められる。
【0005】
本開示は、大容量のバッテリの設置に適した、電動作業機械のベースフレームおよび電動作業機械を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある局面に従うと、作業機とバッテリとを有する電動作業機械のベースフレームは、上面と下面とを有するベースプレートと、各々が作業機を支持する第1および第2のビームとを備える。前記第1のビームと第2のビームとは、上面側で第1の方向に延び、かつ、第1の方向と下面から上面への向きとに垂直な第2の方向において互いに離間した状態で対向している。上面は、上方にバッテリが設置され、かつ、第1および第2の方向に広がる第1の領域を有する。電動作業機械のベースフレームは、上面側において第1の領域の上方または下面側において第1の領域の下方に設置され、かつ、ベースフレームの上面視において第2の方向に交差する方向に延びた第3のビームをさらに備える。
【0007】
本開示の他の局面に従うと、電動作業機械は、作業機と、バッテリと、作業機を支持し、かつ、バッテリが搭載されるベースフレームとを備える。ベースフレームは、プレート部材と、各々がプレート部材から上方に立ち上がり、かつ、前後方向に延びた第1および第2のビームと、プレート部材の上方または下方に接続され、かつ、左右方向に交差する方向に延びた第3のビームとを含む。第1および第2のビームには、作業機が取り付けられる。第1、第2、および第3のビームの各々は、少なくとも一部がバッテリの直下に位置する。
【発明の効果】
【0008】
上記の構成によれば、ベースフレームが第3のビームによって強度が高まるため、大容量のバッテリの設置に適する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ベースフレームの斜視図である。
ベースフレームの上面図である。
メインビームの側面図である。
メインビームの側面図である。
サブビームの側面図である。
サブビームの側面図である。
サブビームの側面図である。
ベースプレートの上面図である。
ベースフレームにバッテリを設置した状態を示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施の形態について図に基づいて説明する。以下の説明では、同一部品には、同一の符号を付している。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)
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