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公開番号2024150528
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2024111424,2022030029
出願日2024-07-11,2022-02-28
発明の名称情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び情報処理方法
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04L 67/131 20220101AFI20241016BHJP(電気通信技術)
要約【課題】より多種多様な内容のコミュニケーションに対応可能な仮想空間を提供すること。
【解決手段】利用者が利用者を表現する本人アバタを参加させる仮想空間の処理を行う情報処理装置であって、本人アバタを代理する代理アバタを呼び出して仮想空間に参加させる代理アバタ呼出手段と、第三者である利用者から代理アバタに対する依頼を受け付けた場合に、第三者である利用者の属性情報に応じて設定された代理アバタに行わせる処理の情報に基づき、依頼に対する処理を実行する代理アバタ制御手段と、を有することで上記課題を解決する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
利用者が前記利用者を表現する本人アバタを参加させる仮想空間の処理を行う情報処理装置であって、
前記本人アバタを代理する代理アバタを呼び出して前記仮想空間に参加させる代理アバタ呼出手段と、
第三者である利用者から前記代理アバタに対する依頼を受け付けた場合に、前記第三者である利用者の属性情報に応じて設定された前記代理アバタに行わせる処理の情報に基づき、前記依頼に対する処理を実行する代理アバタ制御手段と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記代理アバタ制御手段は、前記本人アバタが前記仮想空間に参加していない間に前記代理アバタが受け付けた前記依頼の内容と、前記代理アバタの利用者が行う必要のあるアクションの内容と、を対応付けた画面を表示させるためのデータを前記代理アバタの利用者の利用者端末に提供する
請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記代理アバタ制御手段は、前記第三者である利用者から前記代理アバタに対する依頼を受け付けたときの状況を記録しておき、前記記録を再生する操作を前記画面から受け付ける
請求項2記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記代理アバタに行わせる処理の情報は、前記第三者である利用者の属性情報に応じて前記代理アバタに行わせる処理の項目を、前記代理アバタが処理をする順序に沿って対話的に選択させる画面から設定を受け付ける
請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記代理アバタに行わせる処理の情報は、前記第三者である利用者の属性情報に応じた表示内容を含み、任意の文章の入力または定型文から選択させる画面から前記第三者である利用者の属性情報に応じた表示内容の設定を受け付ける
請求項1乃至4の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第三者である利用者の属性情報は、前記第三者である利用者が所属する組織の情報、前記組織における職位の情報、又は前記組織における部署の情報を含む
請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記代理アバタ制御手段は、前記代理アバタの利用者及び前記第三者である利用者が同一のドメイン情報である場合に、前記組織における職位の情報又は前記組織における部署の情報に基づいて前記第三者である利用者の属性情報を特定する
請求項6記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記代理アバタ制御手段は、前記代理アバタの利用者及び前記第三者である利用者が異なるドメイン情報である場合に、前記第三者である利用者の顧客情報に基づいて前記第三者である利用者の属性情報を特定する
請求項6記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記代理アバタ呼出手段は、前記代理アバタを前記仮想空間に参加させるための前記代理アバタの利用者の操作、前記本人アバタを前記仮想空間から退去させるための前記代理アバタの利用者の操作、又は前記代理アバタを前記仮想空間に参加させる設定時間に応じて、前記代理アバタを仮想空間に参加させる
請求項1乃至8の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
利用者が前記利用者を表現する本人アバタを参加させる仮想空間の処理を行う情報処理装置であって、
前記本人アバタを代理する代理アバタを呼び出して前記仮想空間に参加させる代理アバタ呼出手段と、
前記代理アバタに対する依頼を受け付けた場合に、前記依頼を行った利用者の属性情報が前記代理アバタの利用者を示していれば、前記代理アバタの利用者の属性情報に応じて設定された前記代理アバタに行わせる処理の情報に基づき、前記依頼に対する処理を実行する代理アバタ制御手段と、
を有する情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
コンピュータグラフィック技術を基盤とする仮想空間では、利用者が各々の分身(アバタ)を参加させ、コミュニケーションを行っている。例えば特許文献1には、ユーザの直接操作から自動操縦操作に変更したアバタ(以下、自動アバタと記す)を仮想空間に参加させ、他のユーザからの問い合わせに対して、ユーザが直接操作しなくても自動アバタにより対応する内容が記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、現実空間におけるコミュニケーションは、自分と相手との関係により多種多様な内容となる。したがって、仮想空間におけるコミュニケーションにおいても、多種多様な内容に対応することが求められている。しかし、従来技術の自動アバタが参加する仮想空間は、多種多様な内容に対応するコミュニケーション環境として十分でなかった。
【0004】
本開示は、より多種多様な内容のコミュニケーションに対応可能な仮想空間を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施形態は、利用者が前記利用者を表現する本人アバタを参加させる仮想空間の処理を行う情報処理装置であって、前記本人アバタを代理する代理アバタを呼び出して前記仮想空間に参加させる代理アバタ呼出手段と、第三者である利用者から前記代理アバタに対する依頼を受け付けた場合に、前記第三者である利用者の属性情報に応じて設定された前記代理アバタに行わせる処理の情報に基づき、前記依頼に対する処理を実行する代理アバタ制御手段と、を有する情報処理装置である。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一実施形態によれば、より多種多様な内容のコミュニケーションに対応可能な仮想空間を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。
本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
本実施形態に係る情報処理システムの一例の機能構成図である。
利用者情報の一例の構成図である。
仮想空間情報の一例の構成図である。
アバタ情報の一例の構成図である。
仮想空間の一例のイメージ図である。
代理アバタの概要について説明する一例の図である。
シナリオ情報を設定する処理の一例のフローチャートである。
依頼者の属性の設定の一例の説明図である。
代理アバタに実行させる処理内容の設定の一例の説明図である。
利用者に設定させる代理アバタの処理内容の一例の構成図である。
代理アバタに実行させる共通項目の設定の一例の説明図である。
表示メッセージの設定の一例の説明図である。
依頼者が社内の利用者であるか社外の利用者であるかに応じたシナリオ情報の一例の構成図である。
依頼者が社内の利用者であるか社外の利用者であるかに加えて、社内の利用者の職位を加味したシナリオ情報の一例の構成図である。
依頼者が社内の利用者であるか社外の利用者であるかに加えて、社内の利用者の部署を加味したシナリオ情報の一例の構成図である。
依頼者が社内の利用者であるか社外の利用者であるかに加えて、社外の利用者の面識有無を加味したシナリオ情報の一例の構成図である。
代理アバタを呼び出した仮想空間の処理の一例のフローチャートである。
属性の判定を行う処理の一例のフローチャートである。
属性の判定を行う処理の一例のフローチャートである。
属性の判定を行う処理の一例のフローチャートである。
属性の判定を行う処理の一例のフローチャートである。
特定したシナリオに基づく代理アバタの処理の一例の説明図である。
特定したシナリオに基づく代理アバタの処理の一例の説明図である。
特定したシナリオに基づく代理アバタの処理の一例の説明図である。
特定したシナリオに基づく代理アバタの処理の一例の説明図である。
特定したシナリオに基づく代理アバタの処理の一例の説明図である。
本人アバタの仮想空間への復帰時の処理の一例のフローチャートである。
シナリオ実行結果画面の一例のイメージ図である。
代理アバタに実行させる処理内容の設定の一例の説明図である。
属性の判定を行う処理の一例のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の各実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
【0009】
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。図1の情報処理システム1は、情報処理装置10、1台以上の利用者端末12、及び1台以上の利用者情報提供装置14を有する。情報処理装置10、利用者端末12、及び利用者情報提供装置14はネットワーク18を介して通信を行う。ネットワーク18は、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)である。
【0010】
情報処理装置10は、仮想空間を利用者端末12に表示させるための処理を行う。仮想空間とは、コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された現実空間と異なる仮想的な空間である。本実施形態における仮想空間は複数人の利用者が自分を表現する分身(アバタ)を参加させ、アバタを介して他の利用者とのコミュニケーションを図る空間である。
(【0011】以降は省略されています)

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