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公開番号
2024166884
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023083283
出願日
2023-05-19
発明の名称
ディスプレイ用ガラス基板の製造方法
出願人
AGC株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C03C
19/00 20060101AFI20241122BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約
【課題】樹脂層付きガラス基板からディスプレイ用ガラス基板を簡便に製造できる、ディスプレイ用ガラス基板の製造方法の提供。
【解決手段】本発明のディスプレイ用ガラス基板の製造方法は、ガラス基板と樹脂層とを含む樹脂層付きガラス基板から分離されたガラス基板を含む被処理物の、樹脂層が配置されていた側の第1表面と、第1表面とは反対側の第2表面とを研磨する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ガラス基板と樹脂層とを含む樹脂層付きガラス基板から分離された前記ガラス基板を含む被処理物の、前記樹脂層が配置されていた側の第1表面と、前記第1表面とは反対側の第2表面とを研磨する、ディスプレイ用ガラス基板の製造方法。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記研磨の前に、前記被処理物を洗浄する、請求項1に記載のディスプレイ用ガラス基板の製造方法。
【請求項3】
前記研磨の前に、前記被処理物に対して荷重付加試験を施して、前記ガラス基板の割れが発生していない前記被処理物を選択する、請求項1又は2に記載のディスプレイ用ガラス基板の製造方法。
【請求項4】
前記研磨の前に、前記被処理物に含まれる前記ガラス基板の位置決め基準部、端面形状、又は、端面性状に基づいて所定の判定基準を満たすガラス基板を含む被処理物を選択する、請求項1又は2に記載のディスプレイ用ガラス基板の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスプレイ用ガラス基板の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
ガラス基板と、ポリイミド膜と、がこの順に積層されたポリイミド膜付き積層体におけるポリイミド膜上に、有機発光素子(OLED)等の電子デバイス用部材を配置して、電子デバイス用部材付き積層体を得た後、ポリイミド膜及び電子デバイス用部材を分離して、電子デバイスを得る方法が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2014/073591号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような電子デバイスの製造に使用されたガラス基板は、電子デバイスの製造後に破棄されることが多く、環境保護の点から、他の製品として再使用(リユース)することが求められている。
近年、ディスプレイ用ガラス基板の需要が拡大しているので、上記のような電子デバイスの製造に使用されたガラス基板をディスプレイ用ガラス基板に使用できれば、環境保護の点からも好ましい。
しかしながら、上記のような電子デバイスの製造に使用されたガラス基板は、その表面にポリイミド膜等の樹脂層の一部が残存している場合があり、ディスプレイ用ガラス基板としての再使用にあたって、ガラス基板の溶融等の煩雑な処理が必要となる場合がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、樹脂層付きガラス基板からディスプレイ用ガラス基板を簡便に製造できる、ディスプレイ用ガラス基板の製造方法の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題について鋭意検討した結果、樹脂層付きガラス基板から分離されたガラス基板を含む被処理物に対して、両面を研磨する工程を有していれば、樹脂層付きガラス基板からディスプレイ用ガラス基板を簡便に製造できることを見出し、本発明に至った。
【0007】
すなわち、発明者らは、以下の構成により上記課題が解決できることを見出した。
[1]ガラス基板と樹脂層とを含む樹脂層付きガラス基板から分離された上記ガラス基板を含む被処理物の、上記樹脂層が配置されていた側の第1表面と、上記第1表面とは反対側の第2表面とを研磨する、ディスプレイ用ガラス基板の製造方法。
[2]上記研磨の前に、上記被処理物を洗浄する、[1]に記載のディスプレイ用ガラス基板の製造方法。
[3]上記研磨の前に、上記被処理物に対して荷重付加試験を施して、上記ガラス基板の割れが発生していない上記被処理物を選択する、[1]又は[2]に記載のディスプレイ用ガラス基板の製造方法。
[4]上記研磨の前に、上記被処理物に含まれる上記ガラス基板の位置決め基準部、端面形状、又は、端面性状に基づいて所定の判定基準を満たすガラス基板を含む被処理物を選択する、[1]~[3]のいずれかに記載のディスプレイ用ガラス基板の製造方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、樹脂層付きガラス基板からディスプレイ用ガラス基板を簡便に製造できる、ディスプレイ用ガラス基板の製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ガラス基板に形成されたオリエンテーションフラットの一例を示す概略平面図である。
本発明の第1実施形態に係るディスプレイ用ガラス基板の製造方法のフローを示すフローチャートである。
本発明の第2実施形態に係るディスプレイ用ガラス基板の製造方法のフローを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。ただし、本発明は、以下の実施形態は本発明を説明するための例示的なものであり、以下に示す実施形態に制限されることはない。なお、本発明の範囲を逸脱することなく、以下の実施形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
本明細書において、2以上の好ましい態様の組み合わせは、より好ましい態様である。
「~」を用いて表される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む範囲を意味する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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