TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024163449
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-22
出願番号2023079049
出願日2023-05-12
発明の名称ポンプ構造体及びポンプ内蔵装置
出願人日東工器株式会社
代理人個人
主分類F04B 39/00 20060101AFI20241115BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】高い防振性を得られるようにしたポンプ構造体、及びそれを備えるポンプ内蔵装置を提供する。
【解決手段】ポンプ構造体10は、ポンプ本体38と、配管部材80とを備える。ポンプ本体38は、吸引口90と吐出口92を有する。配管部材80は、吸引口90に取り付けられ、吸引口90に連通する流路96を有する。配管部材80は、弾性材料で形成され、ポンプ本体38の底面38bに当接するように延びてポンプ本体38を下方から防振支持するようになっている。配管部材80は、流路96を画定して底面38bに当接する流路構成部98と、流路構成部98から下方に延びて流路構成部98を防振支持する防振脚部100とを有する。ポンプ構造体10はさらに、ポンプ本体38を保持するポンプ保持部材82を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
吸引口と吐出口を有するポンプ本体と、
前記吸引口又は吐出口に取り付けられ、前記吸引口又は吐出口に連通する流路を有する配管部材であって、弾性材料で形成され、前記ポンプ本体の底面に当接するように延びて前記ポンプ本体を下方から防振支持するようにされた配管部材と、
を備える、ポンプ構造体。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記配管部材が、前記流路を画定して前記底面に当接する流路構成部と、前記流路構成部から下方に延びて前記流路構成部を防振支持する防振脚部とを有する、請求項1に記載のポンプ構造体。
【請求項3】
前記防振脚部が、水平方向に開口した環状部と、前記環状部から下方に延びる取り付け部とを有する、請求項2に記載のポンプ構造体。
【請求項4】
前記ポンプ本体が2つの吸引口を有し、前記流路構成部が前記2つの吸引口からそれぞれ下方に延びる第1及び第2の垂直部と、前記第1及び第2の垂直部の間を水平方向に延びる水平部とを有し、前記水平部が前記ポンプ本体の底面に当接するようにされた、請求項2に記載のポンプ構造体。
【請求項5】
前記ポンプ本体の側面に取り付けられた弾性支持部材と、
前記ポンプ本体の前記底面から下方に離れて位置する下面部、及び前記ポンプ本体の前記側面から側方に離れて位置し前記下面部に連接した側面部、を有するポンプ保持部材であって、前記下面部が前記防振脚部を保持し、前記側面部が前記弾性支持部材を保持して、前記ポンプ本体を前記配管部材及び前記弾性支持部材を介して保持するようにされたポンプ保持部材と、
をさらに備える、請求項2に記載のポンプ構造体。
【請求項6】
請求項5に記載のポンプ構造体と、
前記ポンプ構造体を収容するケーシングと、
前記ポンプ構造体の前記ポンプ保持部材の前記下面部と前記ケーシングとの間に配置されて、前記ポンプ構造体を防振支持する防振脚部材と、
を備える、ポンプ内蔵装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ポンプ構造体及びポンプ内蔵装置に関し、より詳細にはポンプ本体の振動が周囲に伝達することを抑制するための防振構造を備えたポンプ構造体及びポンプ内蔵装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ポンプ内蔵装置が備えるポンプは、一般に駆動時に振動が生じる。ポンプ内蔵装置には種々のものがあるが、一例として、医療現場や介護現場において患者の口腔内から喀痰等の分泌物を吸引するために使用される医療介護用吸引装置がある(特許文献1、特許文献2)。このような医療介護用吸引装置は、ポンプにより生じる吸引力で喀痰等の吸引を行うものであり、人の近くに置かれて使用されることが多い。
【0003】
ブロワとして使用される別のポンプ内蔵装置においては、ポンプを防振用のゴム脚で支持することにより、防振性を確保するようにしたものもある(特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-136987号公報
特開2021-62112号公報
特許第4348304号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のようなポンプ内蔵装置においては、より高い防振性を有することが望まれている。特に、医療介護用吸引装置のような人の近くに配置されて使用されるポンプ内蔵装置においては、小型でありながら高い防振性を有することが望まれている。
【0006】
そこで本発明は、高い防振性を得られるようにしたポンプ構造体、及びそれを備えるポンプ内蔵装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち本発明は、
吸引口と吐出口を有するポンプ本体と、
前記吸引口又は吐出口に取り付けられ、前記吸引口又は吐出口に連通する流路を有する配管部材であって、弾性材料で形成され、前記ポンプ本体の底面に当接するように延びて前記ポンプ本体を下方から防振支持するようにされた配管部材と、
を備える、ポンプ構造体を提供する。
【0008】
当該ポンプ構造体においては、弾性材料で形成された中空の配管部材によってポンプ本体を支持するようになっているため、この配管部材によって効果的に振動を吸収することが可能となる。また、配管部材を防振部材としても利用しているため、別途防振部材を設ける必要がなく、部品点数の増加を抑えると共に構造を簡略化して装置をコンパクトに設計することも可能となる。
【0009】
また、前記配管部材が、前記流路を画定して前記底面に当接する流路構成部と、前記流路構成部から下方に延びて前記流路構成部を防振支持する防振脚部とを有するようにすることができる。
【0010】
さらに、前記防振脚部が、水平方向に開口した環状部と、前記環状部から下方に延びる取り付け部とを有するようにすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

日東工器株式会社
手指リハビリ用具
1か月前
個人
扇子揺動システム
1か月前
株式会社遠藤照明
筒型送風機
5日前
日機装株式会社
ポンプ装置
2か月前
日機装株式会社
ポンプ装置
2か月前
個人
流体を送れるし送れないファン
3日前
株式会社酉島製作所
ポンプ
1か月前
ダイキン工業株式会社
遠心ファン
24日前
株式会社デンソー
清掃装置
2か月前
株式会社酉島製作所
ポンプ
1か月前
川崎重工業株式会社
ポンプシステム
3か月前
株式会社IHI
圧縮機
3か月前
ミネベアミツミ株式会社
遠心送風機
4か月前
ミネベアミツミ株式会社
遠心送風機
4か月前
デンカ株式会社
ポンプ
2か月前
株式会社不二越
油圧ユニット
2か月前
ミネベアミツミ株式会社
遠心送風機
4か月前
株式会社フクハラ
圧縮空気生成装置
2か月前
川崎重工業株式会社
ポンプシステム
3か月前
株式会社酉島製作所
立軸ポンプ
21日前
株式会社酉島製作所
冷却ファン
21日前
CKD株式会社
圧縮空気供給機
2か月前
スリーアップ株式会社
検知装置
2か月前
株式会社フクハラ
自動ドレン排出装置
17日前
株式会社島津製作所
真空ポンプ
1か月前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
21日前
ダイキン工業株式会社
遠心圧縮機
3か月前
株式会社不二越
液圧駆動システム
25日前
シャープ株式会社
送風装置
2か月前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
1か月前
個人
ゼンマイによる回転体起動時電力節約装置
1か月前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
3か月前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
4日前
株式会社酉島製作所
ポンプ吸液槽
4日前
シャープ株式会社
送風装置
3か月前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
3か月前
続きを見る