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公開番号2024172340
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023089994
出願日2023-05-31
発明の名称シーラント打設方法
出願人株式会社LIXIL
代理人個人
主分類E04B 2/88 20060101AFI20241205BHJP(建築物)
要約【課題】カーテンウォールにおいて、シーラント打設の施工性を向上する。
【解決手段】カーテンウォールにおけるシーラント打設方法である。この方法は、複層ガラス16の周縁部と枠体20とを隙間40を空けて配置するステップと、隙間40に、複層ガラス16の面方向外側から構造シーラント68を充填するステップと、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
カーテンウォールにおけるシーラント打設方法であって、
ガラスの周縁部と枠体とを隙間を空けて配置するステップと、
前記隙間に、前記ガラスの面方向外側からシーラントを充填するステップと、
を備えるシーラント打設方法。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記枠体は、前記シーラントにより前記ガラスに接着される部分から屋外側に向けて突出するフィン部を備え、
前記フィン部と前記ガラスの外周端との間に、屋外側に開口を有する第2の隙間が設けられており、
前記シーラントが通る流路と、前記流路を通った前記シーラントが吐出される吐出口とを備えるシーラント打設ノズルを準備するステップと、
前記シーラント打設ノズルを前記開口から前記第2の隙間に挿入し、前記吐出口を前記隙間の入口に配置するステップをさらに備える、請求項1に記載のシーラント打設方法。
【請求項3】
前記吐出口からの前記シーラントの吐出方向は、前記流路の方向に対して角度付けされている、請求項2に記載のシーラント打設方法。
【請求項4】
前記シーラントの吐出方向は、前記流路の方向に対して70°~110°角度付けされている、請求項3に記載のシーラント打設方法。
【請求項5】
前記シーラントは、構造シーラントである、請求項1または2に記載のシーラント打設方法。
【請求項6】
前記構造シーラントは、主剤と硬化剤から構成され、シリコーンポリマーを主原料としている、請求項5に記載のシーラント打設方法。
【請求項7】
前記主剤と前記硬化剤の容積混合比率は10:1である、請求項6に記載のシーラント打設方法。
【請求項8】
前記シーラントは、建築用シーリング材である、請求項1または2に記載のシーラント打設方法。
【請求項9】
前記建築用シーリング材は、2成分系シリコーンまたは1成分系シリコーンのいずれかである、請求項8に記載のシーラント打設方法。
【請求項10】
前記ガラスの屋外側の表面を押さえる外押縁を設けるステップをさらに備える、請求項8に記載のシーラント打設方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カーテンウォールにおけるガラスと枠体とを接着するシーラントの打設方法に関し、特にSSG(Structural Sealant Glazing)構法を用いたカーテンウォールにおけるシーラントの打設方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建物の壁面を構成するガラスを支持するための構法として、SSG構法が知られている。SSGは、ガラスとそれを支持する枠体を構造シーラントにて接着する構法である(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-147845号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の特許文献1に開示されたカーテンウォールでは、ガラスの周縁部と枠体との間にガスケットが配置され、該ガスケットよりもガラスの面方向内側にシーラントが配置されている。このような構成の場合、屋内側からシーラント打設を行わなければならず、施工性が低下するおそれがある。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みてなされ、その目的は、カーテンウォールにおいて、シーラント打設の施工性を向上することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様のカーテンウォールにおけるシーラント打設方法は、ガラスの周縁部と枠体とを隙間を空けて配置するステップと、隙間に、ガラスの面方向外側からシーラントを充填するステップと、を備える。
【0007】
本発明の別の態様は、カーテンウォールユニットにおけるシーラント打設方法である。この方法は、枠体を架台上に載置するステップと、前記枠体の上側にガラスを載置するステップであって、前記ガラスの周縁部と前記枠体との間に隙間が形成される、ステップと、前記隙間に、前記ガラスの面方向外側からシーラントを充填するステップと、を備える。
【0008】
上記の態様において、シーラントは、構造シーラントまたは建築用シーリング材であってよい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係るシーラント打設方法を適用可能なカーテンウォールの概略正面図である。
図1に示すカーテンウォールのA部分の概略横断面図である。
図1に示すカーテンウォールのB部分の概略横断面図である。
実施形態に係るシーラント打設方法を説明するための概略縦断面図である。
実施形態に係るシーラント打設方法を説明するための概略横断面図である。
シーラント打設ノズルを示す概略図である。
シーラント打設ノズルの構造を説明するための概略側面図である。
工場において、カーテンウォールユニットに対してシーリングの打設を行う場合を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。以下の構成は本開示を理解するための例示を目的とするものであり、本開示の範囲は、添付の請求の範囲によってのみ定まる。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
(【0011】以降は省略されています)

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