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公開番号2024152025
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023065922
出願日2023-04-13
発明の名称通信システム、機器、通信方法およびプログラム
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04W 76/30 20180101AFI20241018BHJP(電気通信技術)
要約【課題】利用者による機器の通信設定作業の負担を軽減できる通信システム、機器、通信方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】機器1は、ルータ81と無線通信するための第1SSID情報と、機器1の第2SSID情報と、を記憶する無線接続情報記憶部131と、第1SSID情報に基づいて、ルータ81と無線接続するステーションモードと、第2SSID情報に基づいて、端末装置3と無線接続するアクセスポイントモードと、のいずれかで動作する通信制御部111と、無線接続情報記憶部131が記憶する第1SSID情報および第2SSID情報を含む無線接続情報を生成してクラウドサーバ2へ送信する無線接続情報通知部115と、を有する。そして、クラウドサーバ2は、無線接続情報を取得すると、取得した無線接続情報に含まれる第1SSID情報および第2SSID情報を端末装置3へ送信する無線接続情報通知部213を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
サーバと、
前記サーバとネットワークを介して通信するルータと、
前記サーバと前記ネットワークを介して通信する第1端末装置と、
前記ルータと無線通信するために少なくとも前記ルータを識別する第1SSIDを示す第1SSID情報と、自機を識別する第2SSIDを示す第2SSID情報と、を含む無線接続に必要な情報を記憶する無線接続情報記憶部と、少なくとも前記第1SSID情報に基づいて、前記ルータと無線接続するステーションモードと、少なくとも前記第2SSID情報に基づいて、前記第1端末装置と無線接続するアクセスポイントモードと、のいずれかで動作する通信制御部と、前記ルータと無線接続している状態で前記ルータとの無線接続を解除する操作がされた場合、前記無線接続情報記憶部が記憶する前記第1SSID情報および前記第2SSID情報を含む無線接続情報を生成して前記サーバへ送信する第1無線接続情報通知部と、を有する機器と、を備え、
前記サーバは、前記機器から送信される前記無線接続情報を取得すると、取得した前記無線接続情報に含まれる前記第1SSID情報および前記第2SSID情報を前記第1端末装置へ送信する第2無線接続情報通知部を有する、
通信システム。
続きを表示(約 3,100 文字)【請求項2】
前記第1端末装置は、入力部と、利用者が前記入力部に対して、前記機器と前記ルータとの無線接続を復旧させるための復旧操作を行うと、取得した前記第2SSID情報に基づいて、前記機器と無線接続して、取得した前記第1SSID情報を含む無線接続情報を前記機器へ送信する第3無線接続情報通知部と、を有し、
前記通信制御部は、前記機器が起動すると、前記アクセスポイントモードで動作して、前記第1端末装置から送信される前記無線接続情報を取得し、その後、前記ステーションモードで動作して、取得した前記無線接続情報に含まれる前記第1SSID情報に基づいて、前記ルータと無線接続する、
請求項1に記載の通信システム。
【請求項3】
前記第1端末装置は、第1表示部と、前記サーバから送信される前記無線接続情報を取得すると、前記ルータとの無線接続を解除する操作がされたことを通知するメッセージを表すメッセージ通知画像を形成して前記第1表示部に表示させる表示制御部と、を有する、
請求項1または2に記載の通信システム。
【請求項4】
サーバと、
前記サーバとネットワークを介して通信するルータと、
表示部と、入力部と、を有し、前記サーバと前記ネットワークを介して通信する第1端末装置と、
前記第1端末装置の前記表示部に表示させるウェブサイトを管理するウェブサーバと、
前記ルータと無線通信するために少なくとも前記ルータを識別する第1SSIDを示す第1SSID情報と、自機を識別する第2SSIDを示す第2SSID情報と、を含む無線接続に必要な情報を記憶する無線接続情報記憶部と、少なくとも前記第1SSID情報に基づいて、前記ルータと無線接続するステーションモードと、少なくとも前記第2SSID情報に基づいて、前記第1端末装置と無線接続するアクセスポイントモードと、のいずれかで動作する通信制御部と、前記ルータと無線接続している状態で前記ルータとの無線接続を解除する操作がされた場合、前記無線接続情報記憶部が記憶する前記第1SSID情報および前記第2SSID情報を含む無線接続情報を生成して前記サーバへ送信する第1無線接続情報通知部と、を有する機器と、を備え、
前記サーバは、前記機器から送信される前記無線接続情報を取得すると、取得した前記無線接続情報に含まれる前記第1SSID情報および前記第2SSID情報を前記ウェブサーバへ送信する第2無線接続情報通知部を有し、
前記第1端末装置は、利用者が前記入力部に対して、前記機器と前記ルータとの無線接続を復旧させるための復旧操作を行うと、前記ウェブサーバから送信される前記第1SSID情報および前記第2SSID情報を取得し、取得した前記第2SSID情報に基づいて、前記機器と無線接続して、取得した前記第1SSID情報を前記機器へ送信し、
前記通信制御部は、前記機器が起動すると、前記アクセスポイントモードで動作して、前記第1端末装置から送信される前記第1SSID情報を取得し、その後、前記ステーションモードで動作して、取得した前記第1SSID情報に基づいて、前記ルータと無線接続する、
通信システム。
【請求項5】
前記機器と前記ルータと無線接続している状態で前記ルータとの無線接続を解除する操作がされた場合、前記機器の利用者を見守る人に対して少なくとも前記機器と前記ルータとの無線接続を解除する操作がされたことを通知するメッセージを表すメッセージ情報を前記見守る人が所持する第2端末装置へ送信するメッセージ通知部を更に有し、
前記第2端末装置は、第2表示部と、前記メッセージ情報を取得すると、取得したメッセージ情報に基づいて、前記ルータとの無線接続を解除する操作がされたことを通知するメッセージを表すメッセージ通知画像を形成して前記第2表示部に表示させる表示制御部と、を有する、
請求項1、2または4に記載の通信システム。
【請求項6】
サーバと、前記サーバとネットワークを介して通信するルータと、前記サーバと前記ネットワークを介して通信する端末装置と、ともに使用される機器であって、
前記ルータと無線通信するために少なくとも前記ルータを識別する第1SSIDを示す第1SSID情報と、自機を識別する第2SSIDを示す第2SSID情報と、を含む無線接続に必要な情報を記憶する無線接続情報記憶部と、少なくとも前記第1SSID情報に基づいて、前記ルータと無線接続するステーションモードと、少なくとも前記第2SSID情報に基づいて、前記端末装置と無線接続するアクセスポイントモードと、のいずれかで動作する通信制御部と、前記ルータと無線接続している状態で前記ルータとの無線接続を解除する操作がされた場合、前記無線接続情報記憶部が記憶する前記第1SSID情報および前記第2SSID情報を前記サーバへ送信する第1無線接続情報通知部と、を備え、
前記サーバは、前記機器から送信される前記第1SSID情報および前記第2SSID情報を取得すると、取得した前記第1SSID情報および前記第2SSID情報を前記端末装置へ送信する第2無線接続情報通知部を有する、
機器。
【請求項7】
機器が、サーバとネットワークを介して通信するルータと無線通信するために少なくとも前記ルータを識別する第1SSIDを示す第1SSID情報と、前記機器を識別する第2SSIDを示す第2SSID情報と、を含む無線接続に必要な情報を無線接続情報記憶部に記憶させるステップと、
前記機器が、少なくとも前記第1SSID情報に基づいて、前記ルータと無線接続するステーションモードで動作するステップと、
前記機器が、少なくとも前記第2SSID情報に基づいて、前記サーバと前記ネットワークを介して通信する端末装置と無線接続するアクセスポイントモードで動作するステップと、
前記機器が、前記ルータと無線接続している状態で前記ルータとの無線接続を解除する操作がされた場合、前記無線接続情報記憶部が記憶する前記第1SSID情報および前記第2SSID情報を含む無線接続情報を生成して前記サーバへ送信するステップと、
前記サーバが、前記機器から送信される前記無線接続情報を取得すると、取得した前記無線接続情報に含まれる前記第1SSID情報および前記第2SSID情報を前記端末装置へ送信するステップと、を含む、
通信方法。
【請求項8】
コンピュータを、
サーバとネットワークを介して通信するルータと無線通信するために少なくとも前記ルータを識別する第1SSIDを示す第1SSID情報と、機器を識別する第2SSIDを示す第2SSID情報と、を含む無線接続に必要な情報を記憶する無線接続情報記憶部、
少なくとも前記第1SSID情報に基づいて、前記ルータと無線接続するステーションモードと、少なくとも前記第2SSID情報に基づいて、前記サーバと前記ネットワークを介して通信する端末装置と無線接続するアクセスポイントモードと、のいずれかで動作する通信制御部、
前記ルータと無線接続している状態で前記ルータとの無線接続を解除する操作がされた場合、前記無線接続情報記憶部が記憶する前記第1SSID情報および前記第2SSID情報を含む無線接続情報を生成して前記サーバへ送信する第1無線接続情報通知部、
として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、通信システム、機器、通信方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
GW装置と、被接続装置と、GW装置および被接続装置それぞれとの間で例えば赤外線通信のような近距離通信が可能な携帯端末と、を備え、携帯端末が、GW装置からペアリングに必要な認証データを取得して被接続装置へ送信し、被接続装置が、携帯端末より入手した、認証情報をもとに加入要求をGW装置へ送信することでGW装置と被接続装置とのペアリングを行う通信システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-127729号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載されたような通信システムでは、被接続装置が停止した後再起動しようとして、誤って被接続装置で保有するペアリングに必要な情報を消去してしまう場合がある。この場合、利用者が再度携帯端末を使用してペアリングを行うための通信設定作業を行う必要があり利用者にとって負担になる虞がある。
【0005】
本開示は上記事由に鑑みてなされたものであり、利用者による機器の通信設定作業の負担を軽減できる通信システム、機器、通信方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る通信システムは、
サーバと、
前記サーバとネットワークを介して通信するルータと、
前記サーバと前記ネットワークを介して通信する第1端末装置と、
前記ルータと無線通信するために少なくとも前記ルータを識別する第1SSIDを示す第1SSID情報と、自機を識別する第2SSIDを示す第2SSID情報と、を含む無線接続に必要な情報を記憶する無線接続情報記憶部と、少なくとも前記第1SSID情報に基づいて、前記ルータと無線接続するステーションモードと、少なくとも前記第2SSID情報に基づいて、前記端末装置と無線接続するアクセスポイントモードと、のいずれかで動作する通信制御部と、前記ルータと無線接続している状態で前記ルータとの無線接続を解除する操作がされた場合、前記無線接続情報記憶部が記憶する前記第1SSID情報および前記第2SSID情報を含む無線接続情報を生成して前記サーバへ送信する第1無線接続情報通知部と、を有する機器と、を備え、
前記サーバは、前記機器から送信される前記無線接続情報を取得すると、取得した前記無線接続情報に含まれる前記第1SSID情報および前記第2SSID情報を前記第1端末装置へ送信する第2無線接続情報通知部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、機器の第1無線接続情報通知部が、ルータと無線接続している状態でルータとの無線接続を解除する操作がされた場合、無線接続を遮断する前に、無線接続情報記憶部が記憶する第1SSID情報および第2SSID情報を含む無線接続情報を生成してサーバへ送信する。そして、サーバの第2無線接続情報通知部は、機器から送信される無線接続情報を取得すると、取得した無線接続情報に含まれる第1SSID情報および第2SSID情報を端末装置へ送信する。これにより、機器とルータとの間でのコネクションが遮断され、無線接続情報記憶部が記憶する第1SSID情報、第2SSID情報が消去される場合であっても、当該第1SSID情報、第2SSID情報がサーバから端末装置へ送信される。従って、利用者は、端末装置を操作して、端末装置から機器へ第1SSID情報を送信するだけで、機器とルータとの間のコネクションを復旧させることができるので、利用者による機器とルータとの間のコネクションを復旧する際の機器の通信設定作業の負担を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施の形態に係る通信システムの概略構成図
実施の形態に係る通信システムのハードウェア構成を示すブロック図
実施の形態に係る通信システムの機能構成を示すブロック図
実施の形態に係るクラウドサーバの無線接続情報記憶部が記憶する情報の一例を示す図
実施の形態に係る通信システムの動作の一例を示すシーケンス図
実施の形態に係る通信システムの動作の一例を示すシーケンス図
(A)は実施の形態に係る端末装置の表示部に表示されるメッセージ画像の一例を示す図、(B)は実施の形態に係る端末装置の表示部に表示される他のメッセージ画像の一例を示す図
実施の形態に係る通信システムの動作の一例を示すシーケンス図
実施の形態に係る機器が実行する通信処理の流れの一例を示すフローチャート
実施の形態に係る機器が実行する通信処理の流れの一例を示すフローチャート
変形例に係る通信システムの概略構成図
変形例に係る通信システムの機能構成を示すブロック図
変形例に係る通信システムの動作の一例を示すシーケンス図
変形例に係る通信システムの動作の一例を示すシーケンス図
変形例に係る通信システムの機能構成を示すブロック図
変形例に係る通信システムの機能構成を示すブロック図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本実施の形態に係る通信システムについて、図面を参照しながら説明する。本実施の形態に係る通信システムは、サーバと、サーバとネットワークを介して通信するルータと、サーバとネットワークを介して通信する第1端末装置と、ルータと無線通信する機器と、を備える。機器は、少なくともルータを識別する第1SSIDを示す第1SSID情報と、自機を識別する第2SSIDを示す第2SSID情報と、を含む無線接続に必要な情報を記憶する無線接続情報記憶部と、少なくとも第1SSID情報に基づいて、ルータと無線接続するステーションモードと、少なくとも第2SSID情報に基づいて、端末装置と無線接続するアクセスポイントモードと、のいずれかで動作する通信制御部と、ルータと無線接続している状態でルータとの無線接続を解除する操作がされた場合、無線接続を遮断する前に、無線接続情報記憶部が記憶する第1SSID情報および第2SSID情報をサーバへ送信する第1無線接続情報通知部と、を有する。そして、サーバは、機器から送信される無線接続情報を取得すると、取得した無線接続情報に含まれる第1SSID情報および第2SSID情報を第1端末装置へ送信する第2無線接続情報通知部を有する。
【0010】
本実施の形態に係る通信システムは、例えば図1に示すように、クラウドサーバ2と、アクセスポイントとして機能し、クラウドサーバ2と広域ネットワークNW1を介して通信するルータ81と、クラウドサーバ2と広域ネットワークNW1を介して通信する端末装置3と、機器1と、を備える。機器1は、局所ネットワークNW2を介してルータ81、端末装置3と通信可能となっている。局所ネットワークNW2は、無線LAN(Local Area Network)である。ルータ81は、例えばブロードバンドルータであり、例えばONU(Optical Network Unit)のようなデータ回線終端装置82を介して広域ネットワークNW1に接続されている。また、ルータ81は、無線モジュール(図示せず)を有し、機器1と無線通信することにより、機器1から送信される後述の機器状態情報を取得してクラウドサーバ2へ送信したり、クラウドサーバ2から送信される後述の制御情報を取得して機器1へ送信したりする。無線モジュールは、例えばIEEE802.11に準拠した無線LAN規格に適合する通信方式で機器1と通信する。
(【0011】以降は省略されています)

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