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公開番号2024056114
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-22
出願番号2022162856
出願日2022-10-10
発明の名称筆記用紙
出願人発想法株式会社
代理人個人
主分類B42D 15/00 20060101AFI20240415BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】本発明は、離れた単位頁の書き込み枠を煩雑さを感じることなく容易に見つけることができる筆記用紙を提供することを目的とする。
【解決手段】筆記用紙100は、第1単位頁1021~第n単位頁102nが山折り104と谷折り106によって蛇腹状に連続される。第1単位頁1021にはアイディアを記入する第1書き込み枠1081~第n書き込み枠108nが表示される。第1書き込み枠1081~第n書き込み枠108nには枠序列文字112が、序列にしたがって二桁又は三桁で表示される。枠序列文字112は、数字、アルファベット、漢数字、ローマ数字、ギリシャ文字であり、それらが単独で、又は組み合わされて構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定の大きさの四角形シートに所定形状の書き込み枠(108)が複数整列されて表された単位頁(102)が厚み方向に積層されて所定の厚みを有する筆記用紙(100)であって、
前記書き込み枠(108)の近傍に枠序列表示(114)を表示してなり、
前記枠序列表示(114)は、二文字以下の序列を表す枠序列文字(112)を用いると共に、
連続する前記単位頁(102)間においても序列する
ことを特徴とする筆記用紙。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
所定の大きさの四角形シートに所定形状の書き込み枠(108)が複数整列されて表された単位頁(102)が厚み方向に積層されて所定の厚みを有する筆記用紙(100)であって、
前記書き込み枠(108)の近傍に枠序列表示(114)を表示してなり、
前記枠序列表示(114)は、三文字の枠序列文字(112)を用いると共に、
連続する前記単位頁(102)間においても序列する
ことを特徴とする筆記用紙。
【請求項3】
前記単位頁(102)は、山折り(104)と谷折り(106)が交互に形成されることによって所定の連続方向に前記単位頁(102)が3以上連続され、通常は前記単位頁(102)が前記山折り(104)と前記谷折り(106)が繰り替えされて折りたたまれて厚み方向に所定の厚みを有する
ことを特徴と請求項1又は2に記載の筆記用紙。
【請求項4】
前記枠序列文字(112)は、アルファベットと数字の組み合わせであることを特徴とする請求項1又は2に記載した筆記用紙。
【請求項5】
前記枠序列文字(112)は、隣り合う前記枠序列文字(112)が異なる文字である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載した筆記用紙。
【請求項6】
前記枠序列文字(112)の二桁目が同一種類の前記枠序列表示(114)を一の枠序列表示グループ(116)とし、
二桁目の前記枠序列文字(112)の序列に基づいて前記枠序列表示グループ(116)を序列する
ことを特徴とする請求項1に記載した筆記用紙。
【請求項7】
前記書き込み枠(108)の形状は、前記筆記用紙(100)において複数形状であり、前記単位頁(102)においては全て同一形状である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載した筆記用紙。
【請求項8】
前記枠序列文字(112)の1文字の大きさは、5pt~10ptである
ことを特徴とする請求項1又は2に記載した筆記用紙。
【請求項9】
前記枠序列文字(112)の色は、前記単位頁(102)又は前記書き込み枠(108)の地の色との明度差が1以上3以下である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載した筆記用紙。
【請求項10】
前記書き込み枠(108)は、所定のインクによる印刷によって表され、
前記枠序列文字(112)は、前記書き込み枠(108)と同じインクを用いて、網点で表されたものである
ことを特徴とする請求項8に記載した筆記用紙。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、新商品開発や課題解決等のための発想作業に適した筆記用紙に関する。詳しくは、多頁において関連するアイディア等が容易に探索できるようにした筆記用紙に関する。
なお、本明細書において、同一構成の名称に、実施例毎に第1、第2等を付することにより、構成の明確化を図っている。
また、序列を有する文字とは、一定の規準に従って順々に並べることができる文字であり、例えば、数字、アルファベット、数を表す漢字、ギリシャ文字、ローマ数字等を意味する。
さらに、枠序列文字を表すとは、完全な文字形態を表す場合の他、序列文字の一部分であっても、当該序列文字を確実に推定できる場合であっても良い。
なお、以下の説明において、用語として「二桁」又は「三桁」を用いる。「二桁」又は「三桁」は通常、数値を表す場合に用いるが、本発明においては、数値以外を用いる場合も含むものとする。例えば、「Aa」の場合も二桁とし、左側に配置される「A」は二桁目、右側に配置される「a」は一桁目として説明する。三桁の例としての「ABC」において、左端の「A」は三桁目、中央の「B」は二桁目、右端の「C」は一桁目として説明する。
続きを表示(約 4,100 文字)【背景技術】
【0002】
出願人は、新商品開発や課題解決法を効率的に導き出すため、例えば、A4サイズの単位用紙に複数のマス目を表し、当該単位用紙を山折りと谷折りを交互に繰り返すことにより蛇腹折りしたノート用紙を提案した(例えば、非特許文献1参照)(以下「出願人技術」という)。このノート用紙は、例えば1000枚の単位用紙が蛇腹状に連続され、思いついたアイディアを思いつくままに書き出してアイディア出しを行う場合等において用いられる。
また、以下の技術も知られている。
第1の従来技術として、長方形の用紙を縦長又は横長に配置して、その横幅方向の中心に縦罫線を表示し、その縦罫線を境にして左枠と右枠を2段又はそれ以上の複数段に表示すると共に、複数段の左右枠の間に横罫線を表示して問題・解答書込み用紙又は問題・解答書込み情報カード用紙を作成し、当該問題・解答書込み用紙又は情報カード用紙の左枠に問題を表示し、右枠に問題に対する解答を書き込んで暗記カード用紙又は情報カード用紙とし、左枠上角部に「Q-1」~「Q-7」、右枠上角部に「A-1」~「A-7」と記載されている情報カード用紙が知られている(例えば、特許文献1参照)。
第2の従来技術として、七曜日を曜日進行方向に配した七曜枠と、当該七曜枠の曜日進行方向に並列させて七曜周期で改行して連続配置された複数の日枠とから成る表形式のカレンダーであって、当該複数の日枠は任意の前記改行箇所で分割され、当該分割箇所の各々にスペースを設け、当該スペースに七曜日を配し、当該日枠の各々には、連続する複数月の日付を順次割り振り、月替わりに於いても、前後する月の月末と月初めとが間断なく連続して繋がるように表記し、さらに前記分割の前後においても、前記七曜日を配したスペースを挟んで日付が繋がるように表記し、前記複数の日枠のひと月分の集合を各月の月枠として区切ったことを特徴とする日付連続表記カレンダーが知られている(例えば、特許文献2参照)。
第3の従来技術として、予定記入紙は、帯状に形成された紙葉を蛇腹状に折畳み、この予定記入紙の表面には一年の前半の日々に対応する予定記入欄が掲載され、裏面には一年の後半の日々に対応する予定記入欄が掲載され、当該予定記入欄中の日毎の予定記入部は縦長とした長方形であって、横方向に一週間分、即ち、7日分の予定記入部が横方向に並べられ、2週間分の予定記入部に相当する部分毎に蛇腹状に折りたたまれる予定記入帳が知られている(例えば、特許文献3参照)。
第4の従来技術として、1月~12月の月ごとカレンダーの各日欄には、1月1日からの経過日が表示されるカレンダーが知られている(例えば、特許文献4参照)。
第5の従来技術として、左端部において縦方向に数字が増加する行番号が付され、上端部において横方向にアルファベットでA~Z、次にAA~AZ・・が付されるようにした表計算ソフトウェアが知られている(例えば、非特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6238447号(図1~図3、段落0026~0028)
特許第6228345号(図3~図4、段落0009)
特開2010-46942(図1~図3、段落0005)
特開2002-200866(図2~図4、段落0005)
【非特許文献】
【0004】
意匠登録第1715797号
インターネットウェブサイトhttps://onl.bz/1ksqTQ2
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
出願人技術においては、第1ステップとして、例えば、図17に示すように、A4サイズの単位頁12において、四角形の書き込み枠18が縦方向に3枠、横方向に2枠が整列されて表されている。当該単位頁12が横方向に蛇腹状に折り曲げられて300頁がひとまとまりとされ、筆記用紙10が構成される。この筆記用紙10を、解決策等を取りまとめるために用いる場合、思いつくままにアイディア等を各書き込み枠18内に記入していく。
第2ステップとして、記入したアイディアを集約する過程において、関連するアイディアが記載された単位頁12の頁が離れている場合、その書き込み枠18の位置を示す頁数及び枠位置を記入することが行われる。例えば、1頁の2行目左列に記載されたアイディアi1に関連するアイディアi2が100頁の左列の2行目に、アイディアi3が300頁の右列2行目にある場合、1頁の2行目左列の書き込み枠18内に「100頁左2行」及び「300頁右2行」を記載し、100頁左列2行の書き込み枠18内に「1頁左2行」及び「300頁右2行」を記載し、300頁右列2行の書き込み枠18内に「1頁左2行」及び「100頁左2行」を記載しなければ、関連するアイディアを特定出来ない。
したがって、関連するアイディアを探す場合、まず、該当頁を探しだし、次に該当する枠を探すことになり、二段階の作業になることから、一層直接的に探すことができることが求められている。
これを解決するため、例えば、書き込み枠18毎に昇順の数字を表示することが考えられる。しかしながら、例えば、単位頁12の書き込み枠数が「6」、単位頁12の数が「1000」頁である場合、1~6000の数字が個別の書き込み枠18に対して表示される。書き込み枠18における数字の表示が四桁である場合、視認性を考慮して所定のサイズの書き込み枠18における占有面積が大きくなり、記載量が減少し、また、個人差はあるものの、発想作業中に数字が目に留まりやすくなり、換言すれば、目障りであることから、発想への集中力が低下しやすくなることから、俄に採用し難い課題がある。この課題を解決するため、四桁の数字の表示面積を小さくすること、換言すれば、文字を小さくすることが考えられるが、視認容易性を阻害することから判読が困難になる恐れがあることから、俄に採用し難い課題がある。
第1の従来技術における暗記カード又は情報カードは、左欄に記載された7つの四角枠内に問題が記載され、四角枠の左上部角部に上から順番にQ-1~Q-7が記載され、右欄に記載された7つの四角枠内に回答が記載される。よって、第1の従来技術においては各頁が同一表示になることから、頁数が増えた場合には頁数を参照しなければ所定の書き込み枠を特定することができず、煩わしい課題の改善が求められている。
第2の従来技術において、谷折り及び山折りを伸ばして展開した状態で使用することができるが、単位頁毎に四角枠の特定は、月枠に記載された月と、日枠に記載された日を特定することにより、枠を特定するので、月と日の2つを確認しなければならず、煩わしい課題の改善が求められている。
第3の従来技術において、月と日が記載されたカレンダーが表裏に表された予定記入帳である。よって、枠を特定するには、月日を確認せねばならず、第2の従来技術と同様の課題がある。
第4の従来技術において、1月~12月のカレンダーの各日欄には、1月1日からの経過日が表示されている。しかしながら、当該経過日が月日欄の大部分を占め、アイディアを記入することは何ら考慮されていない。仮に当該経過日を小さな文字で記載した場合であっても、数字が繰り上がるので、出願人技術と同様の課題があり、俄に採用し難い。
第5の従来技術において、序列を表す文字を用いているが、各枠毎に表示されず、所定の枠内にのみ表示されるので、横列のアルファベットと縦行の数字を確認して特定の枠を特定する必要があり、二段階の確認が必要であるため煩わしい課題の改善が求められている。
【0006】
本発明は上記課題を解決すること、すなわち、発想作業に目障りにならず、かつ判読し易く、更に、離れた単位頁の書き込み枠を煩雑さを感じることなく容易に見つけることができる筆記用紙を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的を達成するため、請求項1に係る第1の発明は以下のように構成される。
所定の大きさの四角形シートに所定形状の書き込み枠が複数整列されて表された単位頁が厚み方向に積層されて所定の厚みを有する筆記用紙であって、
前記書き込み枠の近傍に枠序列表示を表示してなり、
前記枠序列表示は、二文字以下の序列を表す枠序列文字を用いると共に、
連続する前記単位頁間においても序列する
ことを特徴とする筆記用紙である。
である。
【0008】
本発明に係る第2の発明は、以下のように構成される。
所定の大きさの四角形シートに所定形状の書き込み枠が複数整列されて表された単位頁が厚み方向に積層されて所定の厚みを有する筆記用紙であって、
前記書き込み枠の近傍に枠序列表示を表示してなり、
前記枠序列表示は、三文字の枠序列文字を用いると共に、
連続する前記単位頁間においても序列する
ことを特徴とする筆記用紙である。
【0009】
本発明に係る第3の発明は、以下のように構成される。
前記単位頁は、山折りと谷折りが交互に形成されることによって所定の連続方向に前記単位頁が3以上連続され、通常は前記単位頁が前記山折りと前記谷折りが繰り替えされて折りたたまれて厚み方向に所定の厚みを有する
ことを特徴とする第1又は第2の発明の筆記用紙である。
【0010】
本発明に係る第4の発明は、以下のように構成される。
前記枠序列文字は、アルファベットと数字の組み合わせである
ことを特徴とする第1又は第2の発明の筆記用紙である。
(【0011】以降は省略されています)

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