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公開番号2024151402
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023064661
出願日2023-04-12
発明の名称注意喚起装置、および注意喚起システム
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人ぱるも特許事務所
主分類G08G 1/16 20060101AFI20241018BHJP(信号)
要約【課題】車両と外部の検出対象との健全なる通行を実現する注意喚起装置を提供する。
【解決手段】注意喚起装置(15)は、車両(100)の車載ネットワークを通じて、車両の車両情報の送受信を行う情報送受信部(151)と、センサにより取得した情報に基づいて車両(100)の外部に存在する検出対象を検出する判断部(152)と、車両(100)の外部に注意喚起を行なう警告部(153)と、を備え、判断部(152)が検出対象を検出したとき、警告部(153)は、検出された検出対象がとるべき行動を示す内容を注意喚起に含ませるように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に設けられ、前記車両の車載ネットワークを通じて、前記車両の車両情報の送受信を行う情報送受信部と、
前記車両に設けられ、センサにより取得した情報に基づいて、前記車両の外部に存在する検出対象を検出する判断部と、
前記車両に設けられ、前記車両の外部に注意喚起を行なう警告部と、
を備え、
前記判断部が前記検出対象を検出したとき、
前記警告部は、前記検出された検出対象がとるべき行動を示す内容を前記注意喚起に含ませる、ように構成されている、
ことを特徴とする注意喚起装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記判断部は、前記車両の速度と、前記検出対象の位置および速度情報と、に基づいて、前記検出対象が前記車両に衝突する可能性があると判断したとき、前記検出対象が取るべき行動を含む指令を前記警告部に送信し、
前記警告部は、前記判断部からの前記指令に基づいて、前記検出対象がとるべき行動を前記注意喚起に含ませる、ように構成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の注意喚起装置。
【請求項3】
優先度判定部を備え、
前記優先度判定部は、前記判断部が複数の前記検出対象を検出したとき、前記複数の検出対象に対して前記注意喚起を行う優先度を判定し、
前記判断部は、優先度判定部により前記優先度が他の検出対象の優先度よりも高いと判定された検出対象を、前記警告部に通知するように構成されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の注意喚起装置。
【請求項4】
前記優先度判定部は、前記検出された複数の前記検出対象のうち、前記車両により近い検出対象の前記優先度を、他の検出対象の優先度よりも高いと判定するように構成されている、
ことを特徴とする請求項3に記載の注意喚起装置。
【請求項5】
データ保存部を備え、
前記データ保存部は、前記センサにより取得した情報と、あらかじめ設定した文字列と、あらかじめ作成された映像と、のうちの少なくとも一つを保存し、
前記警告部は、前記データ保存部により保存された、前記センサにより取得した情報と、あらかじめ設定した文字列と、あらかじめ作成された映像と、のうちの少なくとも一つを用いて、前記注意喚起を行なうように構成れている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の注意喚起装置。
【請求項6】
データ保存部を備え、
前記データ保存部は、前記センサにより取得した情報と、あらかじめ設定した文字列と、あらかじめ作成された映像と、のうちの少なくとも一つを保存し、
前記警告部は、前記データ保存部により保存された、前記センサにより取得した情報と、あらかじめ設定した文字列と、あらかじめ作成された映像と、のうちの少なくとも一つを用いて、前記注意喚起を行なうように構成れている、
ことを特徴とする請求項3に記載の注意喚起装置。
【請求項7】
データ保存部を備え、
前記データ保存部は、前記センサにより取得した情報と、あらかじめ設定した文字列と、あらかじめ作成された映像と、のうちの少なくとも一つを保存し、
前記警告部は、前記データ保存部により保存された、前記センサにより取得した情報と、あらかじめ設定した文字列と、あらかじめ作成された映像と、のうちの少なくとも一つを用いて、前記注意喚起を行なうように構成されている、
ことを特徴とする請求項4に記載の注意喚起装置。
【請求項8】
前記車両に設けられたカメラセンサを備え、
前記警告部は、前記カメラセンサからの情報を用いて、前記優先度判定部により優先度が高いと判定された検出対象の周辺の映像を前記車両に表示するとともに、前記優先度が高いと判定されて前記検出対象が取るべき行動を前記映像に表示する、ように構成されている、
ことを特徴とする請求項3に記載の注意喚起装置。
【請求項9】
前記車両に設けられたカメラセンサを備え、
前記警告部は、前記カメラセンサからの情報を用いて、前記優先度判定部により優先度が高いと判定された検出対象の周辺の映像を前記車両に表示するとともに、前記優先度が高いと判定されて前記検出対象が取るべき行動を前記映像に表示する、ように構成されている、
ことを特徴とする請求項4に記載の注意喚起装置。
【請求項10】
前記車両に設けられたカメラセンサを備え、
前記警告部は、前記カメラセンサからの情報を用いて、前記優先度判定部により優先度が高いと判定された検出対象の周辺の映像を前記車両に表示するとともに、前記優先度が高いと判定されて前記検出対象が取るべき行動を前記映像に表示する、ように構成されている、
ことを特徴とする請求項6に記載の注意喚起装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、注意喚起装置、および注意喚起システムに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、自動車などの車両を全自動で運転し、もしくは車両の運転の一部を自動で運転する、いわゆる自動運転装置あるいは自動運転システムの開発が急ピッチで進められている。自動運転装置もしくは自動運転システムは、車両の運転者の負担を軽減することができ、将来的にも極めて有用な技術である。
【0003】
一方で、このような自動運転装置もしくは自動運転システムにより車両が運転される場合、不慮の事態が発生することを防止し、常に健全なる車両の自動運転が実施されなければならない。このような観点から、たとえば、特許文献1には、車両の走行を自動運転と手動運転とで切り替えて制御する走行制御部と、自動運転の際に車両の外から視認されるように点灯可能な自動運転表示ランプと、走行制御部が車両の走行を自動運転で制御する自動運転中に、自動運転状態であることを示す自動運転表示ランプを点灯するように制御するランプ制御部と、を有し、ランプ制御部は、自動運転中に、走行制御状態の変化および走行環境の変化の少なくとも一方に応じて自動運転表示ランプの点灯状態を変化させるようにした自動運転可能な車両に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-51682号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された従来の技術によれば、車両の自動運転中には、自動運転表示ランプが点灯するので、車両の外部に存在する、たとえば、歩行者、他の車両の 乗員などは、車両が自動運転中であることを認識できるので、相応の行動を取ることで、不慮の事態の発生を未然に防止することができる。
【0006】
しかしながら、自動運転表示ランプを用いて自動運転中であることを表示しても、外部の人、車両の乗員、などは、当該自動運転されている車両が正常に運転されているか否かの判断をすることができない。たとえば、自動運転車両の制御が故障しているにも関わらず自動運転中のランプが点灯していた場合、自動運転中なので、人、車両の乗員、などは、自動運転されている車両の手前で停止するものだと考える。
【0007】
また、ランプもしくは音声による警告だけでは、自動運転車両との接触を避ける側が咄嗟にどのように自動運転車両を避ければいいか、の判断が難しい場合が発生すると考えられる。さらに、自動運転表示ランプによる警告があっても、自動運転車両が走行している場所により回避行動の基準が異なり、咄嗟の回避判断が難しく、自動運転表示ランプにより状況に応じた回避行動をさせる効果は薄い、という課題があった。
【0008】
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、車両と外部の検出対象との健全なる通行を実現する注意喚起装置を提供することを目的とする。
【0009】
また、本願は、前述のような課題を解決するための技術を開示するものであり、車両と外部の検出対象との健全なる通行を実現する注意喚起システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本願に開示される注意喚起装置は、
車両に設けられ、前記車両の車載ネットワークを通じて、前記車両の車両情報の送受信を行う情報送受信部と、
前記車両に設けられ、センサにより取得した情報に基づいて、前記車両の外部に存在する検出対象を検出する判断部と、
前記車両に設けられ、前記車両の外部に注意喚起を行なう警告部と、
を備え、
前記判断部が前記検出対象を検出したとき、
前記警告部は、前記検出された検出対象がとるべき行動を示す内容を前記注意喚起に含ませる、ように構成されている、
ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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