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公開番号2024149820
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2024137771,2023109453
出願日2024-08-19,2016-08-02
発明の名称利用者特定システム及び利用者特定方法
出願人株式会社東芝,東芝インフラシステムズ株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類G07B 15/00 20110101AFI20241010BHJP(チェック装置)
要約【課題】車内の者をより高い精度で特定することができる入退出システム及び入退出制御方法を提供することである。
【解決手段】実施形態の入退出システムは、車載器ID照合装置と、入退出管理装置と、入退出路側装置とを持つ。車載器ID照合装置の情報制御部は、入退出システムに侵入してきた車両の車載器の識別情報である車載器IDに基づいて、前記車両に乗車する者が所持する携帯端末の携帯端末IDを特定し、前記携帯端末IDを前記入退出管理装置に送信する。入退出管理装置認証処理部は、前記入退出管理装置が受信した照合情報に対して認証処理を実行する。入退出路側装置の入退出制御部は、前記認証処理の結果に基づいて入退出抑制部の開閉を判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車載器の識別情報である車載器IDと当該車載器の利用者を一意に特定可能な利用者情報とを関連付けたレコードを記憶する装置情報記憶部と、
管理対象の施設の近傍に設けられた入退室路側装置から、前記入退室路側装置が車両の車載器から受信した車載器IDを示す情報を受信する通信部と、
受信した前記情報が示す車載器IDと一致するレコードが前記装置情報記憶部に記憶されている場合に、前記レコードに係る前記利用者情報を取得する取得部と、
照合情報を受信し、取得した前記利用者情報と受信した前記照合情報とに基づいて認証処理を実行する認証処理部と
を備える利用者特定システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記照合情報は、前記利用者情報と照合することで前記利用者を特定するための情報である
請求項1に記載の利用者特定システム。
【請求項3】
照合情報は、定期的に生成される暗証情報を含む請求項1に記載の利用者特定システム。
【請求項4】
照合情報は、利用者により予め設定された暗証情報を含む請求項1に記載の利用者特定システム。
【請求項5】
前記装置情報記憶部が記憶する前記レコードは、さらに前記管理対象の施設の施設IDを含み、
前記通信部は、前記施設IDを受信する
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の利用者特定システム。
【請求項6】
前記通信部は、前記車載器IDを示す情報として暗号化された前記車載器IDを受信し、
前記取得部は、前記暗号化された前記車載器IDを復号化し、復号化して得られた車載器IDと一致するレコードが前記装置情報記憶部に記憶されている場合に、前記レコードに係る前記利用者情報を取得する
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の利用者特定システム。
【請求項7】
前記認証処理の実行結果に基づいて、前記管理対象の施設への入場または前記管理対象の施設からの退場を抑制する入退出抑制部の開閉を判定する入退出制御部
を備える請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の利用者特定システム。
【請求項8】
前記入退出制御部は、受信した前記情報が示す車載器IDと一致するレコードが前記装置情報記憶部に記憶されていない場合に、前記入退出抑制部を開門しない
請求項7に記載の利用者特定システム。
【請求項9】
車載器の識別情報である車載器IDと当該車載器の利用者を一意に特定可能な利用者情報とを関連付けたレコードを記憶する装置情報記憶部と、1または複数の情報処理装置とを備える利用者特定システムが行う利用者特定方法であって、
前記情報処理装置が、管理対象の施設の近傍に設けられた入退室路側装置から、前記入退室路側装置が車両の車載器から受信した車載器IDを示す情報を受信する受信ステップと、
前記情報処理装置が、受信した前記情報が示す車載器IDと一致するレコードが前記装置情報記憶部に記憶されている場合に、前記レコードに係る前記利用者情報を取得する情報取得ステップと、
照合情報を受信し、取得した前記利用者情報と受信した前記照合情報とに基づいて認証処理を実行する認証処理ステップと
を有する利用者特定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、利用者特定システム及び利用者特定方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ETC車載器から送信される車載器IDを利用して、マンションや商業施設の入退出抑制部の開閉を制御するシステムがあった。しかしながら、車載器から送信される車載器IDは車両に対応つけられたIDであるため、車内の者を精度良く特定することができない。そのため、高いセキュリティが必要な場所では上記のシステムを活用することができない場合があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-227996号公報
特開2009-294310号公報
【非特許文献】
【0004】
“マンション駐車場(マンションETCシステム)”、[online]、[平成28年5月24日検索]、インターネット<URL:http://www.furuno.com/jp/dsrc/case/enter_leave/>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、車内の者をより高い精度で特定することができる利用者特定システム及び利用者特定方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の入退出システムは、車載器ID照合装置と、入退出管理装置と、入退出路側装置とを持つ。車載器ID照合装置の情報制御部は、入退出システムに侵入してきた車両の車載器の識別情報である車載器IDに基づいて、前記車両に乗車する者が所持する携帯端末の携帯端末IDを特定し、前記携帯端末IDを前記入退出管理装置に送信する。入退出管理装置認証処理部は、前記入退出管理装置が受信した照合情報に対して認証処理を実行する。入退出路側装置の入退出制御部は、前記認証処理の結果に基づいて入退出抑制部の開閉を判定する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第一実施形態の入退出システム1の具体的な適用例を示す概略図。
入退出システム1のシステム構成を表すシステム構成図。
車載器100の機能構成を表す概略ブロック図。
携帯端末500の機能構成を表す概略ブロック図。
第一実施形態における入退出システム1の処理の流れを表すシーケンス図。
第二実施形態の入退出システム2のシステム構成を表すシステム構成図。
第二実施形態における入退出システム2において、事業者が車載器ID、施設ID及び携帯端末IDを紐付け登録するまでの処理の流れを表すシーケンス図。
第二実施形態における入退出システム2の処理の流れを表すシーケンス図。
第三実施形態における入退出システム3のシステム構成を表すシステム構成図。
第三実施形態における入退出システム3において、車載器ID及び携帯端末IDの使用が開始されるまでの処理の流れを表すシーケンス図。
第三実施形態における入退出システム3の処理の流れを表すシーケンス図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態の入退出システム及び入退出制御方法を、図面を参照して説明する。
【0009】
(第一実施形態)
図1は、第一実施形態の入退出システム1の具体的な適用例を示す概略図である。図1において、入退出システム1は、車両に搭載される車載器100を利用して、車両の入退出を制御するシステムである。
図1において、施設10は、周囲を塀等で囲われている。施設10には、その出入口に入退出路側装置200及び入退出抑制器600が設けられている。入退出路側装置200には、ネットワーク700を介して車載器ID照合装置300及び入退出管理装置400が接続されている。また、携帯端末500は車両の運転手などが有している。
【0010】
車載器ID照合装置300は、例えば、政府等の外郭団体が管理する専用の情報処理装置等である。入退出管理装置400は、携帯端末IDと施設可変暗証情報と車載器ユーザが予め設定してある更新されない携帯端末暗証情報とを対応付けた認証情報テーブルを記憶する情報処理装置である。ここで、携帯端末IDは、携帯端末500の識別情報である。携帯端末IDは、他の携帯端末IDと重複しない値であればどのような値でもよい。携帯端末IDは、例えば、メールアドレス、シリアル番号、MACアドレス等であってもよい。携帯端末暗証情報は、車載器ユーザにより予め認証情報テーブルに記憶される情報である。施設可変暗証情報は、入退出管理装置400により定期的に生成される暗証情報である。施設可変暗証情報は、例えば日毎など短い周期で変更される情報である。このため、施設可変暗証情報は、車両に乗車する者であっても通知されるまでは知りえない情報である。施設可変暗証情報、携帯端末暗証情報及び携帯端末IDの組み合せを以下「照合情報」という。
(【0011】以降は省略されています)

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