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公開番号2024002264
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-11
出願番号2022101355
出願日2022-06-23
発明の名称イレーザー
出願人コクヨ株式会社
代理人個人
主分類B43L 21/02 20060101AFI20231228BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】拭取部がボード面に対して好適に接するイレーザーを提供する。
【解決手段】拭取部Sが設けられた本体1と、本体1に装着され使用者の把持部を構成するカバー2とを備えたホワイトボードWB用のイレーザーであって、本体1の内部にマグネット3が配設されたものであり、マグネット3がクッション部材である第一のクッション部材Aを介してカバー2に支持されている。このような構成であれば、拭取部Sがボード面mに対して好適に接するイレーザーを提供し得るものとなる。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
拭取部が設けられた本体とこの本体に装着され使用者の把持部を構成するカバーとを備えたボード用のイレーザーであって、
前記本体の内部にマグネットが配設されたものであり、このマグネットがクッション部材を介して前記カバーに支持されているイレーザー。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記クッション部材が、弾性変形可能な合成樹脂製のものである請求項1記載のイレーザー。
【請求項3】
複数の前記マグネットが設けられたものであり、これら複数のマグネットがそれぞれ前記クッション部材を介して前記カバーに支持されている請求項1記載のイレーザー。
【請求項4】
前記本体が、前記カバーに対して着脱可能に構成されている請求項1記載のイレーザー。
【請求項5】
前記本体が、芯材と、この芯材の外面を被覆する張地とを備えたものである請求項1記載のイレーザー。
【請求項6】
前記クッション部材が、弾性変形可能な合成樹脂製のものであり、
前記芯材が、前記クッション部材と同じ素材により作られたものである請求項5記載のイレーザー。
【請求項7】
前記芯材に、前記マグネット及びクッション部材が収容される孔部が設けられている請求項5記載のイレーザー。
【請求項8】
前記張地の内面に、前記マグネットに臨む第二のクッション部材が配設されている請求項7記載のイレーザー。
【請求項9】
前記カバーが、第一方向に長手をなす略矩形状の天壁と、天壁の周縁部から延出した周壁とを備えたものであり、
前記周壁が、前記第一方向に長手をなす一対の第一周壁部を備えたものであり、前記第一周壁部における長手方向中央部分の延出寸法が、当該第一周壁部における長手方向両端部分の延出寸法よりも長く設定されている請求項1記載のイレーザー。
【請求項10】
前記長手方向両端部分が、外方に向かって漸次延出寸法が短くなるように形成されている請求項9記載のイレーザー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ホワイトボード等のボードに使用されるイレーザーに関する。
続きを表示(約 940 文字)【背景技術】
【0002】
従来からこの種のイレーザーとしては、払拭体(4)の近傍に磁石(7)を配設してなるものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
従来のイレーザーは、繰り返しの使用等に伴ってスポンジ部材(3)の弾性反発力があるにもかかわらず、鉄製の保持部材(6)に支持された磁石(7)の部分だけが外面側に過度に突出するものとなっていた。そのため、従来のイレーザーは、払拭体(4)の外面に凹凸が生じやすく、ボード面の真下に力をかけたときに弾性反発力の効果が少なくなり、払拭体(4)がボード面に対して好適に接しない場合があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-117204号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、以上のような事情に着目してなされたもので、少なくとも、拭取部がボード面に対して好適に接するイレーザーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
【0007】
請求項1に記載の発明は、拭取部が設けられた本体とこの本体に装着され使用者の把持部を構成するカバーとを備えたボード用のイレーザーであって、
前記本体の内部にマグネットが配設されたものであり、このマグネットがクッション部材を介して前記カバーに支持されているイレーザーである。
【0008】
請求項2に記載の発明は、前記クッション部材が、弾性変形可能な合成樹脂製のものである請求項1記載のイレーザーである。
【0009】
請求項3に記載の発明は、複数の前記マグネットが設けられたものであり、これら複数のマグネットがそれぞれ前記クッション部材を介して前記カバーに支持されている請求項1記載のイレーザーである。
【0010】
請求項4に記載の発明は、前記本体が、前記カバーに対して着脱可能に構成されている請求項1記載のイレーザーである。
(【0011】以降は省略されています)

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