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公開番号
2024166130
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024078478
出願日
2024-05-14
発明の名称
地熱発電所におけるPH改質用静的ミキサーアセンブリ
出願人
サーモケム,インコーポレイテッド
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
B01F
23/45 20220101AFI20241121BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】地熱ブラインと混合する濃縮酸を適切に注入する静的ミキサーアセンブリを提供する。
【解決手段】静的ミキサーアセンブリ(54)は、軸に沿って延びる第1チューブ(70)と、第1チューブ(70)から延びる複数の1次バッフル(110)と、第1チューブ(70)内に配置された第2チューブ(78)と、第2チューブ(78)から延びる複数の2次バッフル(122)と、第1端部(150)が第1チューブ(70)の外側に位置し、第2端部(154)が第2チューブ(78)の内側に位置する入口チューブ(66)と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
軸に沿って延びる第1チューブと、
前記第1チューブから延びる複数の1次バッフルと、
前記第1チューブ内に配置された第2チューブと、
前記第2チューブから延びる複数の2次バッフルと、
第1端部が前記第1チューブの外側に位置し、第2端部が前記第2チューブの内側に位置する入口チューブと、
を備えた静的ミキサーアセンブリ。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記第1チューブがブラインを搬送するように構成され、
前記入口チューブが酸を前記第2チューブに搬送するように構成され、
前記第2チューブが前記ブラインと前記酸とを混合するように構成されている、請求項1に記載の静的ミキサーアセンブリ。
【請求項3】
前記第2チューブは、漏斗状であって前記第1チューブ内に配置される入口部を含む、請求項1に記載の静的ミキサーアセンブリ。
【請求項4】
前記入口チューブの前記第2端部は、前記第2チューブの前記入口部に位置している、請求項3に記載の静的ミキサーアセンブリ。
【請求項5】
前記第1チューブに接続され、前記第1チューブ内で前記第2チューブを支持するように構成された支持アセンブリをさらに備える、請求項1に記載の静的ミキサーアセンブリ。
【請求項6】
前記入口チューブが前記支持アセンブリに結合されている、請求項5に記載の静的ミキサーアセンブリ。
【請求項7】
前記第2チューブが前記軸と整列している、請求項1に記載の静的ミキサーアセンブリ。
【請求項8】
前記第1チューブが第1長さを有し、
前記第2チューブが第2長さを有し、
前記第1長さと前記第2長さとの比が5:1から10:1の範囲内にある、請求項1に記載の静的ミキサーアセンブリ。
【請求項9】
前記入口チューブが、入口角度で前記軸と交差する入口軸に沿って延びる、請求項1に記載の静的ミキサーアセンブリ。
【請求項10】
前記入口角度が35度から55度の範囲内である、請求項9に記載の静的ミキサーアセンブリ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【発明の詳細な説明】
【0001】
(技術分野)
本開示は、例えば地熱発電所のpH調整システムなどで使用される、水中での濃縮酸の希釈・混合用の静的ミキサーに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【0002】
(背景)
従来の地熱発電所では、有機ランキンサイクル(ORC)熱交換器を通して、何段階ものフラッシュあるいはサブクーリングが行われる。熱交換器は、溶存シリカが過飽和になり、発電所の設備やパイプライン、再注入井戸に固形スケールが沈殿する地点まで、地熱ブラインから熱を抽出する。
【0003】
pH調整(pH-mod)プロセスは、スケールの沈着を抑制する。pH調整プロセスには、地熱ブラインに濃酸(典型的には硫酸または塩酸)を注入し、pHを約4.5~5.0pH単位の範囲内に低下させることが含まれる。例えば、「Inhibiting scale precipitation from high temperature brine」と題された米国特許第4,500,434号、および、「Brine heat exchanger treatment method」と題された米国特許第5,190,664号を参照。
【0004】
(概要)
本開示は、1つの態様において、軸に沿って延びる第1チューブ、第1チューブから延びる複数の1次バッフル、第1チューブ内に配置された第2チューブ、および第2チューブから延びる複数の2次バッフルを含む静的ミキサーアセンブリを提供する。
【0005】
静的ミキサーアセンブリは、第1端部が第1チューブの外側に配置され、第2端部が第2チューブの内側に配置された入口チューブをさらに含む。
【0006】
いくつかの実施形態では、第1チューブはブラインを搬送するように構成され、入口チューブは酸を第2チューブに搬送するように構成され、第2チューブはブラインと酸を混合するように構成される。
【0007】
いくつかの実施形態では、第2チューブは、漏斗状であり第1チューブ内に配置される入口部を含む。
【0008】
いくつかの実施形態では、入口チューブの第2端は、第2チューブの入口部に配置される。
【0009】
いくつかの実施形態では、静的ミキサーアセンブリは、第1チューブに接続され、第1チューブ内で第2チューブを支持するように構成された支持アセンブリをさらに含む。
【0010】
いくつかの実施形態では、入口チューブは支持体に結合されている。
(【0011】以降は省略されています)
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