TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024165453
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081669
出願日
2023-05-17
発明の名称
金属接着用クロロスルホン化ポリオレフィン
出願人
東ソー株式会社
代理人
主分類
C09J
123/26 20060101AFI20241121BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】 基材との良好な接着性を有する接着剤、特に表面未改質の金属基材であっても、良好な接着を可能とする接着剤及びそれを接着相として含む積層体を提供する。
【解決手段】 塩素含有量5~50重量%、硫黄含有量0.2~6.0重量%であるクロロスルホン化ポリオレフィン。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
塩素含有量5~50重量%、硫黄含有量0.2~6.0重量%であるクロロスルホン化ポリオレフィンである、金属接着用クロロスルホン化ポリオレフィン。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
クロロスルホン化ポリオレフィンが、クロロスルホン化ポリエチレン、クロロスルホン化エチレン-α-オレフィンコポリマー、クロロスルホン化ポリプロピレン、クロロスルホン化エチレン-プロピレンコポリマー及びクロロスルホン化リエチレン-酢酸ビニルコポリマーからなる群より選択される少なくとも1種のクロロスルホン化ポリオレフィンである、請求項1に記載の金属接着用クロロスルホン化ポリオレフィン。
【請求項3】
金属基材用である、請求項1に記載の金属接着用クロロスルホン化ポリオレフィン。
【請求項4】
金属基材用が、アルミニウム基材用、アルミニウム合金基材用、水酸化アルミニウム基材用及びベーマイト基材用からなる群より選択されるものである、請求項3に記載の金属接着用クロロスルホン化ポリオレフィン。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の金属接着用クロロスルホン化ポリオレフィンを含む接着相と金属基材とを含む、積層体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、特に表面処理や表面改質等の処理を行っていない金属基材に接着を可能とする金属接着用クロロスルホン化ポリオレフィン及びその製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来金属の接合には溶接、リベット、ボルト接合などが主に用いられてきたが、今日の科学技術の進歩に伴い、要求される材料等の性能・機能が厳しくなると共に、異種材との接着が要求されており、これらの要求を達成する為、接着の技術が注目・進展されている。
【0003】
そして、接着技術に関する検討は古くから行われてきており、金属との接着メカニズムについては解析されてきている(例えば、非特許文献1参照。)。
【0004】
また、一方で、金属接着においては十分な接着力を確保するため様々な表面処理が必要とされている(例えば、非特許文献2参照。)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
表面技術66巻(2015)8号 338~341頁。
色材協会誌87巻(2014)8号 284~291頁。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、非特許文献2に記載のように金属接着においては材料や使用方法に適した表面処理を選択することが必要であり、不適切な処理・未処理では接着剤が十分にその機能を発揮できないという現状があり、処理の選択が不要又は未処理であっても機能を十分に発揮する接着剤の出現が求められてきた。
【0007】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は表面処理状況の影響を最小限のものとし良好な接着性を発揮することができる、金属接着用のクロロスルホン化ポリオレフィンを提供することを目的・効果とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、本発明を完成するに至ったものである。すなわち本発明は以下[1]~[5]にかかるものである
[1] 塩素含有量5~50重量%、硫黄含有量0.2~6.0重量%であるクロロスルホン化ポリオレフィンである、金属接着用クロロスルホン化ポリオレフィン。
[2] クロロスルホン化ポリオレフィンが、クロロスルホン化ポリエチレン、クロロスルホン化エチレン-α-オレフィンコポリマー、クロロスルホン化ポリプロピレン、クロロスルホン化エチレン-プロピレンコポリマー及びクロロスルホン化リエチレン-酢酸ビニルコポリマーからなる群より選択される少なくとも1種のクロロスルホン化ポリオレフィンである、[1]に記載の金属接着用クロロスルホン化ポリオレフィン。
[3] 金属基材用である、[1]に記載の金属接着用クロロスルホン化ポリオレフィン。
[4] 金属基材用が、アルミニウム基材用、アルミニウム合金基材用、水酸化アルミニウム基材用及びベーマイト基材用からなる群より選択されるものである、[3]に記載の金属接着用クロロスルホン化ポリオレフィン。
[5] [1]又は[2]に記載の金属接着用クロロスルホン化ポリオレフィンを含む接着相と金属基材とを含む、積層体。
【発明の効果】
【0009】
本発明の金属接着用クロロスルホン化ポリオレフィンは金属の表面加工無く良好な接着性を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
東ソー株式会社
硫酸マンガン溶液の製造方法
21日前
東ソー株式会社
二酸化炭素分離用アミン組成物及びその用途
19日前
東ソー株式会社
キノリノン骨格を有する高溶解性ユウロピウム錯体
19日前
東ソー株式会社
電極
7日前
東ソー株式会社
カルコン誘導体、組成物、光学フィルム及びそれらの製造方法
6日前
東ソー株式会社
疎水性ゼオライト、及びその製造方法
5日前
東ソー株式会社
多能性幹細胞から外胚葉系細胞を分化誘導する方法及び製造方法
7日前
国立大学法人京都工芸繊維大学
二酸化炭素分離膜、二酸化炭素分離膜の製造方法、二酸化炭素分離方法及び二酸化炭素分離膜モジュール
7日前
東ソー株式会社
環状アジン化合物、有機電界発光素子用材料、有機電界発光素子用電子輸送材料、及び有機電界発光素子
7日前
ベック株式会社
被覆材
2か月前
ベック株式会社
被覆材
2か月前
日本化薬株式会社
インク
3か月前
ベック株式会社
水性下塗材
26日前
ベック株式会社
水性被覆材
3か月前
ベック株式会社
水性被覆材
1か月前
ベック株式会社
水性被覆材
3か月前
個人
おから由来の天然氷結晶制御剤
1か月前
株式会社ラテスト
備長炭粒子
3か月前
日本特殊塗料株式会社
塗り床材組成物
2か月前
荒川化学工業株式会社
研磨剤用組成物
2か月前
ダイキン工業株式会社
撥剤
3か月前
日本化薬株式会社
インクジェットインク
3か月前
個人
ポリウレア樹脂の不燃化方法
1か月前
トヨタ自動車株式会社
冷却液組成物
2か月前
日油株式会社
光硬化型インク
3か月前
コニシ株式会社
巻物の張設接着方法
1か月前
関西ペイント株式会社
高固形分塗料組成物
3か月前
住友ベークライト株式会社
粉体塗料
19日前
日油株式会社
光硬化型インク
3か月前
マクセル株式会社
粘着テープ
3か月前
三菱ケミカル株式会社
塗料組成物、積層体
3か月前
株式会社キクノ
流動化処理土
1か月前
株式会社コンフェスタ
人工爪組成物
3か月前
株式会社大阪ソーダ
撥水撥油性表面処理剤
5日前
マクセル株式会社
粘着テープ
3か月前
デンカ株式会社
蛍光体粉末の製造方法
26日前
続きを見る
他の特許を見る