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公開番号
2024160027
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2024151801,2022210039
出願日
2024-09-03,2017-09-13
発明の名称
歯ブラシ
出願人
ライオン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A46B
5/00 20060101AFI20241031BHJP(ブラシ製品)
要約
【課題】良好な操作性が得られるヘッドの薄い歯ブラシを提供する。
【解決手段】ヘッド部の厚さが2.0~4.0mmである。ネック部の幅の最小値が3.5mm以上、4.5mm以下であり、起点から後端側に10mm離れた位置においてD/Wで求められる値が0.7以上、2.5以下であり、後端側に20mm離れた位置でD/Wで求められる値は1.2以下であり、W×D
3
が、350mm
4
以上、550mm
4
以下である。起点の位置から後端側に10mm離れた位置から20mm離れた位置のD/Wで求められる値の変化率は1.0を上回り、起点から後端側に20mm離れた位置から30mm離れた位置のD/Wで求められる値の変化率は1.0を上回り、起点から後端側に10mm離れた位置におけるW×D
3
は165mm
4
以上、310mm
4
以下であり、30mm離れた位置におけるW×D
3
は600mm
4
以上、1500mm
4
以下である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
先端側に配置され植毛面に毛束が植設されたヘッド部と、
該ヘッド部の後端側に延設されたネック部と、
該ネック部の前記後端側に延設されたハンドル部とを備え、
前記ヘッド部の厚さが2.0~4.0mmであり、
前記ネック部は、前記植毛面と平行、且つ、前記ハンドル部の長さ方向と直交する方向の幅の最小値が3.5mm以上、4.5mm以下であり、前記最小値となる位置から前記後端側に前記幅が一定または漸次大きくなるように形成され、
前記ネック部の前記幅をWmm、前記植毛面と直交する方向の厚さをDmmとすると、
前記ネック部の前記幅が前記最小値となる位置から前記後端側に漸次大きくなる場合は当該最小値となる位置を起点とし、前記ネック部の前記幅が前記最小値となる位置から前記後端側に一定の場合は最も前記先端側の前記最小値の位置を起点とし、前記植毛面と平行に前記後端側に10mm離れた位置においてD/Wで求められる値が0.7以上、2.5以下であり、
前記起点の位置から前記後端側に20mm離れた位置において前記D/Wで求められる値は、1.2以下であり、
前記起点の位置から前記後端側に20mm離れた位置における撓み係数M(mm
4
)=W×D
3
が、350mm
4
以上、550mm
4
以下であり、
前記起点の位置から前記後端側に10mm離れた位置から、前記起点の位置から前記後端側に20mm離れた位置の前記D/Wで求められる値の変化率は、1.0を上回り、
前記起点の位置から前記後端側に20mm離れた位置から、前記起点の位置から前記後端側に30mm離れた位置の前記D/Wで求められる値の変化率は、1.0を上回り、
前記起点の位置から前記後端側に10mm離れた位置における撓み係数M(mm
4
)=W×D
3
は、165mm
4
以上、310mm
4
以下であり、
前記起点の位置から前記後端側に30mm離れた位置における撓み係数M(mm
4
)=W×D
3
は、600mm
4
以上、1500mm
4
以下であることを特徴とする歯ブラシ。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記起点の位置から前記後端側に30mm離れた位置において前記D/Wで求められる値は、1.0を超えて、1.3以下である、
請求項1に記載の歯ブラシ。
【請求項3】
前記起点の位置から前記後端側に20mm離れた位置から、前記起点の位置から前記後端側に30mm離れた位置の前記W×D
3
で求められる前記撓み係数M(mm
4
)の変化率は、1.8以上、3.0以下である、
請求項1または2に記載の歯ブラシ。
【請求項4】
前記起点の位置に対する、前記起点の位置から前記後端側に10mm離れた位置の前記W×D
3
で求められる前記撓み係数M(mm
4
)の変化率は、1.0以上、1.3以下である、
請求項1から3のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
【請求項5】
前記長さ方向の前記ヘッド部の長さは、10mm以上、33mm以下である、
請求項1から4のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
【請求項6】
前記長さ方向の前記ネック部の長さは、25mm以上、70mm以下である、
請求項1から5のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
【請求項7】
前記ヘッド部、前記ネック部および前記ハンドル部を備えるハンドル体の材質は、ポリプロピレン樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、ポレアリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリロニトリルスチレン樹脂のいずれかである、
請求項1から6のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
【請求項8】
前記毛束は、前記ヘッド部に平線を用いて植設されている、
請求項1から7のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、歯ブラシに関する。
本願は、2016年10月28日に日本に出願された特願2016-211879号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1~3より、口腔内での操作性等の観点でヘッドの厚さを薄くした歯ブラシが提案されている。ヘッドの厚さを薄くすると強度の低下などが問題となる。そのため、ポリアセタール樹脂(POM)など強度の高い樹脂が使われる。特に、金属製の平線を樹脂製のヘッドに打ち込んで刷毛を保持する平線式植毛の場合、植毛強度、ヘッド部の耐折強度が不十分となる場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-143914号公報
特開2011-4852号公報
特開2011-200296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者らの検討により、上述したような歯ブラシにおいては、ヘッド部とハンドル部をつなぐネック部が太いとヘッド部を薄くしたことによる口腔内での操作性の向上効果が損なわれることが見出された。特に、ネックを幅広にすると操作性をより損なう上、外観上もヘッドの薄さが目立たず商品の印象も損なわれる。しかしながら、ネック部を細くした場合、撓みすぎて逆に操作性に問題が生じることがある。また、強度的にも更なる改善が求められる。特にポリプロピレン(PP)など歯ブラシに一般的に使われる汎用樹脂の場合、課題はより顕著である。
【0005】
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、良好な操作性が得られるヘッドの薄い歯ブラシを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様に従えば、先端側に配置され植毛面に毛束が植設されたヘッド部と、該ヘッド部の後端側に延設されたネック部と、該ネック部の後端側に延設されたハンドル部とを備え、前記ヘッド部の厚さが2.0~4.0mmであり、前記ネック部は、前記植毛面と平行、且つ、前記ハンドル部の長さ方向と直交する方向の幅の最小値が3.5mm以上、4.5mm以下であり、前記最小値となる位置から後端側に前記幅が一定または漸次大きくなるように形成され、前記ネック部の前記幅をWmm、前記植毛面と直交する方向の厚さをDmmとすると、前記ネック部の前記幅が前記最小値となる位置から後端側に漸次大きくなる場合は当該最小値となる位置を起点とし、前記ネック部の前記幅が前記最小値となる位置から後端側に一定の場合は最も先端側の前記最小値の位置を起点とし、前記植毛面と平行に前記後端側に10mm離れた位置においてD/Wで求められる値が0.7以上、2.5以下であり、前記起点の位置から前記後端側に20mm離れた位置において前記D/Wで求められる値は、1.2以下であり、前記起点の位置から前記後端側に20mm離れた位置における撓み係数M(mm
4
)=W×D
3
が、350mm
4
以上、550mm
4
以下であり、前記起点の位置から前記後端側に10mm離れた位置から、記起点の位置から前記後端側に20mm離れた位置の前記D/Wで求められる値の変化率は、1.0を上回り、前記起点の位置から前記後端側に20mm離れた位置から、記起点の位置から前記後端側に30mm離れた位置の前記D/Wで求められる値の変化率は、1.0を上回り、前記起点の位置から前記後端側に10mm離れた位置における撓み係数M(mm
4
)=W×D
3
は、165mm
4
以上、310mm
4
以下であり、前記起点の位置から前記後端側に30mm離れた位置における撓み係数M(mm
4
)=W×D
3
は、600mm
4
以上、1500mm
4
以下であることを特徴とする歯ブラシが提供される。
【0007】
また、上記本発明の一態様に係る歯ブラシにおいて、前記起点の位置から前記後端側に30mm離れた位置において前記D/Wで求められる値は、1.0を超えて、1.3以下であることを特徴とする。
【0008】
また、上記本発明の一態様に係る歯ブラシにおいて、前記起点の位置から前記後端側に20mm離れた位置から、前記起点の位置から前記後端側に30mm離れた位置の前記W×D
3
で求められる前記撓み係数M(mm
4
)の変化率は、1.8以上、3.0以下であることを特徴とする。
【0009】
また、上記本発明の一態様に係る歯ブラシにおいて、前記起点の位置から、記起点の位置から前記後端側に10mm離れた位置の前記W×D
3
で求められる前記撓み係数M(mm
4
)の変化率は、1.0以上、1.3以下であることを特徴とする。
【0010】
また、上記本発明の一態様に係る歯ブラシにおいて、前記長さ方向の前記ヘッド部の長さは、10mm以上、33mm以下であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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