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公開番号2024167721
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-04
出願番号2023083980
出願日2023-05-22
発明の名称バスバー製造方法
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01R 43/16 20060101AFI20241127BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コネクタハウジングに圧入固定するための複数パターンのバスバーを容易に得ることのできるバスバー製造方法を提供する。
【解決手段】コネクタハウジングに圧入された際にコネクタハウジングと係合する係合突起25を備えたバスバー20を製造する方法であって、複数のバスバー20がキャリア122により連鎖状に連結されたバスバー連結体121を準備する準備工程と、キャリア122を切断することでバスバー20をバスバー連結体121から切り離す切断工程と、を有し、切断工程において、キャリア122の切断と同時に係合突起25の成形を行う。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
コネクタハウジングに圧入された際に前記コネクタハウジングと係合する係合突起を備えたバスバーを製造する方法であって、
複数の前記バスバーがキャリアにより連鎖状に連結されたバスバー連結体を準備する準備工程と、
前記キャリアを切断することで前記バスバーを前記バスバー連結体から切り離す切断工程と、を有し、
前記切断工程において、前記キャリアの切断と同時に前記係合突起の成形を行う、
バスバー製造方法。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記バスバーが、前記コネクタハウジングの各端子収容室にそれぞれ挿入される複数のタブ状の端子部と、複数の前記端子部の基端を互いに連結して前記各端子部を一定の配列で互いに平行に保持する帯板状の連結部と、を有し、
前記バスバー連結体が、前記連結部を兼ねる前記キャリアと、前記キャリアから櫛歯状に突出する複数の前記端子部と、を有する連鎖状供給材である、
請求項1に記載のバスバー製造方法。
【請求項3】
前記連鎖状供給材が、ロール状に巻かれた状態で前記切断工程に送り出し供給される、
請求項2に記載のバスバー製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バスバー製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
複数の電線間を電気的に相互接続する場合、ジョイントコネクタと呼ばれるコネクタが広く使用されている。ジョイントコネクタは、複数の電線にそれぞれ接続された複数の接続端子と、コネクタハウジングに装着されることで接続端子同士を短絡させるジョイント用のバスバーと、を備えている。このバスバーは、後端の連結部及びこの連結部から前方に櫛歯状に延びる複数の端子部を有する。バスバーが、コネクタハウジングに装着され、バスバーの端子部に、コネクタハウジングの前方から挿入された接続端子が接続されることで、接続端子につながる電線間が相互接続される。
【0003】
この種のバスバーは、特許文献1に記載のように、平板状の金属板を所定の金型で打ち抜くことにより成形されて、コネクタハウジングに圧入固定される。
【0004】
また、特許文献2には、帯状のキャリアに複数のバスバーがそれぞれ連結片を介して接続されたバスバー連結体を用意し、各連結片を切断することでキャリアから個々のバスバーを切り離す技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-232644号公報
特開2016-9645号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来では、特許文献1に記載のように、所定個数の端子部を有するバスバーを製造する場合に、必要な端子部の個数に応じた金型を用いて、バスバー本体とバスバー本体を圧入固定するための係合突起とを成形している。このため、コネクタハウジングに圧入するための端子部の個数(極数)が異なるバスバーを使用する場合には、極数毎に金型を用意してバスバーを打ち抜く必要があった。従って、複数のバスバーパターンのバスバーの製造に容易に対応できなかった。
【0007】
また、特許文献2に記載の技術においても、異なる形状のバスバーを使用する場合には、各バスバーパターンに応じた形状のバスバー連結体をそれぞれ準備する必要があった。このため、複数パターンのバスバーの製造に容易に対応できなかった。
【0008】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コネクタハウジングに圧入固定するための複数パターンのバスバーを容易に得ることのできるバスバー製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述した目的を達成するために、本発明に係るバスバー製造方法は、下記を特徴としている。
コネクタハウジングに圧入された際に前記コネクタハウジングと係合する係合突起を備えたバスバーを製造する方法であって、
複数の前記バスバーがキャリアにより連鎖状に連結されたバスバー連結体を準備する準備工程と、
前記キャリアを切断することで前記バスバーを前記バスバー連結体から切り離す切断工程と、を有し、
前記切断工程において、前記キャリアの切断と同時に前記係合突起の成形を行う、
ことを特徴とするバスバー製造方法。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、コネクタハウジングに圧入固定するための複数パターンのバスバーを容易に得ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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