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公開番号
2024165941
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023082548
出願日
2023-05-18
発明の名称
バルブ式液材滲出具
出願人
株式会社 エポックケミカル
代理人
個人
,
個人
主分類
B43K
8/00 20060101AFI20241121BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約
【課題】バルブホルダーの液材タンク軸への組付け作業を簡易迅速に行うことができるバルブ式マーカーその他のバルブ式液材滲出具を提供することを課題とする。
【解決手段】液材タンク軸1の上端部は縮径化されてその外周面に係止環6が形成され、バルブホルダー2の下端面に内方に向く係止片7が形成され、係止片7は、バルブホルダー2を液材タンク軸1の先端部に嵌装するに伴い、係止環6によって上方に押し畳まれ、更に押し込まれて係止環を越えることにより、係止環6にロックされる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
液材タンク軸と、前記液材タンク軸の先端部に嵌め付けられるバルブホルダーと、前記液材タンク軸の先端部からバルブホルダーにかけて内装されるバルブユニットと、前記バルブユニットに固定されて前記バルブホルダーから突出する芯と、前記バルブホルダーに被着されるキャップとから成り、
前記液材タンク軸の上端部は縮径化されてその外周面に係止環が形成され、前記バルブホルダーの下端面に内方に向く係止片が形成され、前記係止片は、前記バルブホルダーを前記液材タンク軸の先端部に嵌装するに伴い、前記係止環によって上方に押し畳まれ、更に押し込まれて前記係止環を越えることにより、前記係止環にロックされることを特徴とするバルブ式液材滲出具。
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【請求項2】
前記係止片は、付け根が薄肉化されたヒンジ構造となっている、請求項1に記載のバルブ式液材滲出具。
【請求項3】
前記係止片は8個設けられる、請求項1又は2に記載のバルブ式液材滲出具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バルブ式液材滲出具に関するものであり、より詳細には、バルブ機構を備えた直液式マーカー等の筆記具、あるいは、化粧用具や医療用具その他の塗液具に適用可能で、十分な量のインク、化粧液、液状薬品、塗料等の液材を貯留し、それを随時芯に浸透させて筆記したり、塗布したりすることができるバルブ式液材滲出具に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
マーカー等の筆記具は、軸内にインクを含浸させた中綿を装填する中綿式タイプと、軸内に直接インクを注入する直液式(生インク式)タイプとに大別される。このうち中綿式の場合は、一旦芯先が乾くと、再び筆記可能状態にまでインクが染み込むのに時間がかかり、また、素早く筆記した場合は、インクの染み込みが追い付かないために筆記した文字が掠れるという欠点があるため、最近では、そのような欠点のない直液式のものが主流になってきている。
【0003】
直液式の場合は、芯に過剰にインクが染み出て、所謂インクのぼた落ち現象が起こるおそれがあるため、芯を押し込むことによって開放されるバルブ機構を介して芯にインクを染み込ませるバルブ式のものが多い。この従来のバルブ式マーカーの場合、芯を取り付けたバルブ機構を内装したバルブホルダーと液材タンク軸との組付けは、一般にネジ締めによって行われ、分解防止のためにネジ部分に接着剤を塗布している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-6668号公報
特開2008-87422号公報
特開2005-342950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したように、従来のバルブ式マーカーの場合は、バルブホルダーの液材タンク軸への組付けをネジ締めによって行い、更に分解防止のためにネジ部分に接着剤を塗布するという方法を用いているため、その分製造に手間がかかるという問題がある。本発明はそのような問題を解決するためになされたもので、バルブホルダーの液材タンク軸への組付け作業を簡易迅速に行うことができるバルブ式マーカーその他のバルブ式液材滲出具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、液材タンク軸と、前記液材タンク軸の先端部に嵌め付けられるバルブホルダーと、前記液材タンク軸の先端部からバルブホルダーにかけて内装されるバルブユニットと、前記バルブユニットに固定されて前記バルブホルダーから突出する芯と、前記バルブホルダーに被着されるキャップとから成り、
前記液材タンク軸の上端部は縮径化されてその外周面に係止環が形成され、前記バルブホルダーの下端面に内方に向く係止片が形成され、前記係止片は、前記バルブホルダーを前記液材タンク軸の先端部に嵌装するに伴い、前記係止環によって上方に押し畳まれ、更に押し込まれて前記係止環を越えることにより、前記係止環にロックされることを特徴とするバルブ式液材滲出具である。
【0007】
一実施形態においては、前記係止片は、付け根が薄肉化されたヒンジ構造となっている、請求項1に記載のバルブ式液材滲出具。
【0008】
一実施形態においては、前記係止片は8個設けられる。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るバルブ式液材滲出具は上記構成であるため、バルブホルダーの液材タンク軸への組付け作業を、ねじ締め作業及び接着剤の塗布作業を要せずに、単に押し込み操作のみによって簡易迅速に行うことができ、以て、製造の手間とコストを軽減し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係るバルブ式液材滲出具のキャップを外した状態の斜視図である。
本発明に係るバルブ式液材滲出具の要部断面図である。
本発明に係るバルブ式液材滲出具のバルブホルダーの構成を示す部分断面正面図、側面図、C-C線断面図、D部詳細図である。
本発明に係るバルブ式液材滲出具の組み立て時の作用を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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