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公開番号2024151715
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023065300
出願日2023-04-13
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06F 30/20 20200101AFI20241018BHJP(計算;計数)
要約【課題】互いに接続される構成部品モデル間の構成部品情報の整合性を好適に判別する。
【解決手段】情報処理装置は、互いの接続孔が接続される第1の構成部品モデルの第1の接続孔及び第2の構成部品モデルの第2の接続孔を第1の接続孔組合せとして特定し、互いの接続孔が接続される第1の構成部品モデルの第3の接続孔及び第2の構成部品モデルの第4の接続孔を第2の接続孔組合せとして特定する接続孔組合せ特定部と、第1の構成部品モデルと第2の構成部品モデルを被接続構成部品組合せとして特定し、被接続構成部品組合せが一致する1つ以上の接続孔組合せを接続孔グループとして特定する接続孔グループ特定部と、接続孔組合せ及び接続孔グループの情報に基づき、接続孔情報から第1の構成部品モデル及び第2の構成部品モデルにそれぞれ生成される構成部品情報が第1の構成部品モデルと第2の構成部品モデルの間の整合を判別する整合性判別部と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
接続孔の特徴を示す接続孔情報が付された前記接続孔が形成された複数の構成部品モデルを組み立てた組立3次元モデルの前記構成部品モデルの整合性を判別する情報処理装置であって、
前記組立3次元モデルを組み立てた際に、互いの接続孔が接続される第1の構成部品モデルの第1の接続孔および第2の構成部品モデルの第2の接続孔を第1の接続孔組合せとして特定し、互いの接続孔が接続される第1の構成部品モデルの第3の接続孔および第2の構成部品モデルの第4の接続孔を第2の接続孔組合せとして特定する接続孔組合せ特定部と、
前記第1および第2の接続孔組合せを構成する前記第1の接続孔および前記第3の接続孔が形成された前記第1の構成部品モデルと前記第2の接続孔および前記第4の接続孔が形成された前記第2の構成部品モデルとを被接続構成部品組合せとして特定し、前記被接続構成部品組合せが一致する前記第1の接続孔組合せおよび前記第2の接続孔組合せを接続孔グループとして特定する接続孔グループ特定部と、
前記第1の接続孔組合せ、前記第2の接続孔組合せおよび前記接続孔グループの情報に基づいて、前記接続孔情報から前記第1の構成部品モデルおよび前記第2の構成部品モデルにそれぞれ生成される構成部品情報が前記第1の構成部品モデルと前記第2の構成部品モデルとの間で整合しているか否かを判別する整合性判別部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記接続孔組合せ特定部は、前記第1の接続孔の中心軸と前記第2の接続孔の中心軸とが同一直線上にある場合に、前記第1の接続孔と前記第2の接続孔とを接続孔組合せとして特定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記整合性判別部は、前記接続孔組合せ特定部が前記接続孔組合せを特定できない接続孔があった場合にエラーを出力する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記接続孔グループ特定部は、前記接続孔組合せに対して、前記第1の接続孔が形成された前記第1の構成部品モデルと前記第2の接続孔が形成された前記第2の構成部品モデルとを被接続構成部品組合せとして特定し、前記第1の接続孔の種類と前記第2の接続孔の種類とを接続孔組合せ種類として特定し、前記被接続構成部品組合せおよび前記接続孔組合せ種類の両方が一致する1つ以上の接続孔組合せを接続孔グループとして特定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記整合性判別部は、それぞれの前記接続孔グループにおいて、被接続構成部品組合せを構成する互いの構成部品同士で、それぞれの接続孔間の寸法が同一であるか否かを判別する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記構成部品モデルは、前記構成部品モデル同士の接続に用いる接続部材を有し、
前記接続孔組合せ特定部は、互いに接続される前記接続部材の組合せを接続部材組合せとして特定し、前記接続部材組合せに基づいて前記接続孔組合せを特定する、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記接続孔組合せ特定部は、互いに接続される前記接続部材の組合せを接続部材組合せとして特定し、前記接続部材組合せに基づいて前記接続孔組合せを特定し、
前記接続孔グループ特定部は、前記接続部材組合せを構成する接続部材の種類を接続部材組合せ種類として特定し、前記被接続構成部品、前記接続孔組合せ種類、および接続部材組合せ種類の全てが一致する1つ以上の接続孔組合せを前記接続孔グループとして特定する、
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記接続孔組合せ特定部は、前記接続部材に設けた中心軸が同一直線上に存在し、かつ、互いの前記中心軸の一部が重なるか否かによって前記接続孔組合せを特定する、
請求項6または7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
組み立てた際に、互いの接続孔が接続される第1の構成部品モデルの第1の接続孔および第2の構成部品モデルの第2の接続孔を第1の接続孔組合せとして特定し、互いの接続孔が接続される第1の構成部品モデルの第3の接続孔および第2の構成部品モデルの第4の接続孔を第2の接続孔組合せとして特定し、
前記第1の接続孔組合せに基づいて、前記接続孔情報から前記第1の構成部品モデルおよび前記第2の構成部品モデルにそれぞれ生成される構成部品情報が前記第1の構成部品モデルと前記第2の構成部品モデルとの間で整合しているか否かを判別する、
情報処理方法。
【請求項10】
コンピュータに、
組み立てた際に、互いの接続孔が接続される第1の構成部品モデルの第1の接続孔および第2の構成部品モデルの第2の接続孔を第1の接続孔組合せとして特定し、互いの接続孔が接続される第1の構成部品モデルの第3の接続孔および第2の構成部品モデルの第4の接続孔を第2の接続孔組合せとして特定し、
前記第1の接続孔組合せに基づいて、前記接続孔情報から前記第1の構成部品モデルおよび前記第2の構成部品モデルにそれぞれ生成される構成部品情報が前記第1の構成部品モデルと前記第2の構成部品モデルとの間で整合しているか否かを判別する、
処理を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
複数の構成部品に設けられた接続孔同士を接続することにより組み立てられる組立品がある。この組立品を製造するための3次元モデルの各構成部品モデルにおける接続孔の形状、位置等を示す接続孔の設計情報をチェックする技術が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、接続孔の周辺の領域内に、ナット等の他の要素が存在する場合に、接続孔を貫通する仮想のボルトが他の要素と接続されるか否かによって、各構成部品モデルにおける接続孔の設計情報とその周辺の構成部材モデルとの整合性を判別する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-45422号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
接続孔を設計する際には、接続孔の形状、位置を決定するだけでなく、接続される互いの構成部品モデル上での各接続孔間の寸法を示す構成部品情報が設定される。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、各接続孔を1つずつ単体で接続孔の設計情報とその周辺の構成部材モデルとの整合性を判別するだけなので、接続される互いの構成部品モデルの構成部品情報同士の整合性を判別することはできない。
【0006】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、接続される互いの構成部品モデルの構成部品情報同士の整合性を好適に判別することができる情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本開示に係る情報処理装置は、接続孔の特徴を示す接続孔情報が付された接続孔が形成された複数の構成部品モデルを組み立てた組立3次元モデルの構成部品モデルの整合性を判別する情報処理装置であって、組立3次元モデルを組み立てた際に、互いの接続孔が接続される第1の構成部品モデルの第1の接続孔および第2の構成部品モデルの第2の接続孔を第1の接続孔組合せとして特定し、互いの接続孔が接続される第1の構成部品モデルの第3の接続孔および第2の構成部品モデルの第4の接続孔を第2の接続孔組合せとして特定する接続孔組合せ特定部と、第1および第2の接続孔組合せを構成する第1の接続孔および第3の接続孔が形成された第1の構成部品モデルと第2の接続孔および前記第4の接続孔が形成された第2の構成部品モデルとを被接続構成部品組合せとして特定し、被接続構成部品組合せが一致する第1の接続孔組合せおよび第2の接続孔組合せを接続孔グループとして特定する接続孔グループ特定部と、第1の接続孔組合せ、第2の接続孔組合せおよび接続孔グループの情報に基づいて、接続孔情報から第1の構成部品モデルおよび第2の構成部品モデルにそれぞれ生成される構成部品情報が第1の構成部品モデルと第2の構成部品モデルとの間で整合しているか否かを判別する整合性判別部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、互いに接続される第1の構成部品モデルの第1の接続孔および第2の構成部品モデルの第2の接続孔を第1の接続孔組合せ、互いに接続される第1の構成部品モデルの第3の接続孔および第2の構成部品モデルの第4の接続孔を第2の接続孔組合せとして特定し、第1および第3の接続孔が形成された第1の構成部品モデルと第2および第4の接続孔が形成された第2の構成部品モデルとを被接続構成部品組合せとして特定し、被接続構成部品組合せが一致する第1および第2の接続孔組合せを接続孔グループとして特定する。さらに、第1の接続孔組合せ、第2の接続孔組合せおよび接続孔グループの情報に基づいて、接続孔情報から第1の構成部品モデルおよび第2の構成部品モデルにそれぞれ生成される構成部品情報が第1の構成部品モデルと第2の構成部品モデルとの間で整合しているか否かを判別する。従って、互いに接続される構成部品モデル間の構成部品情報の整合性を好適に判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施の形態1に係る組立3次元モデルの一例を示す斜視図
実施の形態1に係る情報処理装置のブロック図
実施の形態1に係る構成部品モデルの一例を示す平面図
実施の形態1に係る他の構成部品モデルの一例を示す平面図
実施の形態1に係るさらに他の構成部品モデルの一例を示す平面図
実施の形態1に係る接続孔グループが記憶される形式の一例を示す図
実施の形態1に係る整合性判別処理のフローチャート
実施の形態2に係る組立3次元モデルの一例を示す斜視図
実施の形態2に係る組立3次元モデルの一例を示す平面図
実施の形態2に係る接続孔グループが記憶される形式の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る情報処理装置および情報処理方法について、図面を参照して説明する。なお、図中、同一または等々の部分には同一の符号を付す。
(【0011】以降は省略されています)

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