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公開番号2024056187
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022162913
出願日2022-10-11
発明の名称ガイド部材
出願人個人
代理人個人,個人
主分類B42D 15/00 20060101AFI20240416BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】トレーディングカードに傷をつけることなくスリーブに収納することが可能なガイド部材を提供する。
【解決手段】ガイド部材は、前後方向に積層する第1シート2及び第2シート3を含むシート体10を備える。第1シート2の左端部2Lと、第2シート3の左端部3Lとは、それぞれ、上下方向に対して傾斜した第1仮想線M1に沿って延びる。第1シート2の右端部2Rと第2シート3の右端部3Rとは、それぞれ、上下方向に対して傾斜した第2仮想線M2に沿って延びる。第1仮想線M1と第2仮想線M2との間の左右方向の幅は、上側から下側に向けて次第に小さくなる。第1シート2の上端部2Uの少なくとも一部の位置と、第2シート3の上端部3Uの少なくとも一部の位置とは、上下方向において異なる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
カードが収納されるスリーブに前記カードを案内するガイド部材であって、
第1方向に積層する第1シート及び第2シートを含むシート体を備え、
前記第1シートの前記第1方向と直交する第2方向の一方側の端部と、前記第2シートの前記第2方向の一方側の端部とは、それぞれ、前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向に対して傾斜した第1仮想線に沿って延び、
前記第1シートの前記第2方向の他方側の端部と、前記第2シートの前記第2方向の他方側の端部とは、それぞれ、前記第3方向に対して傾斜した第2仮想線に沿って延び、
前記第1シートの前記第2方向の一方側の端部と、前記第2シートの前記第2方向の一方側の端部とのそれぞれの少なくとも一部が接続し、
前記第1シートの前記第2方向の他方側の端部と、前記第2シートの前記第2方向の他方側の端部とのそれぞれの少なくとも一部が接続し、
前記第1仮想線と前記第2仮想線との間の前記第2方向の幅は、前記第3方向の一方側から他方側に向けて次第に小さくなり、
前記シート体の前記第3方向の一方側の端部の前記第2方向の長さは、前記カードの短辺の長さよりも長く、
前記シート体の前記第3方向の他方側の端部の前記第2方向の長さは、前記スリーブの開口の長さよりも短く、
前記第1シートの前記第3方向の一方側の端部の少なくとも一部の位置と、前記第2シートの前記第3方向の一方側の端部の少なくとも一部の位置とが、前記第3方向において異なることを特徴とするガイド部材。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1シートは、
前記第2方向の一方側の端部と他方側の端部との間に亘って延びる折り目を有することを特徴とする請求項1に記載のガイド部材。
【請求項3】
前記折り目の延びる方向は、前記第2方向と交差することを特徴とする請求項2に記載のガイド部材。
【請求項4】
前記第1シートの前記第3方向の一方側の端部に第1切り欠きが形成されたことを特徴とする請求項1に記載のガイド部材。
【請求項5】
前記第2シートの前記第3方向の一方側の端部に第2切り欠きが形成されたことを特徴とする請求項1に記載のガイド部材。
【請求項6】
前記第1シートの前記第3方向の一方側の端部は、
前記第2方向の一方側から他方側に向けて前記第3方向に沿って延びる第1一方側延伸部、前記第2方向の他方側から一方側に向けて前記第3方向に沿って延びる第1他方側延伸部、及び、前記第1一方側延伸部の前記第2方向の他方側の端部と前記第1他方側延伸部の前記第2方向の一方側の端部との間に亘って前記第3方向と交差する方向に沿って延びる第1中間延伸部を有し、
前記第2シートの前記第3方向の一方側の端部は、
前記第2方向の一方側から他方側に向けて前記第3方向に沿って延びる第2一方側延伸部、前記第2方向の他方側から一方側に向けて前記第3方向に沿って延びる第2他方側延伸部、及び、前記第2一方側延伸部の前記第2方向の他方側の端部と前記第2他方側延伸部の前記第2方向の一方側の端部との間に亘って前記第3方向と交差する方向に沿って延びる第2中間延伸部を有し、
前記第1一方側延伸部は、前記第2一方側延伸部よりも前記第3方向の他方側に位置し、且つ、前記第1他方側延伸部は、前記第2他方側延伸部よりも前記第3方向の一方側に位置することを特徴とする請求項1に記載のガイド部材。
【請求項7】
前記第1中間延伸部の少なくとも一部と、前記第2中間延伸部の少なくとも一部とが、前記第1方向に重なることを特徴とする請求項6に記載のガイド部材。
【請求項8】
前記第1シートの前記第3方向の他方側の端部の少なくとも一部の位置と、前記第2シートの前記第3方向の他方側の端部の少なくとも一部の位置とが、前記第3方向において異なることを特徴とする請求項1に記載のガイド部材。
【請求項9】
前記第1シートの前記第2方向の一方側の端部と、前記第2シートの前記第2方向の一方側の端部とのそれぞれのうち、前記第3方向の他方側の端部近傍は接続されておらず、且つ、
前記第1シートの前記第2方向の他方側の端部と、前記第2シートの前記第2方向の他方側の端部とのそれぞれのうち、前記第3方向の他方側の端部近傍は接続されていないことを特徴とする請求項1に記載のガイド部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カードスリーブにカードを収納するためのガイド部材に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
トレーディングカードは、外傷や汚れ等から保護するため、スリーブと呼ばれる袋状の保護フィルム内に収納される場合が多い。又、スリーブにトレーディングカードを収納する為のガイド部材が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3237982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
トレーディングカードの価値は、そのコンディションに大きく左右される。このため、ガイド部材を用いてトレーディングカードをスリーブに収納する場合において、スリーブやガイド部材の縁部等と接触してトレーディングカードが傷が付くことを防止する必要がある。
【0005】
本発明の目的は、トレーディングカードに傷をつけることなくスリーブに収納することが可能なガイド部材を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るガイド部材は、カードが収納されるスリーブに前記カードを案内するガイド部材であって、第1方向に積層する第1シート及び第2シートを含むシート体を備え、前記第1シートの前記第1方向と直交する第2方向の一方側の端部と、前記第2シートの前記第2方向の一方側の端部とは、それぞれ、前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向に対して傾斜した第1仮想線に沿って延び、前記第1シートの前記第2方向の他方側の端部と、前記第2シートの前記第2方向の他方側の端部とは、それぞれ、前記第3方向に対して傾斜した第2仮想線に沿って延び、前記第1シートの前記第2方向の一方側の端部と、前記第2シートの前記第2方向の一方側の端部とのそれぞれの少なくとも一部が接続し、前記第1シートの前記第2方向の他方側の端部と、前記第2シートの前記第2方向の他方側の端部とのそれぞれの少なくとも一部が接続し、前記第1仮想線と前記第2仮想線との間の前記第2方向の幅は、前記第3方向の一方側から他方側に向けて次第に小さくなり、前記シート体の前記第3方向の一方側の端部の前記第2方向の長さは、前記カードの短辺の長さよりも長く、前記シート体の前記第3方向の他方側の端部の前記第2方向の長さは、前記スリーブの開口の長さよりも短く、前記第1シートの前記第3方向の一方側の端部の少なくとも一部の位置と、前記第2シートの前記第3方向の一方側の端部の少なくとも一部の位置とが、前記第3方向において異なることを特徴とする。
【0007】
ガイド部材では、第1シートと第2シートとのそれぞれの第3方向の一方側の端部の位置がずれているので、第1方向に露出した部分を第1シート及び第2シートの少なくとも一方の少なくとも一部に形成させることができる。使用者は、シート体のうち露出した部分をトレーディングカードにより第1方向に押すことで、第1シートと第2シートとの間の隙間を押し広げることができる。使用者は、押し広げられた第1シートと第2シートとの間の隙間にトレーディングカードを通すことにより、トレーディングカードを傷付けることなくスリーブに収納できる。
【0008】
本発明において、前記第1シートは、前記第2方向の一方側の端部と他方側の端部との間に亘って延びる折り目を有してもよい。使用者は、トレーディングカードにより第1シートを折り目に沿って折り曲げることで、第1シートと第2シートとの間の隙間を容易に押し広げることができる。
【0009】
本発明において、前記折り目の延びる方向は、前記第2方向と交差してもよい。この場合、ガイド部材は、トレーディングカードを第3方向の一方側から他方側に移動させるときに折り目にトレーディングカードが引っ掛って傷つくことを防止できる。
【0010】
本発明において、前記第1シートの前記第3方向の一方側の端部に第1切り欠きが形成されてもよい。この場合、第1シートと第2シートとの間を通過するトレーディングカードの経路長を短くできるので、使用者の操作を容易化できる。
(【0011】以降は省略されています)

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