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公開番号
2024154913
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023069133
出願日
2023-04-20
発明の名称
サッシおよびサッシの製造方法
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E06B
3/22 20060101AFI20241024BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】再生塩化ビニル系樹脂への安定剤の混入量を把握しなくても、強度を向上させるとともに、軽量化することが可能なサッシを提供する。
【解決手段】サッシ10は、再生塩化ビニル系樹脂を含む発泡体11の外周部に、未使用の塩化ビニル系樹脂を含む被覆層12が形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
再生塩化ビニル系樹脂を含む発泡体の外周部に、未使用の塩化ビニル系樹脂を含む被覆層が形成されている、サッシ。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記発泡体の発泡倍率が1.5倍以上10倍以下である、請求項1に記載のサッシ。
【請求項3】
前記再生塩化ビニル系樹脂に対する前記未使用の塩化ビニル系樹脂の質量比が0.1以上100以下である、請求項1に記載のサッシ。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一項に記載のサッシを製造する方法であって、
前記再生塩化ビニル系樹脂および化学発泡剤を含む発泡体用組成物と、前記未使用の塩化ビニル系樹脂を含む被覆層用組成物と、を共押出成形する工程を含む、サッシの製造方法。
【請求項5】
前記化学発泡剤は、炭酸水素ナトリウムおよびアゾジカルボンアミドを含む、請求項4に記載のサッシの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、サッシおよびサッシの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、使用済みの塩化ビニル系樹脂を再生した再生塩化ビニル系樹脂を利用することが検討されている。例えば、再生塩化ビニル系樹脂を押出成形して、サッシが製造されているが、再生塩化ビニル系樹脂が劣化して靭性が低下していると、サッシの強度が低下する。
【0003】
特許文献1には、塩化ビニル系樹脂とオレフィン系樹脂又はアクリル系樹脂とを含んでなる廃材を平均粒子径0.50~1.5mmの粉体に粉砕し、得られた粉砕物を主成分とする組成物(A)と未使用の塩化ビニル系樹脂又は未使用のアクリル系樹脂を主成分とする組成物(B)とを、異形押出成形する合成樹脂製窓材の製造方法が記載されている。ここで、得られる合成樹脂製窓材の少なくとも屋外に対面する部分の表層が組成物(B)で形成されるように共押出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-336453号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載されている合成樹脂製窓材の製造方法を使用すると、サッシを軽量化することができない。また、組成物(A)と、組成物(B)とを、異形押出成形する際には、発泡を防止するため、安定剤を添加する必要がある。しかしながら、組成物(A)への安定剤の混入量を把握することが困難である。このため、組成物(A)の発泡を防止するための安定剤の添加量を最適化することが困難である。
【0006】
したがって、発明者は、再生塩化ビニル系樹脂への安定剤の混入量を把握しなくても、強度を向上させるとともに、軽量化することが可能なサッシを提供する、という課題を見出した。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、サッシにおいて、再生塩化ビニル系樹脂を含む発泡体の外周部に、未使用の塩化ビニル系樹脂を含む被覆層が形成されている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態のサッシの一例を示す断面図である。
本実施形態のサッシを製造する際に使用する押出成形機の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
[サッシ]
サッシ10は、図1に示すように、再生塩化ビニル系樹脂を含む、中空状の発泡体11の外周部に、未使用の塩化ビニル系樹脂を含む被覆層12が形成されている。ここで、サッシ10は、発泡体11を有するため、軽量化される。また、サッシ10は、発泡体11の外周部に、未使用の塩化ビニル系樹脂を含む被覆層12が形成されているため、サッシ10の強度が向上する。さらに、再生塩化ビニル系樹脂は、発泡体11に含まれるため、再生塩化ビニル系樹脂への安定剤の混入量を把握する必要が無い。これは、再生塩化ビニル系樹脂に安定剤が混入していても、発泡体11に及ぼす影響が軽微であるためである。
(【0011】以降は省略されています)
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