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公開番号
2024163092
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2024076885
出願日
2024-05-10
発明の名称
昇降路での作業のための据付装置
出願人
株式会社日立製作所
代理人
藤央弁理士法人
主分類
B66B
7/00 20060101AFI20241114BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】ガタツキや横転が発生することを低減することができる昇降路での作業のための据付装置を提供する。
【解決手段】本願は、作業技術分野に関し、特に、昇降路での作業に用いられる据付装置に関し、ベース部と、前記ベース部に設けられた直動機構と、ベース部に設けられた取付部材とを含み、直動機構が昇降路壁と接触するときに複数の第1の作用点を有し、複数の第1の作用点が第1の平面を構成し、取付部材が作業するときに昇降路壁と少なくとも1つの接触点を有し、接触点と第1の平面との距離が第1の閾値以下である。これにより、昇降路内に穴を開けたり、アンカーボルトを挿入したり、ガイドレールを固定したりするなどの作業が必要な場合に、作業中に回転トルクを受けてガタツキや横転が発生することを低減することができる。
【選択図】図3B
特許請求の範囲
【請求項1】
ベース部と、
前記ベース部に設けられた直動機構と、
前記ベース部に設けられた取付部材と、を備え、
前記直動機構は、昇降路壁に接触する時に、複数の第1の作用点を有し、前記複数の第1の作用点は第1の平面を構成し、
前記取付部材は、作業中に前記昇降路壁と少なくとも1つの接触点を有し、前記接触点と前記第1の平面との距離は、第1の閾値以下であることを特徴とする据付装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の据付装置において、
前記直動機構は伸縮可能であり、第1の方向に伸縮して前記昇降路壁と接触することを特徴とする据付装置。
【請求項3】
請求項2に記載の据付装置において、
前記直動機構は、少なくとも3つの直動部を含み、
前記直動部のうち少なくとも2つは、前記ベース部に対向する支持力を提供するために、前記ベース部の対向する両側にそれぞれ配置されることを特徴とする据付装置。
【請求項4】
請求項3に記載の据付装置において、
前記取付部材は、少なくとも1つのロボットアームを備え、
前記ロボットアームは、作業中に前記昇降路壁と少なくとも1つの接触点を有し、前記接触点が受けるモーメントは、前記複数の第1の作用点が受けるモーメントと相対的に釣り合いを保つことを特徴とする据付装置。
【請求項5】
請求項4に記載の据付装置において、
前記少なくとも1つのロボットアームは、前記ベース部の重力方向と直交する平面が前記第1の平面と平行になるように、移動して前記昇降路壁と当接点で当接する自由端部を含むことを特徴とする据付装置。
【請求項6】
請求項4に記載の据付装置において、
前記少なくとも1つのロボットアームは、第1のロボットアームを含み、前記第1のロボットアームは、複数の関節と、複数の関節によって連結された連結ロッドとを含むことを特徴とする据付装置。
【請求項7】
請求項4に記載の据付装置において、
前記少なくとも1つのロボットアームは、第2のロボットアームを含み、前記第2のロボットアームは、連結ロッドを含み、前記連結ロッドは、伸縮可能であり、所定の軸に基づいて回転可能であることを特徴とする据付装置。
【請求項8】
請求項6に記載の据付装置において、
前記第1のロボットアームは、重力方向の一側を含む前記ベース部の第1の位置に設けられていることを特徴とする据付装置。
【請求項9】
請求項7に記載の据付装置において、
前記第2のロボットアームは、重力方向とは反対側を含む前記ベース部の第2の位置に設けられていることを特徴とする据付装置。
【請求項10】
請求項2に記載の据付装置において、
前記ベース部は、フレーム部をさらに含むことを特徴とする据付装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、作業技術分野に属し、特に昇降路での作業のための据付装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
建設業界では、建物内の昇降路、例えば、エレベータ昇降路内での作業などにおいて、一般的に必要な各部材を取り付けることは、高消耗および/または高コストを発生させる可能性がある。
【0003】
例えば、建物のエレベータ昇降路にエレベータガイドレールを取り付けるには、技術者や設置者が昇降路壁に穴を開けたり、アンカーボルトを挿入したり、ガイドレールを固定したりする作業が必要となる。
【0004】
従来技術では、労働力が減少した場合に、昇降路内で作業する施工能力を維持するために、昇降路内で作業工程を自動または半自動で実行可能な据付設備を利用して作業を行っていた。例えば、据付設備は、昇降路壁に穴を開けたり、アンカーボルトを挿入したり、ガスケットを挟持したり、ガイドレールを固定したりするなどの作業を自動的に行うことができる。
【0005】
しかしながら、従来の据付設備は、昇降路壁に穴を開けたり、アンカーボルトを挿入したり、ガスケットを挟持したり、ガイドレールを固定したりするなどの作業の際に、ガタツキが生じることがあり、例えば、穴開けの際に、据付設備がガタツキを生じることがある。
【発明の概要】
【0006】
このような問題を解決するために、本願では、昇降路壁に穴を開けたり、アンカーボルトを挿入したり、ガイドレールを固定したりする作業が必要な場合に、作業中に回転トルクを受けてガタツキや横転が発生することを低減することができる昇降路での作業のための据付装置を提供する。
【0007】
第1の態様において、本願の実施形態は、ベース部と、ベース部に設けられた直動機構と、ベース部に設けられた取付部材と、を備え、直動機構は、昇降路壁に接触する時に、複数の第1の作用点を有し、複数の第1の作用点は第1の平面を構成し、取付部材は、作業中に昇降路壁と少なくとも1つの接触点を有し、接触点と第1の平面との距離が第1の閾値以下である据付装置を提供する。
【0008】
上記第1の態様の1つの可能な実施形態では、直動機構は伸縮可能であり、第1の方向に伸縮して昇降路壁と接触する。
【0009】
上記第1の態様の1つの可能な実施形態では、直動機構は、少なくとも3つの直動部を含み、直動部のうち少なくとも2つは、ベース部に対向する支持力を提供するためにベース部の対向する両側にそれぞれ配置される。
【0010】
上記第1の態様の1つの可能な実施形態では、取付部材は、少なくとも1つのロボットアームを含み、ロボットアームは、作業中に昇降路壁と少なくとも1つの接触点を有し、接触点が受けるモーメントは、上記複数の第1の作用点が受けるモーメントと相対的に釣り合いを保つ。
(【0011】以降は省略されています)
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