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公開番号
2024175896
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023093983
出願日
2023-06-07
発明の名称
表示装置
出願人
アルプスアルパイン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G09F
9/46 20060101AFI20241212BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】 パッシブ駆動でありながら高精細な高輝度の画像を表示可能な表示装置を提供する。
【解決手段】 本発明の表示装置10は、駆動回路20と、駆動回路20によって駆動されるマイクロLEDユニットU1、U2を有する透明ディスプレイ30とを含んで構成される。マイクロLEDユニットU1は、パッシブ駆動下基板40と、パッシブ駆動下基板40上に形成された複数のデータラインと複数のスキャンラインとの各交差部に配置されたマイクロLED42とを含み、マイクロLEDユニットU2は、光透過性のパッシブ駆動上基板50と、パッシブ駆動上基板50上に形成された複数のデータラインと複数のスキャンラインとの各交差部に配置されたマイクロLED52とを含み、マイクロLED42はマイクロLED52と重ならない位置に配置される。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも第1の基板および第2の基板を含み、
第1の基板は、2次元状に配置された複数の第1の発光部を含み、複数のデータラインの複数のスキャンラインとの各交差部に第1の発光部を配置したパッシブ駆動型の基板であり、
第2の基板は、2次元状に配置された複数の第2の発光部を含み、複数のデータラインと複数のスキャンラインとの各交差部に第2の発光素子を配置したパッシブ駆動型の光透過性の基板であり、
第2の基板が第1の基板上に積層され、第1の発光部と重ならない位置に第2の発光部が配置される、表示装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
第1の発光部は、X方向およびY方向に一定のピッチで配置され、第2の発光部は、第1の発光部に対してX方向およびY方向に1/2ピッチだけずれて配置される、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
第1の基板と第2の基板との間に透明保護部材が設けられ、第1の発光部から発光された光は、前記透明保護部材を介して第2の基板の表面から発せられる、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
第2の基板の屈折率は、前記透明保護部材の屈折率よりも大きく、第1の発光部から発せられた光は、前記透明保護部材と第2の基板との屈折率差により法線方向に屈折される、請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
第2の基板の裏面には、複数の第1の発光部の各々に対応する位置に凹部がそれぞれ形成され、前記凹部内に第1の発光部が収容される、請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
第2の基板は透明フィルム基板であり、当該透明フィルム基板は、第1の基板上の第1の発光部の表面形状に倣うように変形される、請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
第1および第2の発光部はそれぞれピクセル(画素)に対応し、第1および第2の発光部は、それぞれR、G、Bを発光する素子を含み、R、G、Bを発光する素子は、サブピクセルに対応する、請求項1に記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板上に形成された複数の発光素子を含む表示装置に関し、特にパッシブ駆動型のマイクロLED(light-emitting diode)を有する表示装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、発光ダイオードから直接的に映像を表示することができるマイクロLEDが開発されている。マイクロLEDは、各ピクセルに対応するように二次元状に配列され、各ピクセルは、青色、緑色および赤色サブピクセルを含むように構成される。サブピクセルを二次元平面上に配列すると、各サブピクセルによって占有される面積が大きくなる。他方、限られた面積内にサブピクセルを配列すると、各サブピクセルの面積を減少させる必要があり、その結果、サブピクセルの明るさが低下してしまう。
【0003】
特許文献1のディスプレイ用LEDスタックは、第1LEDスタック、第2LEDスタック、3LEDスタックを垂直方向に積層させ、第1LEDスタックが赤色の発光ダイオードR、第2LEDスタックが緑色の発光ダイオードG、第3LEDスタックが青色の発光ダイオードBに対応し、発光ダイオードR、G、Bは、サブピクセルに対応する。図1は、ディスプレイ用LEDスタックのパッシブ駆動型の回路構成図である。第1~第3発光ダイオードR、G、Bのアノードは、データ配線Vdata1に共通に接続され、そのカソードは、スキャン配線Vscan1-1、Vscan1-2およびVscan1-3にそれぞれ接続され、同一ピクセル内の発光ダイオードR、GおよびBは、それぞれ独立して駆動される。
【0004】
特許文献2のアクティブ駆動型のマイクロLEDは、図2に示すように、基板100上に、バッファ層110を介して半導体層120を形成し、半導体層120上に、ゲート電極140、ドレイン電極160a、ソース電極160bを含む薄膜トランジスタ(TFT)を形成し、平坦化層170を介してソース電極160bに接続される第1電極190を形成し、第1電極190と第2電極260との間にP-nダイオード250を含むLED200を形成する構造を開示している。
【0005】
図3は、アクティブ駆動型の回路構成図である。同図に示すように、供給電圧VddとGNDとの間にマイクロLEDと駆動トランジスタが直列に接続され、データラインとGNDとの間に制御トランジスタと蓄積キャパシタが直列に接続され、制御トランジスタのゲートが走査ラインに接続され、制御トランジスタと蓄積キャパシタとの接続ノードが駆動トランジスタのゲートに接続される。走査ラインによって制御トランジスタがオンされると、データラインからのデータ信号が駆動トランジスタのゲートに印加され、LEDは、データ信号に応じた駆動電流により発光する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-504752号公報
米国特許第11,171,270号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
マイクロLEDを用いた透明ディスプレイにおいて、高精細の画像を表示させるためアクティブ駆動が用いられている。しかし、アクティブ駆動は、基板の画素にTFT等のスイッチング素子を形成するため、マスク等の初期費用が高額となり、少量生産には不向きである。一方、パッシブ駆動は、TFT等を形成しないためマスク数が少なく、初期費用は低額である利点があるが、時分割駆動方式であるため、1フレームのうちそのラインがスキャンされている瞬間しか画素(LED)がオンしないため、画素数が増えると、単位時間当たりの画素の通電時間が短くなり、輝度が低下するという課題がある。
【0008】
本発明は、このような従来の課題を解決し、パッシブ駆動でありながら高精細な高輝度の画像を表示可能な表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る表示装置は、少なくとも第1の基板および第2の基板を含み、第1の基板は、2次元状に配置された複数の第1の発光部を含み、複数のデータラインの複数のスキャンラインとの各交差部に第1の発光部を配置したパッシブ駆動型の基板であり、第2の基板は、2次元状に配置された複数の第2の発光部を含み、複数のデータラインと複数のスキャンラインとの各交差部に第2の発光素子を配置したパッシブ駆動型の光透過性の基板であり、第2の基板が第1の基板上に積層され、第1の発光部と重ならない位置に第2の発光部が配置される。
【0010】
ある態様では、第1の発光部は、X方向およびY方向に一定のピッチで配置され、第2の発光部は、第1の発光部に対してX方向およびY方向に1/2ピッチだけずれて配置される。ある態様では、第1の基板と第2の基板との間に透明保護部材が設けられ、第1の発光部から発光された光は、前記透明保護部材を介して第2の基板の表面から発せられる。ある態様では、第2の基板の屈折率は、前記透明保護部材の屈折率よりも大きく、第1の発光部から発せられた光は、前記透明保護部材と第2の基板との屈折率差により法線方向に屈折される。ある態様では、第2の基板の裏面には、複数の第1の発光部の各々に対応する位置に凹部がそれぞれ形成され、前記凹部内に第1の発光部が収容される。ある態様では、第2の基板は透明フィルム基板であり、当該透明フィルム基板は、第1の基板上の第1の発光部の表面形状に倣うように変形される。ある態様では、第1および第2の発光部はそれぞれピクセル(画素)に対応し、第1および第2の発光部は、それぞれR、G、Bを発光する素子を含み、R、G、Bを発光する素子は、サブピクセルに対応する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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