TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024166858
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2023083244
出願日2023-05-19
発明の名称電力変換装置および電力変換器
出願人株式会社豊田中央研究所,トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類H02M 3/28 20060101AFI20241122BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】本発明の目的は、それぞれが巻線を備える複数のコネクタによってトランスを構成した電力変換装置について、互いに離脱した各コネクタから発せられるノイズ電磁波を抑制することである。
【解決手段】第2コネクタ34は、1次巻線L1と信号用1次巻線Ls1とを備える第1コネクタ14に結合する。第2コネクタ34は、1次巻線L1に結合する2次巻線L2と、信号用1次巻線Ls1に結合する信号用2次巻線Ls2とを備えている。第2スイッチング回路32は2次巻線L2に接続されている。第2コントローラ36は、信号用1次巻線Ls1および信号用2次巻線Ls2を介して取得される同期信号に基づくタイミングで、第2スイッチング回路32をスイッチングし、同期信号の大きさに基づいて、第1コネクタ14と第2コネクタ34との間のコネクタ間距離を測定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
1次巻線および信号用1次巻線を備える第1コネクタと、
前記1次巻線に結合する2次巻線、および前記信号用1次巻線に結合する信号用2次巻線を備える第2コネクタと、
前記1次巻線に接続された第1スイッチング回路と、
前記2次巻線に接続された第2スイッチング回路と、
前記信号用1次巻線に接続され、前記第1スイッチング回路をスイッチングする第1コントローラと、
前記信号用2次巻線に接続され、前記第2スイッチング回路をスイッチングする第2コントローラと、を備え、
前記第1コントローラは、前記信号用1次巻線および前記信号用2次巻線を介して、同期信号を前記第2コントローラに送信し、
前記第2コントローラは、
前記同期信号に基づいて、前記第1スイッチング回路のスイッチングに同期させて、前記第2スイッチング回路をスイッチングし、
前記同期信号の大きさに基づいて、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの間のコネクタ間距離を測定することを特徴とする電力変換装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電力変換装置であって、
前記第1コントローラに接続される第1通信部と、
前記第2コントローラに接続され、前記第1通信部との間で無線通信をする第2通信部と、を備え、
前記第2コントローラは、前記第1通信部および前記第2通信部との間の無線通信を介して、前記コネクタ間距離を前記第1コントローラに送信し、
前記第1コントローラおよび前記第2コントローラは、
前記コネクタ間距離に応じて、それぞれ、前記第1スイッチング回路および前記第2スイッチング回路のスイッチング状態を制御することを特徴とする電力変換装置。
【請求項3】
1次巻線と、信号用1次巻線とを備える第1コネクタに結合する第2コネクタであって、 前記1次巻線に結合する2次巻線と、前記信号用1次巻線に結合する信号用2次巻線とを備える第2コネクタと、
前記2次巻線に接続されたスイッチング回路と、
前記信号用2次巻線に接続され前記スイッチング回路をスイッチングするコントローラと、を備え、
前記コントローラは、
前記信号用1次巻線および前記信号用2次巻線を介して取得される同期信号に基づくタイミングで、前記スイッチング回路をスイッチングし、
前記同期信号の大きさに基づいて、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの間のコネクタ間距離を測定することを特徴とする電力変換器。
【請求項4】
請求項3に記載の電力変換器であって、
前記コントローラは、
前記コネクタ間距離に応じて、前記スイッチング回路のスイッチング状態を制御することを特徴とする電力変換器。
【請求項5】
請求項4に記載の電力変換器であって、
前記コントローラは、
前記コネクタ間距離に応じて、前記2次巻線に印加される電圧または前記2次巻線に流れる電流を調整することを特徴とする電力変換器。
【請求項6】
請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の電力変換器であって、
前記コントローラは、
前記スイッチング回路における電圧または電流を表す物理量と目標値との差異に基づき求められた制御値の大きさが、所定の閾値を超えた場合には、前記スイッチング回路のスイッチングを停止することを特徴とする電力変換器。
【請求項7】
2次巻線と、信号用2次巻線とを備える第2コネクタに結合する第1コネクタであって、 前記2次巻線に結合する1次巻線と、前記信号用2次巻線に結合する信号用1次巻線とを備える第1コネクタと、
前記1次巻線に接続されたスイッチング回路と、
前記信号用1次巻線に接続され前記スイッチング回路をスイッチングするコントローラと、
前記コントローラに接続される通信部と、を備え、
前記コントローラは、
前記スイッチング回路のスイッチングタイミングを示す同期信号を前記信号用1次巻線に出力し、
前記通信部を介して取得され、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの間の距離を示すコネクタ間距離であって、前記第2コネクタを備える第2電力変換器から送信されたコネクタ間距離を取得し、
前記コネクタ間距離に応じて、前記スイッチング回路のスイッチング状態を制御することを特徴とする電力変換器。
【請求項8】
請求項7に記載の電力変換器であって、
前記コントローラは、
前記コネクタ間距離に応じて、前記1次巻線に印加される電圧または前記1次巻線に流れる電流を調整することを特徴とする電力変換器。
【請求項9】
請求項7または請求項8に記載の電力変換器であって、
前記コントローラは、
前記第2電力変換器から送信され、前記通信部を介して取得された制御値であって、前記第2電力変換器における電圧または電流を表す物理量と目標値との差異に基づき求められた制御値の大きさが所定の閾値を超えた場合には、前記スイッチング回路のスイッチングを停止することを特徴とする電力変換器。
【請求項10】
請求項3または請求項7に記載の電力変換器であって、
前記コントローラは、
前記コネクタ間距離が所定の距離閾値以上となったときは、前記スイッチング回路のスイッチングを停止することを特徴とする電力変換器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電力変換装置および電力変換器に関し、特に、スイッチング回路を備える装置および機器に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
2つのスイッチング回路をトランスによって結合した電力変換装置が広く用いられている。2次側のスイッチング回路には、例えば、電気自動車に搭載される電気回路が接続され、1次側のスイッチング回路には、例えば、商用電源が接続される。1次側のスイッチング回路と2次側のスイッチング回路とがトランスによって電気的に絶縁されているので、高出力電圧のバッテリが搭載されている場合であっても、商用電源の取り扱いが容易になる。
【0003】
このような電力変換装置には、以下の特許文献1、非特許文献1および2に示されているように、1次側のスイッチング回路をスイッチングする位相と、2次側のスイッチング回路をスイッチングする位相との差異に応じて、1次側から2次側に伝送される電力が定まるものがある。
【0004】
また、トランスの1次巻線が設けられた第1スイッチング回路と、トランスの2次巻線が設けられた第2スイッチング回路とを個別に構成し、1次巻線を備える第1コネクタと、2次巻線を備える第2コネクタとを着脱自在としたものもある。この構成では、第1コネクタと第2コネクタとが結合することでトランスが構成され、第1スイッチング回路と第2スイッチング回路との間で電力伝送が行われる。特許文献2~4に記載の電力変換装置では、1次巻線を有するコネクタと、2次巻線を有するコネクタとが結合することでトランスが構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-160093号公報
米国特許5341083号明細書
米国特許公開公報2017/179765号明細書
特開2021-27281号公報
【非特許文献】
【0006】
日下佳祐, 伊東 淳一, Dual Active Bridge Converter動作を応用した非共振形非接触給電システムの基礎検証, 電気学会論文誌D(産業応用部門誌), 2016, 136 巻, 2 号, p. 189-197
K. Ishikawa, M. Ishigaki, K. Tahara, M. Kusakabe and T. Sugiyama, "Time Synchronization and an Encoded Wireless Gate-signal Transfer Method for a High-power and Bi-directional Contactless Power Transfer System for Vehicle-to-Grid Applications," 2019 IEEE Energy Conversion Congress and Exposition (ECCE), 2019, pp. 6768-6774
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
第1コネクタと第2コネクタによってトランスを構成した電力変換装置では、第1コネクタと第2コネクタとが離れた状態にある場合、第1スイッチング回路または第2スイッチング回路に過大な電圧が現れたり、過大な電流が流れたりすることがある。また、1次巻線または2次巻線からノイズ電磁波が放射されることがある。
【0008】
本発明の目的は、それぞれが巻線を備える複数のコネクタによってトランスを構成した電力変換装置について、互いに離脱した各コネクタから発せられるノイズ電磁波を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、1次巻線および信号用1次巻線を備える第1コネクタと、前記1次巻線に結合する2次巻線、および前記信号用1次巻線に結合する信号用2次巻線を備える第2コネクタと、前記1次巻線に接続された第1スイッチング回路と、前記2次巻線に接続された第2スイッチング回路と、前記信号用1次巻線に接続され、前記第1スイッチング回路をスイッチングする第1コントローラと、前記信号用2次巻線に接続され、前記第2スイッチング回路をスイッチングする第2コントローラと、を備え、前記第1コントローラは、前記信号用1次巻線および前記信号用2次巻線を介して、同期信号を前記第2コントローラに送信し、前記第2コントローラは、前記同期信号に基づいて、前記第1スイッチング回路のスイッチングに同期させて、前記第2スイッチング回路をスイッチングし、前記同期信号の大きさに基づいて、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの間のコネクタ間距離を測定することを特徴とする。
【0010】
望ましくは、前記第1コントローラに接続される第1通信部と、前記第2コントローラに接続され、前記第1通信部との間で無線通信をする第2通信部と、を備え、前記第2コントローラは、前記第1通信部および前記第2通信部との間の無線通信を介して、前記コネクタ間距離を前記第1コントローラに送信し、前記第1コントローラおよび前記第2コントローラは、前記コネクタ間距離に応じて、それぞれ、前記第1スイッチング回路および前記第2スイッチング回路のスイッチング状態を制御する。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許