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公開番号
2024174549
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092429
出願日
2023-06-05
発明の名称
固定機構、照明装置、及び、固定方法
出願人
三菱電機株式会社
,
三菱電機照明株式会社
代理人
弁理士法人クロスボーダー特許事務所
主分類
F21V
19/00 20060101AFI20241210BHJP(照明)
要約
【課題】取付具を台座の溝に沿ってスライドさせずに固定する固定機構を提供する。
【解決手段】固定機構100は、短手方向と長手方向とがある配置部11を有する台座10と、前記配置部11に固定される略長方形の固定板38を有する取付具30とを備え、前記配置部11は、溝16の奥行き方向が短手方向外側に向くように形成された溝部13と、前記溝16の奥行き方向と反対方向に前記取付具30を設置する設置部18とを有し、前記固定板38の短辺方向の幅L2が前記設置部18の短手方向の長さL4以下であり、前記固定板38は、長辺方向の端部に前記溝部13の溝16にはめ込まれる外端部33を有し、前記外端部33の少なくとも片半分は、前記設置部18の短手方向の中心C1からの距離が前記設置部18の短手方向の長さL4の半分R4と前記溝部13の前記溝16の深さDとの合計の長さR3以下に存在する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺状の配置部を有する台座と、
前記配置部に固定される概略長方形の固定板を有する取付具と、
を備え、
前記配置部は、短手方向における内側が開放するように長手方向に沿って形成された溝部と、前記溝部の開放端を基準として前記溝部の反対側に形成された、前記取付具が設置される長尺状の設置部とを有し、
前記固定板の短手方向の寸法は前記設置部の短手方向の寸法以下であり、
前記固定板は、前記固定板の長手方向における端部に形成され、前記固定板が前記固定板と交差する回転軸を中心に回転させることによって前記溝部にはめ込まれる外端部を有し、
前記外端部の少なくとも一方の片半分は、前記回転軸からの距離が前記設置部の短手方向の寸法の半分と前記溝部の深さ寸法との合計の寸法以下である固定機構。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記一方の片半分の形状は、前記固定板の前記回転軸からの半径が、前記設置部の短手方向の寸法の半分と前記溝部の深さ寸法との合計の寸法以下の円弧である請求項1に記載の固定機構。
【請求項3】
前記外端部は、全体の形状が前記円弧である請求項2に記載の固定機構。
【請求項4】
前記溝部に嵌め込まれた前記外端部の他方の片半分は、前記回転軸からの距離が前記配置部の短手方向の寸法の半分より大きい拡大部を有する請求項1又は請求項2に記載の固定機構。
【請求項5】
前記取付具は、部材を取付ける取付部、および、前記取付部と前記固定板とを連結している連結部を有し、
前記連結部は、前記回転軸からの半径が前記設置部の短手方向の寸法の半分である円の内側の領域に存在する請求項1又は請求項2に記載の固定機構。
【請求項6】
前記設置部は、前記取付具を位置決めする位置決め部を有し、
前記取付具は、前記位置決め部と位置合わせされる位置合わせ部を有する請求項1又は請求項2に記載の固定機構。
【請求項7】
前記取付具は、バネを取付けるバネ受具である請求項1又は請求項2に記載の固定機構。
【請求項8】
前記取付具は、電源部を取付ける電源取付具であり、
前記取付具は、前記電源部の底面を載置する載置部を有し、
前記載置部は、前記固定板をU字に打ち抜いて形成されたU字形状の舌状部の根元部分により形成され前記固定板から切り起こされた直立部と、前記舌状部の頭部分により形成され前記固定板と平行な台部とを有する請求項1又は請求項2に記載の固定機構。
【請求項9】
請求項1又は請求項2に記載の固定機構を有する光源ユニットと、
前記固定機構を用いて前記光源ユニットを固定した器具と、
を備えた照明装置。
【請求項10】
1対の対向する溝部が形成された台座に、1対の固定部を有する取付具を固定する固定方法において、
前記1対の対向する溝部の間に、前記1対の固定部の配置方向が前記1対の対向する溝部の溝が形成された方向と平行になるように、前記取付具を配置する配置ステップと、
前記取付具を配置した後、前記取付具を前記1対の固定部の配置方向が前記1対の対向する溝部の溝と交わる方向に回転させて、前記1対の固定部を前記1対の対向する溝部の溝に配置する回転ステップと、
前記取付具を回転させた後、前記1対の固定部を前記1対の対向する溝部の間に固定する固定ステップと、
を備えた固定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、固定機構、照明装置、及び、固定方法に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、取付具を台座に固定する固定機構が知られている。(例えば、特許文献1等。)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-086688号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、電源取付部材あるいは装着具といった取付部材を長尺状のベース部材に取り付ける際に、取付部材がベース部材の長手方向に渡って形成された溝部に支持された状態で長手方向にスライドさせることによってベース部材に固定する位置を決める固定機構が記載されている。従来の固定機構は、取付部材をベース部材の溝に沿ってスライドさせた後に固定するものであり、取り付け難く、取り付けに時間を要するという課題があった。
本開示は、取付具を台座に対して容易に固定することができる固定機構を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に係る固定機構は、
長尺状の配置部を有する台座と、
前記配置部に固定される概略長方形の固定板を有する取付具と、
を備え、
前記配置部は、短手方向における内側が開放するように長手方向に沿って形成された溝部と、前記溝部の開放端を基準として前記溝部の反対側に形成され、前記固定板が前記固定板と交差する回転軸を中心に回転させることによって前記取付具を設置する設置部とを有し、
前記固定板の短手方向の寸法は前記設置部の短手方向の寸法以下であり、
前記固定板は、前記固定板の長手方向における端部に形成され、前記固定板が前記固定板と交差する回転軸を中心に回転させることによって前記溝部にはめ込まれる外端部を有し、
前記外端部の少なくとも一方の片半分は、前記回転軸からの距離が前記設置部の短手方向の寸法の半分と前記溝部の深さ寸法との合計の寸法以下である。
【発明の効果】
【0006】
本開示では、外端部を回転させて溝にはめ込むことができるようにしたので、台座の溝に沿ってスライドさせずに、取付具を台座に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態1の照明装置90の斜視図。
実施の形態1の照明装置90の分解斜視図。
実施の形態1の光源ユニット80斜視図。
実施の形態1の光源ユニット80の部分分解斜視図。
実施の形態1の取付具30の斜視図。
実施の形態1の取付具30の取付図。
実施の形態1の固定機構100の断面図。
実施の形態1の固定機構100の平面図。
実施の形態1の取付具30の固定方法の図。
実施の形態1の取付具30の変形例を示す図。
実施の形態1の取付具30の変形例の取付方法を示す図。
実施の形態1の取付具30の変形例を示す図。
実施の形態1の取付具30の変形例を示す図。
実施の形態2の取付具30を示す図。
実施の形態2の固定機構100の断面図。
実施の形態2の電源部83の固定方法の説明図。
実施の形態2の取付具30の変形例を示す図。
実施の形態3の固定機構100の平面図。
実施の形態3の固定機構100の変形例を示す平面図。
固定機構100の連結部54の変形例を示す平面図。
位置決め部19と位置合わせ部39の変形例を示す斜視図。
固定板38の変形例を示す平面図。
固定機構100の溝部13の変形例を示す平面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一又は相当する部分については、その説明を適宜省略又は簡略化する。
【0009】
実施の形態1.
***構成の説明***
●照明装置90●(図1、図2)
照明装置90は、器具70と器具70に対して着脱自在に装着される光源ユニット80とを有する。
照明装置90は、器具70に対して光源ユニット80が装着された状態で使用される。
【0010】
●器具70●(図2、図3)
器具70は、例えば、天井から吊さげられた吊ボルト(図示は省略)により天井面(被取付部)に固定される。
器具70は、光源ユニット80を着脱可能に取付けるために1対のバネ71を有する。
器具70には、器具側連結具であるバネ71が設けられ、バネ71は光源ユニット80に設けられた灯具側連結具であるバネ受具50と係合する。
なお、バネ71が光源ユニット80に設けられ、バネ受具50が器具70に設けられてもよい。
バネ71がバネ受具50と係合することによって光源ユニット80は器具70に装着される。
バネ71とバネ受具50の係合が解除されることによって、光源ユニット80は器具70から取り外される。
器具70には、貫通孔が設けられており、外部電線が天井裏から貫通孔(図示は省略)を通して器具70の内部に引き込まれ、器具70に設けられた中継部(端子台)72に接続される。
中継部(端子台)72と光源ユニット80に搭載された電源部83とは、器具電源線73と灯具電源線86とによって電気的に接続され、光源ユニット80に電力が供給される。
(【0011】以降は省略されています)
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