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公開番号
2024150974
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-24
出願番号
2023064051
出願日
2023-04-11
発明の名称
内燃機関用点火装置および内燃機関
出願人
株式会社セイブ・ザ・プラネット
代理人
個人
主分類
F02P
17/12 20060101AFI20241017BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】複数種類の気体燃料を混合した燃料を用いる内燃機関において、適切な着火動作を行うことができる技術を提供する。
【解決手段】この内燃機関1の点火装置は、内燃機関1の燃焼室21内に配置される点火プラグ43と、点火プラグに対して高電圧の放電電圧を供給する点火回路40と、燃焼室21内に配置される検出プローブ51を有するイオン電流検出回路50とを有する。点火回路40は、イオン電流検出回路50が検出した燃焼室21内のイオン電流値に基づいて、放電条件を調整する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数種類の気体燃料を燃料とする内燃機関用の点火装置であって、
前記内燃機関の燃焼室内に配置され、着火動作を行う点火プラグと、
前記点火プラグに対して高電圧の放電電圧を供給する点火回路と、
前記燃焼室内に配置される検出プローブを流れるイオン電流を検出するイオン電流検出回路と、
を有し、
前記点火回路は、前記イオン電流検出回路が検出した前記燃焼室内のイオン電流値に基づいて、放電条件を調整する、点火装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の点火装置であって、
前記点火回路は、前記イオン電流値のピーク値に基づいて、放電条件を調整する、点火装置。
【請求項3】
請求項1に記載の点火装置であって、
前記点火回路は、前記イオン電流値のピーク値に基づいて、前記放電電圧の供給タイミングを調整する、点火装置。
【請求項4】
請求項1に記載の点火装置であって、
前記点火回路は、前記イオン電流値のピーク値に基づいて、前記放電電圧の電圧値を調整する、点火装置。
【請求項5】
請求項2に記載の点火装置であって、
前記気体燃料は、水素ガスとアンモニアガスとを含み、
前記点火回路は、前記イオン電流値のピーク値が大きいほど、前記放電電圧の電圧値を小さくする、点火装置。
【請求項6】
請求項2に記載の点火装置であって、
前記気体燃料は、水素ガスとアンモニアガスとを含み、
前記点火回路は、前記イオン電流値のピーク値が大きいほど、前記放電電圧の供給タイミングを遅角させる、点火装置。
【請求項7】
複数種類の気体燃料を燃料とする内燃機関であって、
請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の点火装置と、
第1気体燃料および第2気体燃料を混合させて混合燃料とする混合器と、
前記混合燃料を前記燃焼室内に供給する燃料供給部と、
を有し、
前記混合器は、前記イオン電流検出回路が検出した前記イオン電流値に基づいて、前記第1気体燃料と前記第2気体燃料との混合比を調整する、内燃機関。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関用の点火装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
4ストローク(または4サイクル)レシプロエンジンと呼ばれる内燃機関においては、ピストンの往復動作に合わせて排気バルブ・吸気バルブの開閉、燃料の導入、および点火動作を行うことにより、排気工程、吸気工程、圧縮工程および膨張工程を繰り返す。
【0003】
従来の内燃機関については、例えば、特許文献1に記載されている。内燃機関の燃料には、従来、ガソリン、軽油、プロパンガスおよびアルコールなどが用いられていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-82193号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、カーボンフリー燃料として、アンモニアガスが着目されている。ただし、アンモニアは、ガソリン等の従来の燃料に比べて燃焼速度が遅く、着火しにくいことから、専焼(アンモニア単体での燃焼)で安定的にレシプロエンジンを動作させることが困難である。このため、一般的には、水素等の助燃材を添加した混合燃料が用いられている。
【0006】
燃料にアンモニアガスと水素ガスとを混合器を用いて混合させて使用する場合、その混合比を厳密に制御するためには、複雑な機構が必要となる。一方で、アンモニアガスと水素ガスとの混合比によって着火しやすさが変化するため、混合比に応じて点火プラグにおける放電タイミングや放電電圧値を調整することが好ましい。
【0007】
本発明の目的は、複数種類の気体燃料を混合した燃料を用いる内燃機関において、適切な着火動作を行うことができる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、複数種類の気体燃料を燃料とする内燃機関用の点火装置であって、前記内燃機関の燃焼室内に配置され、着火動作を行う点火プラグと、前記点火プラグに対して高電圧の放電電圧を供給する点火回路と、前記燃焼室内に配置される検出プローブを流れるイオン電流を検出するイオン電流検出回路と、を有し、前記点火回路は、前記イオン電流検出回路が検出した前記燃焼室内のイオン電流値に基づいて、放電条件を調整する。
【0009】
本願の第2発明は、第1発明の点火装置であって、前記点火回路は、前記イオン電流値のピーク値に基づいて、前記放電条件を調整する。
【0010】
本願の第3発明は、第1発明の点火装置であって、前記点火回路は、前記イオン電流値のピーク値基づいて、前記放電電圧の供給タイミングを調整する。
(【0011】以降は省略されています)
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