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公開番号2024164296
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-26
出願番号2024152941,2021009822
出願日2024-09-05,2021-01-25
発明の名称異常検知システム、成形機システム、異常検知装置、異常検知方法及びコンピュータプログラム
出願人株式会社日本製鋼所
代理人個人,個人
主分類G01M 99/00 20110101AFI20241119BHJP(測定;試験)
要約【課題】製造装置の運転制御を行う制御装置に過度の負荷を与えることなく、製造装置の異常を検知することができる異常検知システムを提供する。
【解決手段】異常検知システムは、製造装置の異常を検知する異常検知装置と、製造装置の運転制御を行い、運転データを送信する制御装置と、製造装置の動作又は製品に係る物理量を検出し、センサ値データを出力するセンサとを備え、異常検知装置は、制御装置から送信される運転データを受信し、センサから出力されるセンサ値データを取得し、取得したセンサ値データの統計量を算出し、算出した統計量と、受信した運転データに応じた閾値とに基づいて、製造装置の異常の有無を判定し、判定結果及び統計量を制御装置へ送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
製造装置の異常を検知する異常検知装置を備えた異常検知システムであって、
前記製造装置の運転制御を行い、該運転制御の内容を示す運転データを送信する制御装置と、
前記製造装置の動作又は製品に係る物理量を検出し、検出した物理量を示す時系列のセンサ値データを出力するセンサと
を備え、
前記異常検知装置は、
前記制御装置から送信される前記運転データを受信する通信部と、
前記センサから出力されるセンサ値データを取得する取得部と、
該取得部にて取得したセンサ値データの統計量を算出し、算出した前記統計量と、受信した前記運転データに応じた閾値とに基づいて、前記製造装置の異常の有無を判定する処理部と
を備え、
前記通信部は、外部の端末装置からの要求に応じて、判定結果及び前記統計量を前記端末装置へ送信する
異常検知システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記制御装置は、
前記異常検知装置から送信された前記判定結果を受信し、前記製造装置の状態を監視する
請求項1に記載の異常検知システム。
【請求項3】
前記制御装置は、
前記異常検知装置から送信された前記統計量を受信し、受信した前記統計量に基づくグラフ又は数値を表示する
請求項1又は請求項2に記載の異常検知システム。
【請求項4】
前記製造装置は減速機を有する成形機であり、
前記センサは前記減速機の振動を検出し、
前記処理部は、前記減速機の異常振動の有無を判定する
請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の異常検知システム。
【請求項5】
前記製造装置はスクリュ軸を有する成形機であり、
前記センサは前記スクリュ軸に加わる軸トルク、前記スクリュ軸の温度、又は前記スクリュ軸の変位を検出し、
前記処理部は、前記成形機及び前記スクリュ軸に対する過負荷の有無を判定する
請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の異常検知システム。
【請求項6】
前記製造装置は成形機であり、
前記センサは前記成形機によって製造される成形品の寸法を検出し、
前記処理部は、前記成形品の寸法を異常の有無を判定する
請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の異常検知システム。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の異常検知システムと、
成形機と
を備え、
前記異常検知システムは、前記成形機の異常を検知するようにしてある
成形機システム。
【請求項8】
製造装置の異常を検知する異常検知装置であって、
前記製造装置の運転制御を行う制御装置から送信される、該運転制御の内容を示す運転データを受信する通信部と、
前記製造装置の動作又は製品に係る物理量を検出するセンサから出力される時系列のセンサ値データを取得する取得部と、
前記取得部にて取得したセンサ値データの統計量を算出し、算出した前記統計量と、取得した前記運転データに応じた閾値とに基づいて、前記製造装置の異常の有無を判定する処理部と
を備え、
前記通信部は、外部の端末装置からの要求に応じて、判定結果及び前記統計量を前記端末装置へ送信する
異常検知装置。
【請求項9】
製造装置の異常を検出する処理をコンピュータが実行する異常検知方法であって、
前記コンピュータは、
前記製造装置の運転制御を行う制御装置から送信される、該運転制御の内容を示す運転データを受信し、
前記製造装置の動作又は製品に係る物理量を検出するセンサから出力される時系列のセンサ値データを取得し、
取得したセンサ値データの統計量を算出し、
算出した前記統計量と、取得した前記運転データに応じた閾値とに基づいて、前記製造装置の異常の有無を判定し、
判定結果を、外部の端末装置からの要求に応じて、前記端末装置へ送信する
処理を実行する異常検知方法。
【請求項10】
製造装置の異常を検出する処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
前記製造装置の運転制御を行う制御装置から送信される、該運転制御の内容を示す運転データを受信し、
前記製造装置の動作又は製品に係る物理量を検出するセンサから出力される時系列のセンサ値データを取得し、
取得したセンサ値データの統計量を算出し、
算出した前記統計量と、取得した前記運転データに応じた閾値とに基づいて、前記製造装置の異常の有無を判定し、
判定結果を、外部の端末装置からの要求に応じて、前記端末装置へ送信する
処理を前記コンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、異常検知システム、成形機システム、異常検知装置、異常検知方法及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、射出成形機の各可動部の振動を加速度センサにより監視し、成形工程の状態及び可動部の異常発生を検知する監視方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-50480号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1には、射出成形機のような製造装置の運転制御を行う制御装置と、当該製造装置の異常を検知し又は製造装置の状態を診断する装置とを別体で構成する具体的技術は開示されていない。制御装置が製造装置の異常検知及び診断を行うように構成した場合、運転制御処理の遅延など、製造装置の動作に悪影響が出る可能性がある。
【0005】
本開示の目的は、製造装置の運転制御を行う制御装置と、異常検知装置とを備え、各装置が協動することによって制御装置に過度の負荷を与えることなく、製造装置の異常を検知することができる異常検知システム、成形機システム、異常検知装置、異常検知方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る異常検知システムは、製造装置の異常を検知する異常検知装置を備えた異常検知システムであって、前記製造装置の運転制御を行い、該運転制御の内容を示す運転データを送信する制御装置と、前記製造装置の動作又は製品に係る物理量を検出し、検出した物理量を示す時系列のセンサ値データを出力するセンサとを備え、前記異常検知装置は、前記制御装置から送信される前記運転データを受信する通信部と、前記センサから出力されるセンサ値データを取得する取得部と、該取得部にて取得したセンサ値データの統計量を算出し、算出した前記統計量と、受信した前記運転データに応じた閾値とに基づいて、前記製造装置の異常の有無を判定する処理部とを備え、前記通信部は、判定結果及び前記統計量を前記制御装置へ送信する。
【0007】
本開示に係る成形機システムは、上記異常検知システムと、成形機とを備え、前記異常検知システムは、前記成形機の異常を検知するようにしてある。
【0008】
本開示に係る異常検知装置は、製造装置の異常を検知する異常検知装置であって、前記製造装置の運転制御を行う制御装置から送信される、該運転制御の内容を示す運転データを受信する通信部と、前記製造装置の動作又は製品に係る物理量を検出するセンサから出力される時系列のセンサ値データを取得する取得部と、前記取得部にて取得したセンサ値データの統計量を算出し、算出した前記統計量と、取得した前記運転データに応じた閾値とに基づいて、前記製造装置の異常の有無を判定する処理部とを備え、前記通信部は、判定結果及び前記統計量を前記制御装置へ送信する。
【0009】
本開示に係る異常検知方法は、製造装置の異常を検出する処理をコンピュータが実行する異常検知方法であって、前記コンピュータは、前記製造装置の運転制御を行う制御装置から送信される、該運転制御の内容を示す運転データを受信し、前記製造装置の動作又は製品に係る物理量を検出するセンサから出力される時系列のセンサ値データを取得し、取得したセンサ値データの統計量を算出し、算出した前記統計量と、取得した前記運転データに応じた閾値とに基づいて、前記製造装置の異常の有無を判定し、判定結果を前記制御装置へ送信する処理を実行する。
【0010】
本開示に係るコンピュータプログラムは、製造装置の異常を検出する処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、前記製造装置の運転制御を行う制御装置から送信される、該運転制御の内容を示す運転データを受信し、前記製造装置の動作又は製品に係る物理量を検出するセンサから出力される時系列のセンサ値データを取得し、取得したセンサ値データの統計量を算出し、算出した前記統計量と、取得した前記運転データに応じた閾値とに基づいて、前記製造装置の異常の有無を判定し、判定結果を前記制御装置へ送信する処理を前記コンピュータに実行させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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