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公開番号2024172793
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023090762
出願日2023-06-01
発明の名称空調制御システム
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類F24F 11/62 20180101AFI20241205BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】適切な空調制御を支援することができる空調制御システムを提供する。
【解決手段】空調制御システムは、対象空間内の空気調和を行う空調手段と、対象空間内にいる人が持ち運び可能な携帯端末に含まれるセンサによって検出される対象空間内の空気環境に関する物理量の情報を対象空間内の環境情報として当該携帯端末から取得する情報取得手段と、情報取得手段によって取得した環境情報に応じて空調手段を制御する制御手段と、を備える。本開示に係る空調制御システムは、携帯端末が屋外に出ると、携帯端末の内部においてセンサによって検出する物理量に関する校正動作を実行することを特徴とするものである。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
対象空間内の空気調和を行う空調手段と、
前記対象空間内にいる人が持ち運び可能な携帯端末に含まれるセンサによって検出される前記対象空間内の空気環境に関する物理量の情報を前記対象空間内の環境情報として当該携帯端末から取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段によって取得した環境情報に応じて前記空調手段を制御する制御手段と、
を備える空調制御システムであって、
前記携帯端末が屋外に出ると、前記携帯端末の内部において前記センサによって検出する物理量に関する校正動作を実行することを特徴とする空調制御システム。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記センサによって検出する特定の物理量は検出時におけるセンサの状態に応じた情報として定義され、当該情報に応じて前記空調手段を前記制御手段によって制御することを特徴とする請求項1に記載の空調制御システム。
【請求項3】
前記対象空間内に第1の前記携帯端末と第2の前記携帯端末とが存在する場合において、第1の前記携帯端末と第2の前記携帯端末との一方が前記情報取得手段に対して情報を送信している場合には他方は情報の送信を停止していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空調制御システム。
【請求項4】
前記対象空間内に第1の前記携帯端末と第2の前記携帯端末とが存在する場合において、第1の前記携帯端末と第2の前記携帯端末との一方が前記情報取得手段に対して送信する情報と他方が送信する情報とは互いに別の種類の情報であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空調制御システム。
【請求項5】
前記制御手段が前記情報取得手段によって取得した温度の情報を用いて前記空調手段を制御する場合において、当該温度の情報は、前記空調手段によって生成される気流が直接的に当たるエリアの外に存在する前記携帯端末から取得する情報であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空調制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、空調制御システムに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、人が携帯するセンサによって取得した環境情報に応じてリアルタイムでの空調制御を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平3-156239号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に示されるような従来技術においては、消費電力および通信量等の問題から短い時間間隔での情報の取得が難しく、センサの校正が考慮されておらず、また、センサによって検出される物理量の定義が不明確でもある。このように、特許文献1に示されるような従来技術においては、環境情報を高精度で取得することができておらず、適切な空調制御を行うことが難しいという課題がある。
【0005】
本開示は、このような課題を解決するためになされたものである。本開示の目的は、適切な空調制御を行うことを支援できる空調制御システムを実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る空調制御システムは、対象空間内の空気調和を行う空調手段と、前記対象空間内にいる人が持ち運び可能な携帯端末に含まれるセンサによって検出される前記対象空間内の空気環境に関する物理量の情報を前記対象空間内の環境情報として当該携帯端末から取得する情報取得手段と、前記情報取得手段によって取得した環境情報に応じて前記空調手段を制御する制御手段と、を備える。本開示に係る空調制御システムは、前記携帯端末が屋外に出ると、前記携帯端末の内部において前記センサによって検出する物理量に関する校正動作を実行することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る空調制御システムによれば、適切な空調制御を支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る空調制御システムの構成を示すブロック図である。
実施の形態1に係る空調制御システムが有する空調装置の斜視図である。
実施の形態1に係る空調装置の吹出口近傍を拡大して示す斜視図である。
実施の形態1に係る空調制御システムの動作例を説明するフロー図である。
実施の形態1に係る推論装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態1における環境制御装置の機能を実現する構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示に係る空調制御システムを実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。以下の説明においては便宜上、図示の状態を基準に各構造の位置関係を表現することがある。なお、本開示は以下の実施の形態に限定されることなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、又は各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る空調制御システムの構成を示すブロック図である。この実施の形態に係る空調制御システムは、対象空間内の空気調和を行うものである。対象空間1は、例えば、1つの部屋の内部空間である。対象空間の具体例として、オフィスの会議室等の内部空間が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)

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