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公開番号2024163301
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2024158580,2023536642
出願日2024-09-12,2022-06-07
発明の名称プリント配線板及びプリント配線板の製造方法
出願人住友電気工業株式会社,住友電工プリントサーキット株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H05K 3/28 20060101AFI20241114BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】温度上昇に伴う反りの抑制が可能なプリント配線板を提供する。
【解決手段】プリント配線板は、第1面と、第1面の反対面である第2面とを有するベースフィルムと、第1面上にある第1導電パターンと、第1導電パターンを覆うように第1面上にある第1絶縁層とを備えている。第1絶縁層中には、複数の第1ボイドが存在している。
【選択図】図3A
特許請求の範囲【請求項1】
第1面と、前記第1面の反対面である第2面とを有するベースフィルムと、
前記第1面上にある第1導電パターンと、
前記第1導電パターンを覆うように前記第1面上にある第1絶縁層とを備え、
前記第1絶縁層中には、複数の第1ボイドが存在している、プリント配線板。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
断面視における前記第1絶縁層中の前記複数の第1ボイドの面積率は、3パーセント以上である、請求項1に記載のプリント配線板。
【請求項3】
前記第1絶縁層の熱膨張率は、3.0×10
-5
/K以上である、請求項1に記載のプリント配線板。
【請求項4】
前記第1絶縁層の弾性率は、2GPa以上である、請求項1に記載のプリント配線板。
【請求項5】
前記第1導電パターンは、前記第1面上にある第1シード層と、前記第1シード層上にある第1芯体と、前記第1芯体を覆っている第1シュリンク層とを有する、請求項1に記載のプリント配線板。
【請求項6】
前記第1導電パターンの高さは、前記第1導電パターンの幅よりも大きい、請求項1に記載のプリント配線板。
【請求項7】
前記第1導電パターンの高さは、前記ベースフィルムの厚さよりも大きい、請求項1に記載のプリント配線板。
【請求項8】
前記第1導電パターンは、平面視において渦巻き状になっている、請求項1に記載のプリント配線板。
【請求項9】
前記第2面上にある第2導電パターンと、
前記第2導電パターンを覆うように前記第2面上にある第2絶縁層とをさらに備え、
前記第2絶縁層中には、複数の第2ボイドが存在しており、
平面視における前記第1導電パターンの総面積を前記第1面の面積で除した値は、平面視における前記第2導電パターンの総面積を前記第2面の面積で除した値と異なる、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のプリント配線板。
【請求項10】
第1面と、前記第1面の反対面である第2面とを有するベースフィルムを準備する工程と、
前記第1面上に第1導電パターンを形成する工程と、
前記第1導電パターンを覆うように前記第1面上に第1絶縁層を形成する工程とを備え、
前記第1絶縁層を形成する工程は、前記第1絶縁層中に複数の第1ボイドを導入する工程を有する、プリント配線板の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、プリント配線板及びプリント配線板の製造方法に関する。本出願は、2021年7月20日に出願した日本特許出願である特願2021-119547号に基づく優先権を主張する。当該日本特許出願に記載された全ての記載内容は、参照によって本明細書に援用される。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特開2016-9854号公報(特許文献1)には、プリント配線板が記載されている。特許文献1に記載のプリント配線板は、ベースフィルムと、導電パターンと、接着層(絶縁層)とを有している。ベースフィルムは、主面を有している。導電パターンは、ベースフィルムの主面上にある。絶縁層は、ベースフィルムの主面上において導電パターンを覆っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-9854号公報
【発明の概要】
【0004】
本開示のプリント配線板は、第1面と、第1面の反対面である第2面とを有するベースフィルムと、第1面上にある第1導電パターンと、第1導電パターンを覆うように第1面上にある第1絶縁層とを備えている。第1絶縁層中には、複数の第1ボイドが存在している。
【0005】
本開示のプリント配線板の製造方法は、第1面と、第1面の反対面である第2面とを有するベースフィルムを準備する工程と、第1面上に第1導電パターンを形成する工程と、第1導電パターンを覆うように第1面上に第1絶縁層を形成する工程とを備えている。第1絶縁層を形成する工程は、第1絶縁層中に複数の第1ボイドを導入する工程を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、プリント配線板100の平面図である。
図2は、プリント配線板100の底面図である。
図3Aは、図1のIIIA-IIIAにおける断面図である。
図3Bは、図1のIIIB-IIIBにおける断面図である。
図4は、プリント配線板100の製造方法を示す工程図である。
図5は、第1層形成工程S21aが行われた後のプリント配線板100の断面図である。
図6は、貫通穴形成工程S21bが行われた後のプリント配線板100の断面図である。
図7Aは、第2層形成工程S21cが行われた後のプリント配線板100の第1断面図である。
図7Bは、第2層形成工程S21cが行われた後のプリント配線板100の第2断面図である。
図8Aは、レジスト形成工程S22が行われた後のプリント配線板100の第1断面図である。
図8Bは、レジスト形成工程S22が行われた後のプリント配線板100の第2断面図である。
図9Aは、第1電解めっき工程S23が行われた後のプリント配線板100の第1断面図である。
図9Bは、第1電解めっき工程S23が行われた後のプリント配線板100の第2断面図である。
図10Aは、レジスト除去工程S24が行われた後のプリント配線板100の第1断面図である。
図10Bは、レジスト除去工程S24が行われた後のプリント配線板100の第2断面図である。
図11Aは、シード層除去工程S25が行われた後のプリント配線板100の第1断面図である。
図11Bは、シード層除去工程S25が行われた後のプリント配線板100の第2断面図である。
図12Aは、第2電解めっき工程S26が行われた後のプリント配線板100の第1断面図である。
図12Bは、第2電解めっき工程S26が行われた後のプリント配線板100の第2断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
[本開示が解決しようとする課題]
導電パターンを覆っている絶縁層には、耐熱性が高い(すなわちガラス転移点が高い)樹脂材料を用いることが好ましい。しかしながら、耐熱性の高い樹脂材料は、弾性率が大きい傾向にある。そのため、導電パターンを覆っている絶縁層に耐熱性の高い(弾性率の大きい)樹脂材料を用いると、温度上昇に伴うプリント配線板の反りが大きくなるおそれがある。
【0008】
本開示は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本発明は、温度上昇に伴う反りの抑制が可能なプリント配線板及びプリント配線板の製造方法を提供するものである。
【0009】
[本開示の効果]
本開示のプリント配線板及びプリント配線板の製造方法によると、温度上昇に伴う反りの抑制が可能である。
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
まず、本開示の実施形態を列記して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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