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公開番号2024163624
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-22
出願番号2023079400
出願日2023-05-12
発明の名称穂首カートリッジ、穂首カートリッジのセット及び筆のセット
出願人株式会社呉竹
代理人弁理士法人藤本パートナーズ
主分類B43K 8/02 20060101AFI20241115BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】本発明は、筆の所持本数を減らしつつ、形状や寸法が異なる種々の穂首を使用することを可能とする、穂首カートリッジ、穂首カートリッジのセット及び筆のセット、を提供することを課題とする。
【解決手段】穂首と、該穂首の基端部を保持するホルダーと、を備え、前記ホルダーは、円環部と、前記円環部から径方向外側に延出した複数の延出部と、を含み、前記複数の延出部同士の間に存在する空間により、軸方向に通液可能な流通溝が形成され、前記ホルダーは、前記複数の延出部の径方向外側に面する部分と、筆軸が備える連結部の内面との係合により、前記連結部と嵌脱できるように構成される、ことを特徴とする穂首カートリッジ。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
穂首と、
該穂首の基端部を保持するホルダーと、を備え、
前記ホルダーは、円環部と、前記円環部から径方向外側に延出した複数の延出部と、を含み、
前記複数の延出部同士の間に存在する空間により、軸方向に通液可能な流通溝が形成され、
前記ホルダーは、前記複数の延出部の径方向外側に面する部分と、筆軸が備える連結部の内面との係合により、前記連結部と嵌脱できるように構成される、ことを特徴とする穂首カートリッジ。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記複数の延出部は、前記ホルダーの周方向に一定間隔で並んで配置される、ことを特徴とする請求項1記載の穂首カートリッジ。
【請求項3】
前記ホルダーは、前記複数の延出部の軸方向の長さが、前記円環部の軸方向の長さより長い、ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の穂首カートリッジ。
【請求項4】
少なくとも第一穂首カートリッジと、第二穂首カートリッジと、を含む複数の請求項1記載の穂首カートリッジを備え、
前記第一穂首カートリッジ及び前記第二穂首カートリッジは、前記第一穂首カートリッジ及び前記第二穂首カートリッジの穂首基端部の直径の長さと穂首先端部の軸方向の長さの少なくともいずれか一方が異なり、且つ、
前記第一穂首カートリッジ及び前記第二穂首カートリッジは、前記第一穂首カートリッジ及び前記第二穂首カートリッジの前記ホルダーの最外径が同一である、ことを特徴とする穂首カートリッジのセット。
【請求項5】
筆軸と、
請求項4記載の穂首カートリッジのセットと、を備えることを特徴とする筆のセット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、穂首カートリッジ、穂首カートリッジのセット及び筆のセットに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、筆の製造において、穂首を筆軸に取り付ける技術が知られている。具体的には、特許文献1に、軟弾性体製のリングを用いて穂首を筆軸に固定する方法が開示されている。該リングを用いることにより、穂首と筆軸とを確実に固定しうる、とされている。
【0003】
しかしながら、穂首を筆軸から簡易に取り外す技術は知られておらず、穂首と筆軸の取り付け及び取り外しを可逆的に行う技術は存在しない。そのため、形状や寸法が異なる穂首を用いて筆記するためには、それぞれ形状等の異なる穂首を備えた複数の筆を用意する必要があり、屋外で筆を使用する場合には所持する筆の本数が増加するという不具合があった。
【0004】
また、筆毎に筆軸の形状や重量が異なるため、筆を持つ際の手の感覚が筆毎に異なったものになるという不都合も生じ得ることとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開平7-11375号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、筆の所持本数を減らしつつ、形状や寸法が異なる種々の穂首を使用することを可能とする、穂首カートリッジ、穂首カートリッジのセット及び筆のセット、を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る穂首カートリッジは、
穂首と、
該穂首の基端部を保持するホルダーと、を備え、
前記ホルダーは、円環部と、前記円環部から径方向外側に延出した複数の延出部と、を含み、
前記複数の延出部同士の間に存在する空間により、軸方向に通液可能な流通溝が形成され、
前記ホルダーは、前記複数の延出部の径方向外側に面する部分と、筆軸が備える連結部の内面との係合により、前記連結部と嵌脱できるように構成される。
【0008】
穂首カートリッジが上記構成であることにより、穂首カートリッジと筆軸の取り付け及び取り外しを可逆的に行うことができる。これにより、筆の使用者は、穂首カートリッジを取り外した状態で穂首を洗浄することが可能となり、従来洗浄が困難であった穂首の根元部分の洗浄も簡易に行えるようになる。
【0009】
前記穂首カートリッジでは、
前記複数の延出部は、前記ホルダーの周方向に一定間隔で並んで配置される。
【0010】
穂首カートリッジが上記構成であることにより、各流通溝は、周方向において均等な量のインクを通液させることができ、周方向において均一にインクを穂首へと含侵させることを可能とする。
(【0011】以降は省略されています)

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