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公開番号
2024168903
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023085947
出願日
2023-05-25
発明の名称
洗濯乾燥機
出願人
青島海爾洗衣机有限公司
,
QINGDAO HAIER WASHING MACHINE CO.,LTD.
,
アクア株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
D06F
58/52 20200101AFI20241128BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】ヘルムホルツ共鳴器を利用して、乾燥工程での騒音を効果的に低減させることができ得る洗濯乾燥機を提供する。
【解決手段】洗濯乾燥機1は、筐体10内に配置された外槽20と、外槽20内に回転可能に配置され、洗濯物が収容されるドラム23と、外槽20に接続された循環風路110と、外槽20と循環風路110との間で空気を循環させる送風ファン120と、循環風路110を流れる空気を加熱する加熱器132と、循環風路110の近傍に配置され、循環風路11で生じる音を低減させるための減音装置200と、制御部と、を備える。減音装置200は、ヘルムホルツ共鳴器210と、ヘルムホルツ共鳴器210の共鳴周波数を変更するための変更機構220と、を含む。制御部は、送風ファン120の回転数に応じて共鳴周波数が変更されるように、変更機構220を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体内に配置された外槽と、
前記外槽内に回転可能に配置され、洗濯物が収容される内槽と、
前記外槽に接続された循環風路と、
前記外槽と前記循環風路との間で空気を循環させる送風ファンと、
前記循環風路を流れる空気を加熱する加熱器と、
前記循環風路の近傍に配置され、前記循環風路で生じる音を低減させるための減音装置と、
制御部と、を備え、
前記減音装置は、
ヘルムホルツ共鳴器と、
前記ヘルムホルツ共鳴器の共鳴周波数を変更するための変更機構と、を含み、
前記制御部は、前記送風ファンの回転数に応じて前記共鳴周波数が変更されるように、前記変更機構を制御する、
ことを特徴とする洗濯乾燥機。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の洗濯乾燥機において、
前記ヘルムホルツ共鳴器は、
空洞の胴体部と、
前記胴体部から延びる筒状の首部と、を含み、
前記首部の開口は、前記循環風路の内部に繋がり、
前記変更機構は、前記首部の開口面積、前記首部の長さ、または、前記胴体部の体積を変更する、
ことを特徴とする洗濯乾燥機。
【請求項3】
請求項2に記載の洗濯乾燥機において、
前記変更機構は、
前記首部の開口を閉塞する閉塞部材と、
前記開口面積が変化するように前記閉塞部材を移動させる移動装置と、を含み、
前記制御部は、前記移動装置を制御する、
ことを特徴とする洗濯乾燥機。
【請求項4】
請求項2に記載の洗濯乾燥機において、
前記変更機構は、
長さが変化するように伸縮可能な前記首部と、
前記首部を伸縮させる伸縮装置と、を含み、
前記制御部は、前記伸縮装置を制御する、
ことを特徴とする洗濯乾燥機。
【請求項5】
請求項2に記載の洗濯乾燥機において、
前記変更機構は、
体積が変化するように伸縮可能な前記胴体部と、
前記胴体部を伸縮させる伸縮装置と、を含み、
前記制御部は、前記伸縮装置を制御する、
ことを特徴とする洗濯乾燥機。
【請求項6】
請求項1ないし5の何れか一項に記載の洗濯乾燥機において、
前記制御部は、
乾燥工程において、前記送風ファンを第1回転数で回転させた後に前記第1回転数よりも高い第2回転数で回転させ、
前記送風ファンが前記第1回転数で回転するときには前記ヘルムホルツ共鳴器が前記第1回転数に対応する第1共鳴周波数を有し、前記送風ファンが前記第2回転数で回転するときには前記ヘルムホルツ共鳴器が前記第2回転数に対応する第2共鳴周波数を有するように、前記変更機構を制御する、
ことを特徴とする洗濯乾燥機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗濯乾燥機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
洗濯物の洗濯から乾燥までを行うことができる洗濯乾燥機では、乾燥工程に長い時間が掛かりやすく、乾燥工程での騒音低減の要求が高い。乾燥工程では、送風ファンの回転により生起した風が風路を流れる際に発生する音が、騒音の主たる原因となる。よって、風路で生じる騒音を低減することにより、乾燥工程での騒音を抑制することが可能となる。
【0003】
以下の特許文献1には、脱水工程中に生じる騒音を低減させるために、外槽等を弾性支持した外枠の内側にヘルムホルツの共鳴器が配置された洗濯機が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平2-26598号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
洗濯乾燥機の乾燥工程での騒音の低減に、上記特許文献1の洗濯機が備えるようなヘルムホルツ共鳴器を利用することが考えられる。
【0006】
風路で生じる音は、様々な周波数成分により構成されており、その周波数スペクトルにおいて、音圧がピークとなる周波数が存在する。よって、共鳴周波数(共振周波数)が、音圧がピークとなる周波数と一致するように、ヘルムホルツ共鳴器が構成される。ヘルムホルツ共鳴器の共鳴作用によって音圧がピークとなる周波数とその付近の周波数が打ち消され、それら周波数の音圧が低減する結果、騒音が低減する。
【0007】
洗濯乾燥機では、乾燥工程において、送風ファンが設定された複数の回転数で回転し得る。たとえば、洗濯乾燥機が外槽と風路との間で風が循環するような構成を有する場合、風が冷たい間は、多量の風が洗濯物に当てられても洗濯物が乾燥しにくい。このため、乾燥工程での総合的な消費電力が低減できるように、乾燥工程の開始初期は送風ファンの回転数が低く抑えられ、循環する風が加熱器の熱により適度に温まった後に送風ファンの回転数が高くされる。このように、送風ファンの回転数が変化する場合には、風路内での風の流速、流量等に変化が生じるため、それに応じて、風路で生じる音の周波数スペクトルに変化が生じ、音圧がピークとなる周波数に変化が生じ得る。
【0008】
しかしながら、上記特許文献1に示されたヘルムホルツ共鳴器では、音圧がピークとなる周波数の変化に応じて共鳴周波数を変化させることができないため、乾燥工程での騒音を効果的に低減させることが難しい。
【0009】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、ヘルムホルツ共鳴器を利用して、乾燥工程での騒音を効果的に低減させることができ得る洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の主たる態様に係る洗濯乾燥機は、筐体内に配置された外槽と、前記外槽内に回転可能に配置され、洗濯物が収容される内槽と、前記外槽に接続された循環風路と、前記外槽と前記循環風路との間で空気を循環させる送風ファンと、前記循環風路を流れる空気を加熱する加熱器と、前記循環風路の近傍に配置され、前記循環風路で生じる音を低減させるための減音装置と、制御部と、を備える。ここで、前記減音装置は、ヘルムホルツ共鳴器と、前記ヘルムホルツ共鳴器の共鳴周波数を変更するための変更機構と、を含む。前記制御部は、前記送風ファンの回転数に応じて前記共鳴周波数が変更されるように、前記変更機構を制御する。
(【0011】以降は省略されています)
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