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公開番号2024163840
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-22
出願番号2023202809
出願日2023-11-30
発明の名称液晶表示パネル
出願人グァンチョウ チャイナスター オプトエレクトロニクス セミコンダクター ディスプレイ テクノロジー カンパニー リミテッド
代理人個人,個人
主分類G02F 1/1337 20060101AFI20241115BHJP(光学)
要約【解決手段】本願の実施例は、液晶表示パネルを開示し、この液晶パネルは、アレイ基板と、カラーフィルム基板と、液晶分子とを含み、アレイ基板は、第1の配向層を含み、カラーフィルム基板は、第1の配向層に対向して設置される第2の配向層を含み、液晶表示パネルは、少なくとも第1の領域と、透光効率が第1の領域よりも小さい第2の領域とを含み、ここで、膜厚さ方向に、第1の領域の第1の配向層と第2の配向層との厚さの和は、第2の領域の第1の配向層と第2の配向層との厚さの和よりも大きい。
【効果】透光効率の異なる領域に、厚さの異なる配向層を位置合わせて設置することで、透光効率の高い第1の領域の配向層厚さを透光効率の低い第2の領域の配向層厚さよりも大きくし、配向層厚さが大きいほど、配向層自体の透光率が低くなることによって、異なる領域の表示輝度が一致する傾向にし、液晶表示パネルの異なる領域の表示輝度の均一性を高めた。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも第1の領域と、第2の領域とを含む液晶表示パネルであって、前記液晶表示パネルは、
第1のサブストレートと、前記第1のサブストレートのカラーフィルム基板に向かう側に位置する第1の配向層とを含むアレイ基板と、
第2のサブストレートと、前記第2のサブストレートの前記アレイ基板に向かう側に位置する第2の配向層とを含むカラーフィルム基板であって、前記第2の配向層と前記第1の配向層とが対向して設置されるカラーフィルム基板と、
前記アレイ基板と前記カラーフィルム基板との間に設置される液晶分子とを含み、
ここで、膜厚さ方向に、前記第1の領域の前記第1の配向層と前記第2の配向層との厚さの和は、前記第2の領域の前記第1の配向層と前記第2の配向層との厚さの和よりも大きい、ことを特徴とする液晶表示パネル。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記アレイ基板は、画素電極層をさらに含み、前記画素電極層に、間隔をおいて設置される第1の突起が設置されており、隣接する前記第1の突起の間に第1の凹溝が形成されており、前記第1の突起における前記第1の配向層の厚さは、前記第1の凹溝における前記第1の配向層の厚さよりも小さい、ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネル。
【請求項3】
前記第1の突起と前記第2の領域は、位置合わせて設置され、前記第1の凹溝と前記第1の領域は、位置合わせて設置される、ことを特徴とする請求項2に記載の液晶表示パネル。
【請求項4】
前記第1の突起と前記画素電極層は一体的に設置され、前記第1の突起の製造材料と前記画素電極層の製造材料とは同じである、ことを特徴とする請求項3に記載の液晶表示パネル。
【請求項5】
前記画素電極層は、複数の画素電極をさらに含み、画素電極は、本体部分と、前記本体部分の間に位置するスリット部分と、前記本体部分と前記スリット部分の外周エッジに位置するスリット末端とを含み、前記スリット末端における前記第1の配向層と前記第2の配向層との間の層ピッチは、H1であり、前記本体部分の前記第1の配向層と前記第2の配向層との間の層ピッチは、H2であり、前記スリット部分の前記第1の配向層と前記第2の配向層との間の層ピッチは、H3であり、ここで、H1<H2<H3である、ことを特徴とする請求項2に記載の液晶表示パネル。
【請求項6】
いずれか二つの透光効率が異なる前記画素電極に対応する前記第1の配向層と前記第2の配向層との厚さの和は、等しくない、ことを特徴とする請求項5に記載の液晶表示パネル。
【請求項7】
いずれか一つの前記画素電極に少なくとも一つの前記第1の突起が位置合わせて設置されており、且ついずれか二つの透光効率が異なる前記画素電極の前記第1の突起の高さは異なる、ことを特徴とする請求項6に記載の液晶表示パネル。
【請求項8】
前記カラーフィルム基板は、間隔をおいて設置される第2の突起をさらに含み、隣接する前記第2の突起の間に第2の凹溝が形成されており、前記第2の突起における第2の配向層の厚さは、前記第2の凹溝における前記第2の配向層の厚さよりも小さい、ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネル。
【請求項9】
膜厚さ方向に、前記第2の突起と前記第1の突起とは、位置をずらして設置されるか又は対向して設置される、ことを特徴とする請求項8に記載の液晶表示パネル。
【請求項10】
前記第2の突起と位置合わせて設置される前記液晶分子は、第1の偏向角度を有し、前記第2の突起が設置されていない領域に対応する他の前記液晶分子は、直立静止状態又は第2の偏向角度を呈し、ここで、前記第1の偏向角度は、前記第2の偏向角度よりも大きい、ことを特徴とする請求項8に記載の液晶表示パネル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、表示技術分野に関し、具体的には、液晶表示パネルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
広視野角の液晶表示パネルは、一般的にマルチドメイン垂直配向技術を採用しており、多重領域の設計により液晶が静止している時に直立静止状態ではなく偏向角度を有し、透過時間を大きく短縮するが、多重領域の液晶設計により、往々にして液晶ディスプレイの透過率が低くなることによって、色ずれ又は白飛びなどの画質問題を引き起こし、領域によって液晶設計が異なるため、色ずれ又は白飛びなどの画質問題を引き起こし、同時にスリット構造を有する透明電極について、そのスリット末端の透光効率と輝度がいずれも低く、表示輝度が不均一になる。
【0003】
そのため、従来の液晶表示パネルに表示輝度の均一性が悪いという技術的課題が存在する。
【発明の概要】
【0004】
本願の実施例は、従来の液晶表示パネルに存在する表示輝度の均一性が悪いという技術的課題を緩和させることができる液晶表示パネルを提供する。
【0005】
本願の実施例は、液晶表示パネルを提供し、この液晶表示パネルは、少なくとも第1の領域と、第2の領域とを含み、前記液晶表示パネルは、
第1のサブストレートと、前記第1のサブストレートのカラーフィルム基板に向かう側に位置する第1の配向層とを含むアレイ基板と、
第2のサブストレートと、前記第2のサブストレートの前記アレイ基板に向かう側に位置する第2の配向層とを含むカラーフィルム基板であって、前記第2の配向層と前記第1の配向層とが対向して設置されるカラーフィルム基板と、
前記アレイ基板と前記カラーフィルム基板との間に設置される液晶分子とを含み、
ここで、膜厚さ方向に、前記第1の領域の前記第1の配向層と前記第2の配向層との厚さの和は、前記第2の領域の前記第1の配向層と前記第2の配向層との厚さの和よりも大きい。
【0006】
好ましくは、本願のいくつかの実施例では、前記アレイ基板は、画素電極層をさらに含み、前記画素電極層に、間隔をおいて設置される第1の突起が設置されており、隣接する前記第1の突起の間に第1の凹溝が形成されており、前記第1の突起における前記第1の配向層の厚さは、前記第1の凹溝における前記第1の配向層の厚さよりも小さい。
【0007】
好ましくは、本願のいくつかの実施例では、前記第1の突起と前記第2の領域は、位置合わせて設置され、前記第1の凹溝と前記第1の領域は、位置合わせて設置される。
【0008】
好ましくは、本願のいくつかの実施例では、前記第1の突起と前記画素電極層は一体的に設置され、前記第1の突起の製造材料と前記画素電極層の製造材料とは同じである。
【0009】
好ましくは、本願のいくつかの実施例では、前記画素電極層は、複数の画素電極をさらに含み、画素電極は、本体部分と、前記本体部分の間に位置するスリット部分と、前記本体部分と前記スリット部分の外周エッジに位置するスリット末端とを含み、前記スリット末端における前記第1の配向層と前記第2の配向層との間の層ピッチは、H1であり、前記本体部分の前記第1の配向層と前記第2の配向層との間の層ピッチは、H2であり、前記スリット部分の前記第1の配向層と前記第2の配向層との間の層ピッチは、H3であり、ここで、H1<H2<H3である。
【0010】
好ましくは、本願のいくつかの実施例では、いずれか二つの透光効率が異なる前記画素電極に対応する前記第1の配向層と前記第2の配向層との厚さの和は、等しくない。
(【0011】以降は省略されています)

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