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公開番号
2024177864
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2023096238
出願日
2023-06-12
発明の名称
駒装置、丁合プログラム、丁合システム
出願人
株式会社北電子
代理人
弁理士法人平和国際特許事務所
主分類
B42C
1/00 20060101AFI20241217BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約
【課題】準備工程の作業性を向上した駒装置を提供する。
【解決手段】駒装置10は、折丁Wの所定領域を撮像可能なカメラ31と、像手段が撮像したことにより得られる画像を他の駒装置10に送信可能な送信手段と、他の駒装置10の信手段から送信された画像を受信可能な受信手段と、カメラ31が撮像したことにより得られる画像と、受信手段が受信した画像とを比較可能な比較手段と、比較手段による比較結果を表示可能なタッチパネル32とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
折丁の流し方向に沿って複数配置され、他の駒装置との間で通信可能に設けられた駒装置であって、
折丁の所定領域を撮像可能な撮像手段と、
前記撮像手段が撮像したことにより得られる画像を前記他の駒装置に送信可能な送信手段と、
前記他の駒装置の前記送信手段から送信された画像を受信可能な受信手段と、
前記撮像手段が撮像したことにより得られる画像と、前記受信手段が受信した画像とを比較可能な比較手段と、
前記比較手段による比較結果を表示可能な表示手段と、
を備えることを特徴とする駒装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記撮像手段は、
前記所定領域の複数箇所を連続撮像可能であり、
前記送信手段は、
前記撮像手段が連続撮像したことにより得られる複数の画像における一の画像を送信可能であり、
前記比較手段は、
前記撮像手段が連続撮像したことにより得られる複数の画像における一の画像と、前記受信手段が受信した一の画像とを比較可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の駒装置。
【請求項3】
前記他の駒装置の比較手段が実行した画像比較処理の比較結果である他駒画像比較結果を取得する他駒画像比較結果取得手段とを備え、
前記表示手段は、前記駒装置の比較結果である自駒画像比較結果に加えて、前記他駒画像比較結果取得手段が取得した他駒画像比較結果を表示する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の駒装置。
【請求項4】
前記他駒画像比較結果取得手段は、
前記駒装置の隣に配置された隣駒装置の他駒画像比較結果である隣駒画像比較結果を含む情報を取得し、
前記表示手段は、前記自駒画像比較結果及び前記隣駒画像比較結果の画像配置を、前記駒装置及び隣駒装置の配置に対応した態様で表示する
ことを特徴とする請求項3に記載の駒装置。
【請求項5】
前記他の駒装置において前記撮像手段によって折丁の所定領域が再撮像されたか否かを判定する他駒画像更新判定処理手段とを備え、
前記比較手段は、前記他駒画像更新判定処理手段が前記他の駒装置において再撮像されたと判定した場合に、再撮像したことにより得られる画像に基づいて画像比較処理を再度実行可能であり、
前記表示手段は、前記自駒画像比較結果及び前記他駒画像比較結果を、再度実行した画像比較処理の自駒画像比較結果と、前記他の駒装置において再度実行された画像比較処理の他駒画像比較結果とに更新する
ことを特徴とする請求項3に記載の駒装置。
【請求項6】
複数の駒装置は、
一定規則に従った識別情報が付与されており、前記一定規則に従った順序で配列されており、
それぞれの駒装置は、前記識別情報に対応付いた駒名称が付与されており、
前記表示手段は、前記駒装置の駒名称及び自駒画像比較結果と、前記他の駒装置の駒名称及び他駒画像比較結果とを、前記一定規則に対応した従った配置で表示する
ことを特徴とする請求項3に記載の駒装置。
【請求項7】
折丁の流し方向に沿って配置された複数の駒装置を備え、複数の駒装置間で通信可能な丁合システムであって、
折丁の所定領域を撮像可能な撮像手段と、
前記撮像手段が撮像したことにより得られる画像を他の駒装置に送信可能な送信手段と、
前記他の駒装置の前記送信手段から送信された画像を受信可能な受信手段と、
前記撮像手段が撮像したことにより得られる画像と、前記受信手段が受信した画像とを比較可能な比較手段と、
前記比較手段による比較結果を表示可能な表示手段と、
を備えることを特徴とする丁合システム。
【請求項8】
折丁の流し方向に沿って複数配置され、他の駒装置との間で通信可能に設けられた駒装置のコンピュータを、
折丁の所定領域を撮像可能な撮像手段と、
前記撮像手段が撮像したことにより得られる画像を前記他の駒装置に送信可能な送信手段と、
前記他の駒装置の前記送信手段から送信された画像を受信可能な受信手段と、
前記撮像手段が撮像したことにより得られる画像と、前記受信手段が受信した画像とを比較可能な比較手段と、
前記比較手段による比較結果を表示可能な表示手段と、して機能させる
ことを特徴とする丁合プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、折丁の丁合に利用される駒装置、丁合プログラム、丁合システムに関するものである。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、製本工場等の施設に設置され、丁合される折丁の検査に用いられる乱丁検査装置があった(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-240130号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の装置は、改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一形態は、折丁の流し方向に沿って複数配置され、他の駒装置との間で通信可能に設けられた駒装置であって、折丁の所定領域を撮像可能な撮像手段と、前記撮像手段が撮像したことにより得られる画像を前記他の駒装置に送信可能な送信手段と、前記他の駒装置の前記送信手段から送信された画像を受信可能な受信手段と、前記撮像手段が撮像したことにより得られる画像と、前記受信手段が受信した画像とを比較可能な比較手段と、前記比較手段による比較結果を表示可能な表示手段と、を備えることを特徴とする駒装置である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態の丁合システム1の構成を説明する図である。
第1実施形態の丁合機20の縦断面図である。
第1実施形態の折丁W1、及びその連続画像P1を説明する図である。
第1実施形態の準備工程から本工程の作業工程を説明する図である。
第1実施形態の準備工程における駒装置10の処理のフローチャートである。
第1実施形態の準備工程の開始時における操作ボックス9への操作、タッチパネル32の画面遷移を説明する図である。
第1実施形態の準備工程において駒装置10(1~6)でそれぞれ取得された折丁W1~W6の連続画像P1~P6を説明する図である。
第1実施形態の準備工程における総当り処理の開始直後の検査装置30(1~6)のタッチパネル32(1~6)の表示を示す図である。
第1実施形態の準備工程における駒装置10(2)のタッチパネル32(2)の画面遷移を説明する図である。
第1実施形態の準備工程における駒装置10(2)のタッチパネル32(2)の画面遷移を説明する図である。
第1実施形態の準備工程における駒装置10(2)のタッチパネル32(2)の画面遷移を説明する図である。
第1実施形態の準備工程における駒装置10(2)のタッチパネル32(2)の画面遷移を説明する図である。
第1実施形態の準備工程における駒装置10(2)のタッチパネル32(2)の画面遷移を説明する図である。
第1実施形態の準備工程における駒装置10(2)のタッチパネル32(2)の画面遷移を説明する図である。
第2実施形態の丁合システム201Aの構成の概略、駒装置210(2)の総当り処理画面260Aを示す図である。
第2実施形態の丁合システム201Bの構成の概略、駒装置210(2)の総当り処理画面260Bを示す図である。
第3実施形態の準備工程における駒装置310(2)のタッチパネル32(3)の総当り処理画面360を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態の丁合システム1の構成を説明する図である。
図2は、第1実施形態の丁合機20の縦断面図である。
丁合システム1は、例えば、製本工場等の施設に設けられたシステムである。
丁合システム1は、折丁Wを上側から落とすように順次重ね合わせて、中間丁合体(丁合過程の丁合体)を順次作成し、全ての折丁を重ね合わせた丁合体Fを、無線綴機(図示せず)で綴じることにより、製本するシステムである。折丁Wは、製本するために刷り本を折ったもの(折られていなくてもよい)で、製本上の1単位となる。
図1の例では、中間丁合体は、搬送装置2(コンベア等)によって、右側から左側に向けて送られる。つまり、右側が上流側、左側が下流側である。搬送方向の最上流の折丁W6は、中間丁合体の最下端を構成し、下流側に向かうに従って、折丁Wが中間丁合体の上側に順次重ね合わされる。
【0008】
[丁合システム1の構成]
丁合システム1は、操作ボックス9(コントローラ)、複数の駒装置10を備える。
操作ボックス9と、複数の駒装置10との間は、通信ケーブル(シリアルケーブル等)で接続されており、通信可能である。複数の駒装置10間は、通信ケーブル(LANケーブル)、中継装置(スイッチンハブ)等で接続されており、通信可能である。なお、操作ボックス9と、複数の駒装置10との間も、通信ケーブル(LANケーブル)、中継装置(スイッチンハブ)等で接続してもよい。
【0009】
また、実施形態において、コンピュータとは、記憶装置、制御装置、演算装置等を備えた電子計算機をいい、駒装置10は、記憶部35、制御部36等を備え、コンピュータの概念に含まれる。また、駒装置10は、単体の電子計算機によって構成される形態に限定されず、必要に応じて複数の電子計算機から構成されていてもよい。
記憶部35は、駒装置10の動作に必要なプログラム、情報等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶装置である。
制御部36は、駒装置10の動作に必要な演算処理をしたり、駒装置10を統括的に制御するための装置である。制御部36は、例えば、CPU(中央処理装置)等から構成される。制御部36は、記憶部35に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、実施形態の各種機能を実現している。
【0010】
(操作ボックス9)
操作ボックス9は、駒装置10を操作するための操作装置である。
操作ボックス9は、各種の操作内容に対応した複数の操作ボタン9aを備えている。
操作ボックス9は、操作情報を複数の駒装置10に入力するための装置である。このため、操作ボックス9は、サーバ、パーソナルコンピュータ等のような画像解析機能、画像情報を記憶する機能等を備えていない。
(【0011】以降は省略されています)
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