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公開番号2024012935
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-31
出願番号2022114780
出願日2022-07-19
発明の名称補助軸
出願人クツワ株式会社
代理人個人
主分類B43K 23/00 20060101AFI20240124BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】短くなった鉛筆を保持しながら使用可能であって、鉛筆を入れることにより別の鉛筆を出すことを可能とする補助軸を提供する。
【解決手段】筒状本体2と、前記筒状本体2の先端から張り出すように装着されたグリップ3と、を備えてなり、前記筒状本体2の内部に本体連通部2aを有し、前記筒状本体2の後端部分25に本体連通部2aに膨出する係止縁23、23を有し、前記グリップ3は、前記本体連通部2aと連続するグリップ連通部3aを有し、前記グリップ連通部3aは、内周面から膨出した小突起32、32を有し、前記本体連通部2aは後端から先端にかけて徐々に縮径する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
筒状本体と、グリップと、からなり、
前記グリップは、前記筒状本体の先端から張り出すように装着されることを特徴とする補助軸。
続きを表示（約 260 文字）【請求項２】
筒状本体は、前記筒状本体の後端部分に本体連通部に膨出する係止縁を有することを特徴とする請求項１に記載の補助軸。
【請求項３】
グリップは、筒状本体の本体連通部と連続するグリップ連通部を有し、
前記グリップ連通部は、内周面から膨出した小突起を有することを特徴とする請求項１に記載の補助軸。
【請求項４】
筒状本体は、前記筒状本体の内部に本体連通部を有し、前記本体連通部は後端から先端にかけて徐々に縮径することを特徴とする請求項１または２に記載の補助軸。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、使用により短くなった鉛筆を複数本保持しつつ、一本の長い鉛筆のように使用することができる補助軸に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
環境への配慮が大切な昨今、持続可能な開発目標（SDGs）の目標１２（持続可能な消費と生産のパターンを確保する。）を意識し、短くなった鉛筆を使い続けることでゴミを減らす（リデュース）ことが求められている。
【０００３】
例えば、筆記時に鉛筆の芯が丸くなったり折れたりすると、鉛筆を削り、芯を尖らせて使用するが、削られて短くなった鉛筆は使用者にとって持ちづらいものとなり芯は残っているにもかかわらず廃棄されるものが多かった。
【０００４】
短くなった鉛筆を使いやすくするために、例えば特許文献１においては、鉛筆を差し込み保持することによって使用者が筆記時に鉛筆を使いやすくする手段を備えたものが開示されている。
【０００５】
また、特許文献２においては、先端に筆記用の芯と後部に軸孔を備えた芯保持片を筒状本体に配列し収納することによって芯が丸くなったときや折れたときに、芯保持片を取り外し、新しい芯保持片を押し出すことによって使用することができるものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００６】
特開２００６－０５６１４７号公報
実公昭５１－３２４９３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
しかしながら、特許文献１などに記載された補助軸は、単に鉛筆を連結するだけのものであるため、凹凸が生じて握り難くなり、さらには使用に際して先端の鉛筆が抜け落ちてしまったりすることが問題であった。
【０００８】
また、特許文献２の補助軸は、芯保持片でしか詰め替えできず、芯保持片を欠落させた場合など、使用できないという問題があった。
【０００９】
したがって、上記に鑑み、本発明は、鉛筆を差し込み、保持しながら使用する簡易な構成による補助軸を提供するとともに、使用に際して鉛筆が抜け落ちずに安定的に使用可能であって、鉛筆を入れることにより別の鉛筆を出すことを可能とする補助軸を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【００１０】
本発明は、筒状本体と、グリップと、からなり、前記グリップは、前記筒状本体の先端から張り出すように装着されることを特徴とするものである。
（【００１１】以降は省略されています）

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